H.A.L.'s Brief News
発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18
ダイナミックオーディオ5555
TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556
H.A.L.担当 川又利明
2026年9月19日 No.1875
 H.A.L.'s Circle Review 5000号記念企画 Messages from the companies-Vol.10

私は会員あってこそのハルズサークルであると同時に、多くの取引先
各社のご協力あってこその私でありハルズサークルであったと考えおり、
支えて頂きました各社からのメッセージを皆様にお伝えすることも
使命の一つとして本紙面におきましてご紹介させて頂く事にしました。

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Vol.10「その信念に基づいてH.A.L.'s Circleを続けてください」

株式会社 太陽インターナショナル 代表取締役社長 内田眞一 様より
https://taiyoinc.jp/

■川又より

内田社長というよりも内田さんという方がしっくりくるというものです。
これまでは冒頭に頂いたメッセージを紹介しましたが、今回は私の思いを先に
述べさせて頂きまして、最後に内田さんからの寄稿を紹介させて頂く事にしました。

もう30年以上のお付き合いとなりますので、この業界における先輩でもあり、
やはり“戦友”という表現がぴったりという感じです。

さて、ここで私の随筆「音の細道」に関してちょっと述べてみることにしました。

「音の細道」をネット検索すると、こんな本が出ている事を知りました。
でも私の方が13年ほど早く「音の細道」というタイトルを発表していました。

株式会社 幻冬舎 「音の細道」群ようこ:著 2005.06.23発売
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344007918/

そこで更にAI検索してみると次のように回答されました。

「ダイナミックオーディオ5555のWebコラム・レポートシリーズである随筆『音の細道』は、
 同店最高峰フロアである7階「H.A.L.」の担当・川又利明氏が執筆している長寿コンテンツです。

 実体験に基づく濃密な試聴レポートや独自のオーディオ哲学をつづった内容として、
 ハイエンドオーディオファイルの間で広く知られています。

 過去のアーカイブは、ダイナミックオーディオ5555の7F公式ページから閲覧可能です。
 詳細については下記リンクにて」

という事なのですが、これこそ内田さんとの関わり合いを語るのにふさわしい
コンテンツということで軽く紹介させて頂きます。

下記リンクで見られるページは1990年代にワープロで書き綴ったデータを保存
していたフロッピーディスクから読みだして転記したもので読みにくいのですが、
その抜粋を引用しながら私の思い出語りとして軽くお付き合い頂ければと思います。

もし抜粋の文章から興味が引かれるものがありましたら、読みにくいですが
ご一読頂けましたら何よりです。でも無理しないでください(笑)

★内田さんのメッセージに直行したい方は遠慮なくスクロールして頂いて結構です。

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第1話「音の畑」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto01.html

会席料理の膳に盛られる器のこだわり、障子の間から眺める静かな庭園の趣き。
あるいは、輝くシルバーが影を落す純白のテーブル・クロス、その上には繊細な
色合いを縁取る皿がシェフの自慢の一品を待ち、傍らのソムリエは微笑みながら
ゲストの表情を気にしている。

世界中の食文化がこの東京で味わえるようになってから数十年、この様な場面
での環境と雰囲気のこだわりを客は求め歓迎している。

音と音楽は味わうものである。高価なオーディオ製品を扱う店が、その店頭での
音質をどう考えているか。

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第2話「新世代スピーカーの定義を考える」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto02.html

アブソリュート・サウンド編集長のハリー・ピアソン氏は、同誌の1990年11月
12日号誌上において〈AVALON ACOUSTICS ASCENT2〉に対して行った評論の中で
非常に興味深い記述を残している。

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第19話「オーディオのサムシング・エルス」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto19.html

1994年11月4日、池袋のサイシャインシティープリンスホテルでは弊社が年に
一度開催するイベントであるマラソン試聴会の準備のため、20社以上のメーカーが
搬入の真っ最中であった。

中略

とあるメーカーのプリアンプを台車に乗せて持って来る人を見かけた。
私も仕事上60kg程度は素手で持ち上げてしまうのだが、この忙しい最中にプリアンプ
程度を台車に乗せて来るとは何事かといぶかったのである。

じれったくなった私は、「いいですよ、ここからは私が持っていくから」と、
少々お年を召されているメーカーの人にいたわり半分、情け無さ半分で言いました。

「まったく、プリ一台をご大層に台車で運んでいたんじゃ仕事になりゃしない…」
などと心中でブツブツ言いながら、そのプリアンプに手をかけ…ウーン。
「エッ、なんだコレ…。」持ち上がらないのです。

中略

片手で持てるのがプリであり、指一本で動かせるのがプリアンプではなかったのか。
そのプリアンプとは、待つこと久しい待望のジェフローランドの新作コヒレンス
Coherenceである。電源部と本体の両方で40Kgを超える重量というから驚いてしまう。

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第15話「音楽の絵画的鑑賞法による近代スピーカーの進化論」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto15.html

1994年6月3日、米国ウィルソンオーディオから大変うれしい予期せぬプレゼントが届いた。
本国のオーディオ誌にも発表されておらず、ましてや日本のオーディオ誌にも掲載された
事のない新製品である。WATT5とPUPPY5がそれである。

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 第23話「ジェフローランドは斯く語りき」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto23.html

1993年5月、日本では華やかにプロサッカーJリーグがスタートした。
この年の8月には俗に云う55年体制の自民党単独政権が崩壊し、7党1会派による
連立政権である細川内閣が発足し、当時55歳という若さの細川護煕氏が率いる
この内閣は歴代最高の69.6%という高支持率を得た。

中略

私の手元に大変可愛らしい赤ちゃんの写真が届いた。この写真には赤ちゃんの顔しか
写っていないのだが、左の頬にはシンボルマークである二つのトライアングルと共に
大層ほこらしげにジェフローランド・デザイングループと英文字で描かれているのである。

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第32話「オーディオの相乗効果」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto32.html

1996年1月19日もとっぷりと日が暮れて、この日もすっかり暗くなった東京は、
今にも雪が降り出しそうな寒波と小雨に見舞われていた。

一年ぶりに私のもとを訪ねてくれた二人のアメリカ人紳士を見上げながら、
思わずこう尋ねてしまった。「デュー・ユー・リメンバー・ミー!」 

中略

紳士とはかくあるべきという手本のようなお二人は、今や世界のハイエンド・
オーディオ界で知らぬ人がいないほどの存在となったデヴィッド・ウィルソン氏と
ジェフ・ローランド氏である。

予想以上の人々が詰めかけた私のフロアーは満席状態であった。
大きな拍手に迎えられ、何度も御辞儀を繰り返しながら席に着くお二人の姿と
会場の光景を見ながら、販売には直接関係しないこんな企画もたまには良いものだと
しみじみと思われた。

お二人のゲストとご来場の皆様がこんなにも喜んでくれるのであれば、オーディオを
通じて満足と付加価値を販売するという、私の仕事の真の目的が高いレベルで
果たされたという立派な証となったようだ。

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第36話「ダイエットに成功したスピーカー」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto36.html

1991年シカゴCESにおいて、ヘィルズのフラッグシップ・モデルのプロトタイプを
平然と自社のデモ・ブースで採用した人物がいた。
何を隠そう、あのジェフローランドがその人である。
従来からアヴァロンとカルダスを使用してきたのだが、カルダスは従来通りとして
突如ヘィルズを採用したのだから、当時としては様々な憶測と期待を撒き散らした
のも無理からぬところであった。

中略

1996年4月20日、大場商事株式会社の内田常務がカジュアルな軽装で一人の
アメリカ人を伴って私を訪ねて来られた。そのアメリカ人は恐らく30代前半と
思われるスマートな青年で、差し出された名刺にはH・D・Gと記されている。
名前はスコット・ブルックス

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第42話「オーディオの芸術家」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto42.html

1991年米国シカゴで開催されたCESにおいて、当時プロトモデルであったヘィルズの
システム1リファレンスを突如として自社のデモ・ブースで採用し、ヘィルズの
知名度を大きく高めてしまったのがご存じジェフローランドその人である。

96年1月にデヴィッド・ウィルソン氏とジェフローランド氏の両巨頭を私のフロアーに
お招きして開催したセミナーの席上で、ジェフローランド氏はこのような思い出話しを
語っていたのを思い出す。

「まだ駆け出しの頃、やっとの思いでプロトタイプのモデル7を完成させたとき、
 すぐさま持ち込んで聴いてもらったのがデヴィッドのところだった。
 大きなアンプなのに、コンパクトなアンプと変わらぬスピード感が大変素晴らしいと
 評価されたときには大変うれしかった」

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第43話「GOD SOUND」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto43.html

このような文章を書くようになってからすでに四年がたっている。
最初は販売促進の一助になればという漠然とした気持ちから書き始めたのだが、
次第に何故書きたくなるのという自分自身の執筆に対するエネルギーの源を分析する
ようになってきた。

そして、私は根っからのアマチュアであるという事実に気がつく。
私の本業はあくまでもハイエンド・オーディオのセールスである。

販売に関してはプロなのだが、文章を書くのはアマチュアであると思う。
それは、人から依頼された対象を、暗黙のうちに評価を期待された内容で書くという
ことが出来ないからである。

この事実をもとに、執筆に対するエネルギーの出所はどこかということを考えると
意外と簡単に結論が出て来る。

ユーザーに購入意欲があるように私にも執筆意欲がある。
そして、私にもユーザーの購入動機と同じように執筆したくなる動機があるのだ。

言い替えれば、相当高度であると自負する私の経験から発祥するレベルにおいて、
この私が感動するという単純でありながら大変強力なインパクトこそが執筆の
気力となっていることを認めざるを得ないのである。

思い返せば、アヴァロンがこんなものを作るつもりらしい、と輸入元からオザイラスの
スケッチを頂いたのは三年も前のことである。

その時は、まだ名前も決まっておらず、私の印象には強く残ったものの記憶の
中では敢えて呼び起こさないと思い出せない程度の存在であった。

そのスケッチを元に私が書き上げたのが下記。
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/pho/zu-oto43.gif

さて、1997年4月23日、いよいよ待ちに待ったオザイラスの搬入の日である。

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第45話「美音倶楽部」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto45-01.html

昨年はオザイラスというビッグモデルを引っ提げて来日したアヴァロン社の社長である
ニール・パテル氏は、今回もアイドロンの入荷にタイミングを合わせて来日された。
4月10日国内のオーディオ店では唯一今回も私のフロアーに立ち寄って下さったようだ。

https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto45-02.html
98年2月25日のことである。日本では公開されていなかったブランドによる新着の
コンポーネントが私のフロアーに持ちこまれた。数年前から噂には訊いていた
ロックポート・テクノロジー社のアナログプレーヤーシステムである。

https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto45-04.html
それを趣味という範疇で楽しみながら、多くの コンポーネントとユーザーが集う
ということで「美音倶楽部」という今回の主題を思い ついたのである。

H.A.L.のもう一つの意訳が「美音倶楽部」である。
数多くの最高 レベルのコンポーネントと、最高レベルの情熱を持つ人間が集う
この倶楽部は随時新規会員を募集している。

その入会資格はたったひとつだけ。ミュージック・ラヴァーであること。

https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/oto/oto45-05.html
ただ驚くべきことに、私の店では採寸と仮縫いは無料なのです。

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実は以上すべての仕掛け人が内田さんだったのです。いい音、素晴らしい音に
飢えていた(笑)若かりし頃の私に世界的ハイエンドオーディオというエサを
投げて下さり、それに見事に食らいついたということだったのです。

ダイナミックオーディオが初めてホームページを開設したのが1996年でした。
その4年後に「音の細道」というコンセプトをメールマガジンという方法で
発信していこうという起源は内田さんによって形作られたと言っても過言では
ないだろうと懐かしく思い出されるのです。

以前に頂きました投稿を参考としてご紹介しておきます。

株式会社太陽インターナショナル  代表取締役社長 内田眞一
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1036.html

この当時も同様に「音の細道」を引き合いに出していましたが、それから現在に
至るまでも内田さんが投げてこられるエサに相変わらず私は食いついています。

H.A.L.'s One point impression!! - dCS Varese System
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1810.html
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1833.html

前置きが長くなってしまいましたが、上記の歴史あるお付き合いをして頂いた
内田さんからのメッセージを感謝を込めて下記にご紹介致します。
ありがとうございました。

■株式会社 太陽インターナショナル 代表取締役社長 内田眞一 様より
https://taiyoinc.jp/
下記リンクを開いてご覧下さい
https://www.dynamicaudio.jp/s/20260830144056.pdf



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