No.0571 2013年6月28日
 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report-GLASS CD 

Vol.13「デジタルリマスタリングしたんじゃないかと思うくらい音質に差が!!」

埼玉県上尾市 T T様より

この訪問記ではお世話になりました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0029.html
 
前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0650.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0646.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0645.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0644.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0560.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0619.html

最近うちのメインシステムを聴いていると「抜けが足りないなぁ〜」と感じるようになった。
私がいつも聴くメインは美人女性J-POPボーカリストなのでROCKサウンドでも
何かスコーンと抜けたものが欲しい。
H.A.L.Iのようなエアボリュームはないものねだり。でも…と思う。

そこでシステムのセッティングを見直し、H.A.L.Iでの川又さんのセッティング
方法を真似てBlack Ravioli風に自作インシュレーターを改良したのと共に
コンポの脚ではなく、本体の底板に挿入し支えるようにする事にした。
それでも微妙に良くはなっているが、まだ自分のイメージとは違う。何かが足りない。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0644.html
前回のリポートはH.A.L.Iで実際にGLASS CDを処理・未処理を聴き比べ購入に
至った経緯であったが、今回は自宅システム、ホームグラウンドのフィールド
でに持ち込んでの処理・未処理違いの聴き比べリポートである。

まずはSEC AUDIOのHPを見て作業手順のおさらいをする。
説明には新しく出荷されたCD表面には薄く油が塗られているとあるが、実際に
CD WASHで拭いていくとCDの中にはGLASS PAPERが薄くだが黒ずんできて驚く。

CD WASHは揮発性が高く拭いているそばから蒸発する。
事前にクリーニングするのは必要なようだ。

GLASS CDはCD盤に2滴垂らすとあるが、まんべんなく均一なコーティングの
ためには惜しんではならないGLASS CDは軽油のにおいがするので揮発はするが
CD WASHよりは時間に余裕がありそうある。

作業に熱中していつの間にかGLASS CDの液体は手に付いてしまうが、しばらく
すると白い微粉末になる。この白い微粉末はあやまってGLASS CDの瓶を普通に
部屋の中に放置させると瓶内でも液体から変化する。

熱・水分・光に反応するという。その意味で(微粉末が今度は研磨剤になって
しまう)目には見えなくても影響がありそうなのでGLASS PAPERも汚れてきた
ら新しいのにまめに交換する。

また大事だなと思ったのは事前の手洗い。
CDラックのCDは多少砂埃や繊維状の埃をかぶっているものである。

CDを大量にセレクトすると手が汚れてくる。
できれば事前に作業するところの床面の清掃もしたい。
ナノレベルの事象の処理をしているのでホコリは大敵である。

あと目で見える管理としてGLASS CD処理を施したCDのケースには赤丸シールを貼った。
2000枚を超えるCDがあるのでGLASS CD処理したか否かを覚えるのは不可能に近い。

前置きはこれくらいにして比較試聴。
ホームである自宅ではどのような違いを見せてくれるのか。

GLASS CDを処理されたCDを一聴すると「おとなしめになった」という言葉が一番的確か。
ちょっと拍子抜けした気分。

しかし、よく聴いてみると雑味が無くなり楽器のパートの別れ具合が分かり、
しかも、しっかりとした音像を見せる。一番大事なボーカルはより鮮明になり、
余韻成分が広がる。声の高音部での張りが違う。

全体のノズフロアーも下がっている。これが少しボリュームを上げて聴こうと
いう気になり、これが冒頭の抜けの良さにつながるのである。

逆に言えばノーマルCDでは知らず知らずのうちに「雑味」や「ノイズフロアー」
の影響で音量を上げる行為の妨げになっていたようである。

次に同じCDでGLASS CDを処理したものと未処理のものを用意。
デジタルリマスタリングしたんじゃないかと思うくらい音質に差が現れた。

少なくとも同じマスターでも高品位CDのHQCDやBlu-spec CDにしたくらいの
差があると言ったら言い過ぎか。特にアコースティック構成では顕著に感じられる。

これを受けて「これは」と思うCDは片っ端からGLASS CD処理している。
じっくり丁寧に行えばコツが分かってくる。

GLASS CDの液体に一度CD記録面をたっぷり浸すような感じである。
何事もケチってはダメ。GLASS PAPERも必要に応じてどんどん使っても100枚もあるのである。

費用対効果は高い。手軽にガラスCDに近づくのである。かつてPADのシェアの
時のようにGLASS CD処理したCDを聴いてしまうとノーマルCDは聴けないくらい、
私にとってはGLASS CDはオーディオライフに欠かせないアイテムの一つである
と言っても過言ではない。

もう人生半分はとうに過ぎている。無駄な事はしたくない。オーディオでは
悪い録音のお皿を聴く時間がもったいない。より良くCDが聴くことができたら
ハッピーではないか。

画期的で素晴らしいコストパフォーマンスに優れたオーディオアクセサリーを
開発されたメーカーに感謝すると共に、紹介して下さった川又さんにも感謝を
申し上げます。

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川又より

T T様ありがとうございました。私が推薦したものは時間が経っても良いものは
良いという事で、継続して皆様に推薦とご提案をしているものです。
律儀に試聴レポートをお送り頂きました事を大変嬉しく思い感謝しております。

GLASS CDは付け過ぎによるアクシデントが発生する可能性がありますので、
私からは敢えて説明書通りの二滴を適量として推薦致します。また、塗布した
後には換装する前に速やかに盤面に伸ばして下さい。

塗ってから時間が経つとGLASS CDは被膜となってしまいCDの再生が出来なく
なってしまう可能性がありますので、その点だけはご注意下さい。

こんな簡単な原則さえ守って頂ければ何も難しいことはありませんので、皆様の
ディスクに施工するだけで音質向上があり効果は半永久的です。推奨します!!



担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

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