2020年9月4日 No.0722
 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-ESOTERIC Grandioso C1X

Vol.2「聴けば一目瞭然どれも期待以上!知らず知らず高音質音源を聴きたくなってしまう!」

東京都大田区 K.T 様より

H.A.L.'s One point impression!! - ESOTERIC Grandioso C1X
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1612.html

最新の投稿をご紹介致します。
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0719.html

Vol.6「足し算の原理を考えると効果過剰となってしまわないのか?」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_moni0630.html

前回の投稿をご紹介致します。
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_moni0628.html
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_moni0624.html
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0713.html

これまでの投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0612.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0674.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0609.html

下記のページでも紹介させて頂きました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0665.html

K.T 様の代表的な使用コンポーネント

DEVIALET Expert 1000 Pro (¥4,300,000.)
https://www.devialet.com/ja-jp/expert-pro-audio-system/

MAGICO S7 (M-CAST 1Pair¥9,500,000.)
http://www.electori.co.jp/magico.html

ESOTERIC Grandioso D1X(¥3,500,000.)
https://www.esoteric.jp/jp/category/grandioso

Vol.6「足し算の原理を考えると効果過剰となってしまわないのか?」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_moni0630.html

★実は…、上記のレポートにもありましたように私からお送りしたTransparent
 OPUS Power Cordを返却のためにわざわざご来店頂きました事から今回の投稿へと
 つながってきたというエピソードであり、この段階ではHybrid-ANKHに関しては
 未公開新製品なので匿名にということでお願いしていたことを追記しておきます。

日本音響エンジニアリングHybrid-ANKHによるH.A.L.の劇的な音質進化!
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1602.html

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ダイナミックオーディオ5555
店長 川又さま
 
お世話になります。
先日はお時間を割いて頂いてありがとうございました。
 
C1X(とD1XとのESLA接続)の感想ですが、冒頭に聴かせていただいた
Johon Willams Iive in Vinnaの一曲で、それぞれの楽器の音の密度、
エネルギーの高さ、定位とダイナミックレンジ、そしてどのローからハイにかけて
どのレベルでもテクスチャーが飛んだり、つぶれたりしない安定感が出色です。
 
聴きなれた(川又さんが好きになれない(笑))ハーンのバイオリンでは、
それらに加えてD1Xでも大変気に入っている色彩感の多彩さが素晴らしく、
バックのオケをまさしく情景として、ひばりが舞い上がるさまがこれほど演奏で
情景描写できていたのかと驚きました。

ちなみにこの曲は以前(別のスピーカーでしたが)OCTAVEのJubilee Mono SEで
試聴させて頂いたことがあり、その時の再生が最高だと思いつつも、真空管に
縁のない自分には特殊な環境でだけ得られるものとして諦めていました。

今回はその時に感じた興奮を、しかも半導体のアンプで呼び起されて非常に驚きました!
 
というか、これ以後は次期プリアンプはこれにしようと思って、買って後悔する
欠点がないかも慎重に試聴を続けました。
 
たとえば、BISのBeethovenで小編成のスピード感や対向配置された弦パートが
左右奥行きを含めて移動していく様は躍動感を含めて圧巻でしたが、
それは新世代のGrandiosoなら当然として、金管と木管の質感の違いが得手不得手なく、
突き抜けるようでも耳をつんざくことなく、やわらかさを湛えながら漠然とした
ものにならないこと。

さらにBIS録音とロックのライブ盤の温度感の違いの表現力では、厚みとエッジが
効きすぎてゴージャスすぎるBISや高品位が目立ちすぎて冷静でイマイチのれない
ロックなどになっては興ざめですが、冷静・精緻・クリアー、熱狂・発狂・
アンコントローラブルの間で偏りがないか、振れ幅は?などなど。
 
聴けば一目瞭然、どれも期待以上でした!

しかも、今回は素人にもわかりやすいようにと、おろしたてのC1と鳴らし比べに
して頂いたので(“あの”C1が前座!)、何がどう変わったのかが手に取るように…!
 
実は想定内の向上シロなら、C1で節約と甘く考えていたのですが、取らぬ狸の…でした。

新生代のGrandiosoシリーズの表現力の拡大と温度感の良さと比べると、先代は
わずかに細かさや律義さや透明感のよさに傾き、やや緊張を強いるところが
あったんだなと(比較して初めて)気が付きました。

知らず知らず高音質音源を聴きたくなってしまう!

X世代になって、透明さをバックに多彩な表現がスムーズに綾なす情景が視覚的に
体験できるほどで、ついにここまでと感慨がひとしおです。

大好きなのに、録音が…という残念ソースも見捨てず楽しませてくれる。
ま、ここまで音で楽しめてしまうと、また音楽が聴けないと感じる向きもありましょうが…
 
ESLAですが、D1Xとだったらこれ一択かなと思います!

こうした方式は聴き比べたことがなかったのですが、以前KRELLや、今だと
stellation Audioなどの方式があったと思います。

いずれも独自仕様だからか、メディア受けの問題かあまりもてはやされた記憶がありません。

ESLAも長距離伝送ならともかく、こだわるほどのことではないのかとあまり期待して
いませんでしたが、DACと並んで置かれているプリまでのごく短距離の伝送でも、
さらにスムーズかつ音の密度が上がって出てくるエネルギーも強く、バイオリンにしろ
ギターにしろ倍音の表現力が段違いに。

同じXLRケーブルを使うなら、この接続を避ける意義はないなと感じました。
(あ、耳の良い奥さんに、買い替えたのをばれないようごまかすことはできるかなぁ?)
 
一年くらいかけてDevialetに代わるアンプを選んでいこうと思っていましたが、
率直に言って、ある一点の懸念を除いてもうこれで決まりかなと思います。
(ラックの配置と電源の問題は解決できそうです(笑))
 
ある一点とは、機能や性能の欠点ではなく、きたるべきM1の後継機(X?)の
土壇場でまさかの価格上昇(500~600万円とか)でC1X+M1Xが手の届かないレンジに
行ってしまう可能性です(笑)
 
ここまできてせこい話題で申し訳ありません。

そこで、仕事で悶々としている間に購入計画を検討したのですが、いくつか
伺いたいことがあります。
 
■川又より…商談内容に接するため中略とさせて頂きました。

お忙しい中恐縮ですが、お時間がありましたら相談に乗っていただければ幸いです。

いますぐC1Xがほしいのは本当です。。。

でもC1Xをプリにするとしたら、M1も、しかもX世代でないと
画竜点睛を欠くのかなと。。。毎度の素人考えですが。

地道に一歩一歩オーディオを楽しめればいいのですが、多忙さもあり、
いいソムリエからアドバイスをもらって料理に合うワインを選んでもらうという
楽しみ方を選んでおります!
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

K.T 様 ありがとうございました。しかし、参りましたね〜最後の一言には(笑)
オーディオのソムリエですか…、何だかこそばゆいお言葉ですね〜^^;

でも、私が聴いて評価し推薦するものに間違いはありません!
そういう意味では皆様の選択肢をご提案するという仕事にはぴったりの表現かも!

そこで思い出すのは何度も聞いたヤナセのラジオCMの一節です。
https://www.yanase.co.jp/company/cm/

上記サイトの下の方に実際のラジオCMが聞けるリンクがあるので是非どうぞ。

「クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている。」

という一節がとても好きなのです。

オーディオはつくらない。オーディオのある人生をつくっている。

と、私は言いたいのです!

転職経験のない私はダイナミックオーディオ一筋の人生でした。
そして、これからも変わらない事でしょう。

皆様にオーディオのある人生を提供できることを誇りに思っています!

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!


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