2017年6月6日 No.0668
 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-Sonusfaber/Homage Tradition

Vol.1「それほど敏感にありのままのシステムの状態をリスナーに訴えかける!!」

埼玉県上尾市 T T様 他の皆様より

2017年5月17日 No.1390にて公開した試聴会にご参加頂きました皆様より早速の
ご感想を頂きましたのでご紹介致します。(一部無記名にて掲載致しました)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1390.html

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川又さん

昨日はありがとうございました。
3機種共 良い聴かせどころがあり参加して良かったです。

今迄にも何度かスピーカーの買換えを考えて来ました。
しかし、今のスピーカーの実力を引き出し切っていないと思い直し、
買換えを踏み止まって来ました。

一つには、自分の最も重視する点で負けていないと、帰宅後にやや無理矢理にでも
自分を納得させる事が出来たからです。今回もそうなる?

相反する感情で聴くこと暫し....ヤバイなヤラレタな暫く悩む事になりそうです。

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川又様

昨日はSonusFaberの"Homage Tradition"3機種を試聴させていただきありがとうございました。
思えばH.A.Lで初めて試聴させていただいたスピーカーが同社のAidaでした。

あの頃はしばらくオーディオから遠ざかっていた事もあり初めて聴くAidaにただただ
圧倒されて感想にもならない文章(今読み返すと赤面する)しか書けませんでした。

そしてこの度川又様が「100点満点!」とメールマガジンで絶賛するスピーカーが
SonusFaberの最新機種だったので試聴前から特別な縁を感じていました。

実は最初のマーラー交響曲第1番第2楽章で既に心を鷲掴みにされていました。
冒頭の弦楽合奏が始まった瞬間から「ああ、モニターライクなハイエンドオーディオ
サウンドとは別にこういう世界もあるのだ」と聴き惚れていました。

そして伊福部昭のBallata Sinfonicaを聴いた時には「やられた(褒め言葉)」と思っておりました。
私も同盤は数えきれない程聴いておりますがここまでの体験は滅多にありません。

「B&Wが刺身ならSonusはカルパッチョだな(どちらも極上のもの)」などと
相変わらず稚拙な言葉で恐縮ですが両者を比較しておりました。
2時間の至福の時間をありがとうございました。

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川又様

いつもお世話になっております。
昨日は貴重な試聴会にご招待いただき誠にありがとうございました。

私は普段はJAZZをメインに聴いているのですが、最近、川又さんのBrief Newsで
取り上げられている曲や昨日選曲されていたCDを自分で取り寄せてみて、
じっくり聴いてみることで少しづつ自分の曲の範囲が広がっており、それを
嬉しく思っています。

まさか自分がクラシックを聴くようになるとは思ってもいませんでした(笑)。
オーディオ機器に対する知識が深まると同時にこのような副産物を得られるとは
まったく予想していませんでした。ありがとうございます。

さて、Sonusfaber Homage Traditionの音にに関してですが、素人の私がこう書く
のもおこがましいのですが、川又さんの分析されたとおりAmatiの完成度が際立って
いるように感じました。それでは今後ともよろしくお願いいたします。

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川又様

お世話になります。
本日は直前の申し込みにもかかわらず、参加させていただき、おまけに誕生日
サプライズプレゼントまで戴き、本当にありがとうございました。

大変楽しく試聴させていただき、あっという間の2時間でした。
ほかの参加者が皆さん真剣(というか静か!)に聴いておられたので、私も音の渦に
巻き込まれていつになく集中して試聴いたしました。

セラフィとアマティの違いがEarn itで良くわかりました。
アマティの低音は病み付きになりそうなヤバイ音でした!

ヒロの低音にも負けない解像度の高い、良い音でした。
低音の違いのせいか、高音の透明感もアマティが頭一つ抜きんでていると感じました。
買うなら、アマティでしょうが、先立つものがない、、、涙。

ガルネリのサイズを超えた低音も素晴らしいと思いました。
比較しなければ、まさに100点でしょう!

セラフィのちあきなおみも大変リアルで存在感のある声でした。
3台とも100点~150点で間違いないと思います。
繰り返しますが、本日は本当にありがとうございました。

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川又 店長 様
先日は、貴重な体験の場を設けて頂きまして、ありがとうございました。
2000年から長年聴いてきました、Sonusのクレモナの更改時期かなと考え代替え
機種の検討を始めています。

下位機種のVENEREーSから、Olympica III、Serafino Traditionと試聴を重ねて
比較検討を考えています。 また、ご相談に伺いますので、宜しくお願いします。

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川又 様

昨日の試聴会たいへん堪能いたしました。
ありがとうございました。
AmatiとSerafinoにつきまして見積もりをお願いいたします。

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埼玉県上尾市 T T様より

この訪問記ではお世話になりました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0029.html

前回の投稿 ⇒ No.0607 2016年10月22日 
H.A.L.'s Monitor Report-E.M.G-board+ RELAXA 530の威力を確認!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0607.html

H.A.L.'s Monitor Report-E.M.G-boardの威力を確認!!
Vol.14「バズーカ砲的破壊力で一気に音質向上を達成するオーディオボードである!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0591.html

「新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0662.html

実に歴史がありますね〜。ありがとうございました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0571.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0650.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0646.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0645.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0644.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0560.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0619.html

Sonusfaber Homage Traditionシリーズの聴き比べ試聴会に(6/3土曜日)伺いました。
ダイナ5555店も久しぶりなので恒例(?)の各フロアーで担当者に挨拶回り。

開始時間を5分遅刻して入室、失礼しました。実は1Fで塘田さんとハイエンド
ヘッドフォン&ヘッドフォンアンプの話で盛り上がり、矢部さんには特別に
エソテリックSACDを手配して頂いて購入。

うっかり予定の時間を過ぎて防火戸の閉まった7Fに到着。

当然他の皆さんお集まりで、ちょうど川又さんの事前説明が終わり、これから音出し
という事で席に着いた。

一曲目はお馴染み小澤征爾指揮のマーラー(マーラー交響曲第一番「巨人」第二楽章 
小澤征爾/ボストン交響楽団)から床に振動が伝わるほどの低音。

「いいんじゃない」と聴き入る。

一曲を3機種揃ったSonusfaber Homage Traditionシリーズをつなぎ替えていくと
同じタイミングで試聴側の席を時計回りに一つずつ移動。

川又さんのつなぎ替え作業で、今さっき音が鳴っていたのが一番小さな2wayの
Sonusfaber GUARNERI Traditionと分かり一人で驚く。

B&W 805シリーズもそうだが十分な低音の質感&量感。
川又さんが100点満点をつけたのもうなずける。
誰もいなければスタンディングオベーションをしていたところだったろう。

次はSonusfaber SERAFINO Tradition。
位置的にも価格的にもこの後のSonusfaber AMATI Traditionと中間。

さすがに弦楽器にぴったりはまるのは以前からの系譜を引き継ぐ。
Sonusfaber Homage Traditionとの違いは「低音」。

ダブルウーハーになり余裕が感じられる。当然量感とともに質感が変わる。
中高音域はいい勝負。でも響きの余韻の美しさ「おっ!」と注目。

次に私も注目しているSonusfaber AMATI Tradition。
もうポンっと音が出た時点で次元が違う。

目の前で音が「パシッ」はじける。
少ないと思われるが100[V]の導線がショートしているのを見たことがある人は
少ないと思われるがいると思われる。
しかし200[V]がショートして眩(まばゆ)い光を見た事がある人は滅多にいないであろう。
触れた導線の部分が瞬間的に目もくらむような光と「バシッ」という大きな音と
ともに蒸発する。

それほど鮮烈に音が切れ込む。全てにおいてブラッシュアップされている。
今までのソナスって「弦楽器に特化しているんでしょ」と思うくらいストリングスの
再生音は天下一品と言っていいだろう。

しかし新シリーズは違う。これはこれからかけられていくジャンルの料理が物語る。
オールラウンダー。奇しくも同じく今年リリースされたB&W 800D3といい勝負、
いや勝る部分もある。しかもB&Wのフラッグシップ 800D3より90万も安い!ここ大事。

このパフォーマンス。ハイエンドの世界でコストパフォーマンスを引き出すのは
ナンセンスだが、このSonusfaber AMATI Traditionはハイエンド界のハイコスト
パフォーマンスと私は太鼓判を押す。

私は今までどちらかというとSonusfaberのスピーカーと聞くと先ほどのように
オーケストラ向きだが、私の専門分野であるJ-POPのような打ち込み系の音楽再生は
ちょっとと思っていた。実

際聴いてみてもそうであった。今までは・・・。

だが、Sonusfaber AMATI Traditionは違う!オールラウンダーなのだ。
それも相当ハイレベルで。川又さんが150点をつける訳である。

これは全てのオーディオマニアに聴いて欲しい。
「Sonusfaber?」と色眼鏡で見ていた方は目から鱗である。

冗談抜きにその演奏に後頭部を鈍器で殴られたような衝撃を受けるであろう。
 当日、面白かったのはロドリーゴ・レアン&ヴォックス・アンサンブルの
「アヴェ・ムンディ」の聴き比べ。

川又さんが最初に流したのはアルバムimageのCD盤から。
皆さんご存知の名盤imageというとSACD盤が有名。
「image」を聴くなら音質的に勝るSACD盤だが、何故CD盤の方をあえて聴かせたのか?
その後オリジナルアルバム盤と3通り聴きました。

家に帰って同じくimageのCD盤、SACD専用盤を持っていたので聴き比べた。
結果は同じ(気付かなかったなぁ)。「ドリーゴ・レアン&ヴォックス・アンサンブル
「アヴェ・ムンディ」を聴くのならimageのCD盤に限る」。

結論を言ってしまうとCDよりSACD盤が当然音質は良い・・・はず。
しかし、それ以前に人の手が加わってマスタリングが変わってしまえば別物になる。
という主旨を川又さんは解説された。

この曲はimageのCD盤の方が音圧&鮮烈さでSACD盤に勝る。

ここまでで1時間が経過。

次はSonusfaber GUARNERI Traditionで重低音が入っている音源を演奏。
小型2WAYスピーカーだから低音再生は苦手か?と問題提起。実際に
 Espace?溝口肇best  1. Espace
http://mizoguchi.strikingly.com/

カンヴァセーション・ウィズ・クリスチャン (Conversations With Christian)
3. Sting / Consider Me Gone (4:23)を演奏。

十分豊かな低音。そして音質。これは冒頭のマーラーで体験済み。
小型スピーカーは低音再生に不利ではあるがスピーカーによる。
Sonusfaber GUARNERI Traditionの前では下手な大型スピーカーも逃げ出す。

次にSonusfaber SERAFINO Tradition。

(正確な曲順、曲名の記憶はあいまいです。
川又さんの援助も頂き両方を突き合わせています。)
http://www.universal-music.co.jp/inoue-yosui/products/upch-2049/
井上陽水  UNITED COVER 2
2:黄昏のビギン

ちあきなおみ/ちあきなおみ全曲集「黄昏のビギン」
 と男性ボーカルと女性ボーカルで同一曲を比較。

ストリングスでロドリーゴ:アランフェス協奏曲
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/218433
01.アランフェス協奏曲 第1楽章

FIFTY SHADES OF GREY ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
  3.THE WEEKEND / EARNED IT(TRADUCIDA EN ESPANOL) 
http://www.universal-music.co.jp/p/UICU-1262

ラストはSonusfaber AMATI Traditionで締める。

■UNCOMPRESSED WORLD VOL.1
http://accusticarts.de/audiophile/index_en.html
http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1_booklet.pdf
TRACK NO. 3 TWO TREES / TRACK NO. 4 SAMBIENTA

和田 薫/伊福部 昭/外山 雄三:日本の管弦楽(マルメ響/広上 淳一)
http://ml.naxos.jp/album/BIS-CD-490

伊福部 昭 - 交響譚詩 Ballata Sinfonica
1.Prima ballata: Allegro capriccioso

以上、いつものように(笑)予定時間を少しオーバーして終了。

私は今までバスレフスピーカーしかシステムに組み込まない
(パイオニア S-100→パイオニア S-701→ダイヤトーン DS-A7→ビクター SX-900 Spirit
→B&W MATRIX801 Series3→B&W Signature800)。
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-100.html
http://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-701.html
http://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-a7.html
http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/sx-900spirit.html
http://audio-heritage.jp/BandW/speaker/m801s3.html
http://audio-heritage.jp/BandW/speaker/signature800.html
バスレフスピーカーの低音域の再生が好きだからである。
密閉型・バスレフ型双方利点・欠点があるが私にはバスレフが合っているようだ。

テレビ朝日 毎週日曜日 23:10〜翌日0:00の「関ジャム 完全燃show」

5月21日の放送ではダイナとも縁の深いコブクロのお二人が登場。
音にこだわって録音しているレコーディングの様子を初心者にも分かるように実演と
実際の映像を交えて細かく解説。

その中で黒田さんが一般家庭の音楽を聴く環境について不満爆発(番組開始から22分位 
ネットで検索してみて下さい)。

黒田
「今、テレビってね、どんどん大きい割に安くなってきているじゃないですか。
テレビの皆さん価格ってどれくらい?」

ゲスト
「2〜30万」

黒田
「ぐらいするでしょ。でもスピーカーにそんなにかけない。僕、コレがおかしいと思う。
ちょっと待ってやと。何でテレビそんなにたっかいお金出すのに「スピーカーほんなら
(手振りで30cmくらいの大きさを表現しながら)10万」つったら「高っ!」って
言うじゃないですか。いやっテレビもっと高いやん。テレビあんなにでかいのに付いている
スピーカーこんなに(両手で握りこぶしを作って)小っちゃい!!おかしいと思えへん!?と思う。」

と現在の一般家庭の音楽再生について疑問を投げかけていました。
アーチィストやそれに関わるディレクターやエンジニアが必死にいい音で録音しているのに、
一般家庭ではないがしろにしていると。

私としてはSonusfaber AMATI Traditionが常設された暁にはお気に入りのDiscを持って
ゆっくり試聴したい。私のやり方で今愛用しているB&W Signature800と比較したいという
欲求でウズウズしている。

ダイナミックオーディオ5555店でも異例の複数セットでフロア展開するとメルマガで
川又さんのアナウンスがありました。それだけ本腰を入れてプッシュするには訳がある。

ホント、H.A.L.sサークル会員のみならず秋葉原に行けるオーディオマニアの方々は一度
Sonusfaber Homage Traditionシリーズを聴いておいて欲しい。

間違いなく未来のオーディオ(スピーカーの在り方)の方向性を指し示しているし、
ご自身のオーディオレベルが上がるのは間違いない。

久しぶりに興奮する熱い情熱の宿ったコンポ−ネントを聴きました。
私はこれからが楽しみでならない。

何故ならばCDプレーヤーやアンプ及びケーブル類の良し悪しを如実に再現する
スピーカーがちょっと無理すれば手に入る価格帯でリリースされたのである。

安易にSonusfaber Homage Traditionシリーズを購入し、今まで疑問を持たなかった
システムのアラを不幸にも発見してシステム総入れ替えとならない保証は無い。

それほど敏感にありのままのシステムの状態をリスナーに訴えかける。

とにかく私の駄文レポートより、ここダイナミックオーディオ5555店に来て実際に
Sonusfaber Homage Traditionシリーズを聴いて下さい。
人生にとってプラスにはなれどマイナスにはなりません。

このような機会を与えて下さり川又さんにお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

T T様そしてご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
私が珍しく太鼓判を押したスピーカーに同様な評価を頂きまして嬉しく思います。

その皆様の評価が私たちの背中を押して頂ける励ましにもなり、下記のように
当社の営業マン全員がこのHomage Traditionシリーズ全モデル、しかもAMATI Traditionに
関してはダブル展示という異例の取り組みを決意するに至りました。

DYNAMIC AUDIO 5555 Monthly Hi-Fi 2017 第三弾テーマ決定!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1398.html

これは売れるぞ! と私が思う製品とはどういうものなのか? そう思うための根拠は
どのような体験から得るのかと言いますと、理由は至極簡単なことであり私自身が
感動できるかどうかという事なのです。

つまり、ハイエンドオーディオのセールスにおいて言葉は無用であるという事。
私が行った納得のいくセッティングによる音を黙って聴いて頂くだけで、陳腐な
セールストークは必要ないという事なのです。

試聴して頂いた皆様の表情を見れば分かります。営業ですから商売として売りたいと
いう本心はもちろんありますが、お客様に感動して頂けない音を言葉で繕っても
何も意味はありませんし、音質そのものが最高の説得材料であるわけです。

そんな意味からHomage Traditionシリーズ全モデルは各々に個性と魅力があります。
ですから、私はGUARNERI Traditionでの試聴ではどっしりとしたベースの一曲を
お聞かせし、SERAFINO Traditionでは流麗な弦楽器を聴いて頂き、最後にはすべての
要素を含むAMATI Traditionでのオーケストラを聴いて頂きました。

そして、ヴァイオリンや弦楽器が得意なSonusfaberというイメージを払拭させる
ドラムとウッドベースのスリリングで迫力満点の選曲も大胆なボリュームで皆様に
お試し頂いたものでした。

最後にAMATI Traditionのインプレッションで述べた一節を引用して締めくくります。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

このTraditionシリーズという音を出す作品が、その出会いの時から第一声において
聴き手をそのような心境に誘ってしまうのではないかと考えてしまうようになりました。

Sonusfaberという老舗ブランドではありながら、若い感性のエンジニアとデザイナー
たちが最新技術を駆使して設計したはずなのに、何故Traditionというネーミングを
つけたのかと、最初にGUARNERI Traditionを聴いた時から私は考えていました。

短期間でのAMATI Traditionの試聴でしたが、この最後に聴いたオーケストラの
特に弦楽器における美しさに心の奥底から感動の泉が湧き起こり、音楽によって
精神的浄化がなされたのではと感謝するほどの素晴らしい美しさでした。

この感動は比較論争の上での結論ではないのです。正真正銘、私は初心に帰り
素直な気持ちでAMATI Traditionの奏でる音楽に心をゆだねての感動でした!

Traditionの辞書的な意味は皆様もご存じの通りでしょうが、伝統とは革新の連続であり、
伝統的なものに更に新しいものが積み重なってこそ継続していくことが出来るものでは
ないでしょうか。

常に革新と進歩が継続されて存在しているもの、それが伝統と言うものだと思います。
Sonusfaberの若きエンジニア、デザイナーたちは見事に伝統の新たな一ページを
切り拓いたものと心から拍手を送りたいと思います。

そして、聴き手にとってTraditionとは何を意味するのか?
音楽とオーディオの作り手の伝統(革新を含むことが条件)を信頼し、わが身と心を
委ねることで初心に帰り、素直な自然体の感受性をもって聴こえてくる音楽を受け入れること。

世の中の評判や技術論争という予備知識はどこかに置いておいて、
今この時(皆様にとってはオーナーとなった時を現在として)目の前にある美しい造型と
仕上げの伝統的道具から聴こえてくる音楽が心を震わせる感動に素直に従えばよいのでは…。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

さあ、皆様! Sonusfaberによる革新の伝統を聴きにいらして下さい!!
きっと今までにない感動をご提供できるものと自信を持ってお薦め致します!!

そして、このような試聴会イベントの最新情報もハルズサークルに配信されていきます。
皆様も是非ご入会をお薦め致します!

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!


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