No.0639 2013年2月24日
 【新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-H.A.L.'s Original Edition:
  マーラー:交響曲第3番ニ短調:Direct Cut SACD!!】


Vol.1「今回の試聴で僕にとっての透明な音の水準が改めて上がったようです!!」

名古屋市 T.I 様より

前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0534.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0502.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0367.html

以前の投稿をご紹介します。歴史が感じられますね〜(^^ゞ
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0302.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0254.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0095.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0097.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0025.html

ダイナミックオーディオ5555 川又様

お世話になります、名古屋のT.I です。
先日は、色々と試聴させて頂き、ありがとうございます。

今回のソナスファベルは素晴らしかったです。
何回か、ソナスファベルは聞いたことがありますが、こんなにいいスピーカー
だったかと思いました。

おそらく、一生物の?ソウリューションのアンプも素晴らしいのでしょうが、
やはり、dCSのヴィヴァルディの影響力がすごいのでしょうね。

最初に、総括すると、CDはスーパーリアリズム、SACDは演奏会そのままの音、
というところでしょうか。

最初のCD、ヨーヨー・マのシンプリーバロックは音が出た瞬間、心が鷲づかみ
にされました。演奏会でもこんなに感動することはそうそうありません。

ヨーヨー・マがそこにいるというより、ヨーヨー・マがやりたい音楽がそこに
あるというか、そう、これがヨーヨー・マのスタイルだと心に響きました。

一方で、SACDのH.A.L.'s Original Edition : GUSTAV MAHLER Symphony No.3
in D minorはそうではなく、これが、ステレオが出す音とは信じられない。

自分の息も気になるような、一般の演奏会で出るような音で、出る音の一音
一音があまりに自然というか、もはや機械の出す音ではないと言っても過言で
はないでしょう。

ただただ、演奏に聴き入ってしまいました!!

僕としては、僕がヨーヨー・マとマーラーでインプレッションをそれぞれ
コメントすると、川又さん「それはいい意味で?」僕「もちろん、すごくいい
意味で!」とそれぞれ掛け合いしたのが楽しかったです。

例えをするならば、ミケランジェロの「最後の審判」を見るとして、細部まで
照明などの配慮がされたスーパーハイヴィジョンの映像を選ぶか、顔は近づけ
なくてもなるべく間近で実物を見ることを選ぶか、それぐらいの差があります。

鑑賞する側の美意識がまさしく問われており、どちらにもアプローチできるの
は素晴らしいことです。

長年、ステレオの音に毒されている?僕は、家で聞くなら、ヨーヨー・マを
かぶりつきで聞きたいなあ、という願望の方がやや強いでしょうか。

広いお部屋があればSACDの MAHLER Symphony No.3 の方がずっといいと思うかもしれません。
いずれにしてもとても夢心地で、大変貴重な体験ありがとうございました。

今回の試聴で僕にとっての透明な音の水準が改めて上がったようです!!

と思ったら、Acoustic Grove System (AGS)の体験もさせて頂き、ありがとうございました。
これさえあれば、そりゃあ、ソナスファベルみたいな怪物システムにはかなう
わけがありませんが、アバロンと RZ-1 (税別 \350,000.)だけでこんなにいい
音が出ちゃうんだから、これでいいじゃんと思う人がいても全く不思議ではありません。

はっきり申し上げると、もっとお金を掛けてここまでの音が出ていない家も
ステレオ屋も多数存在すると推察します。

角に置くコーナータイプには正直惹かれますが、家族とよく相談が必要なこと
はいうまでもありません。

というわけで締まらない結論になりましたが、このあたりで失礼いたします。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T.I 様ありがとうございました。お求め頂きました商品を帰宅を待てずにここで
聴いてしまったことが良いことなのか悪いことなのか!?(笑)

いやいや、T.I 様にとっての音質の水準が上がったという経験則を身につけて
頂いたわけですから、やっぱり良かったのでしょうね!!

そのように皆様の感性のレベルアップをして頂くためにH.A.L.が存在している
わけですし、H.A.L.'s Original Edition:Direct Cut SACDのライナーノーツの
最後に私が述べていることが重要だと思うのです。

「再生システムの性能が使い手の生涯の中で次第に高まっていく過程において、
 この限定されたダイレクトカットSACDが何度も繰り返し再生され、そのたびに
 隠されていた響きが、聴こえなかった音の粒子が、新しい発見として喜びと
 感動を伴って長きに渡って繰り返し提供出来ることを願っているす。」

はい、皆様の将来性においてコレクションして頂きたい一枚です。
世界中でこのディスクを所有できる人は210名のみ。そして残りはあと…!?

HAL's Hearing Report