《Z-Board-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0367 - 2007/7/28

愛知県名古屋市在住 H.A.L.'s Circle Review-☆-No.0119に登場したT・I様より

Vol.18「ドラムやピアノの低音やベースなど音の芯がしっかりする!!」

以前の投稿をご紹介します。歴史が感じられますね〜(^^ゞ
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0302.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0254.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0095.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0097.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0025.html

ダイナミックオーディオ  5555 店長 川又利明様

いつもお世話になります、名古屋のT・Iです。

遅ればせながら、Z-Boardの感想をまとめてみました。
気に入って頂けると良いのですが・・・

私の応接間兼リスニングルームではCD player, AD player, Pre amplifier, Phono
Equalizerは宙を浮いている。すなわちRelaxaシリーズを活躍しているのである。

私はRelaxaシリーズがもたらす音の芯をしっかりさせつつ、余韻をどこまででも
広がらせる音の変化を大変気に入っているのである。

しかしながら、Relaxaシリーズはその構造上、浮き上がっているスペースが必要な
ので、コンポーネントの背が高いとラックに入らないのが欠点である。

インフラノイズのMaster Clock Generator をG-0s(今はG-0Rbになったが)に変更
した際に、この問題に直面したのである。

どうやっても当家のラックにははいらないのである。
結局PADのアイソレーションボードの上に載せることにした。

このたび、思い立ってZ-Boardを導入し、G-0Rbに試してみることにした。
注文して数日でZ-Boardが到着した。

ところで、Relaxaシリーズを使用する前は御影石を盛んに使っていたので、少々
重いボードには慣れているはずであったがZ-Boardは結構重い。

やっとの思いでG-0Rbの下に置いたが早速角が欠けて傷が付いてしまった。
表面の仕上げは高級感があって良い物であるが、何せもとはコンクリート、やや
もろいのである。

ただし、このもろさも音質上はプラスに働いているとも思われるので、文句は言え
ない。何せ音が良ければいいのである。

肝心の音であるが、Master Clock Generatorなんて音が直接出るものではないので
仕方ないかもしれないが、今回は表現が難しい。

実はこの変更試聴期間中に色々はずしたくなったのである。
まず追加していたスーパーツイーターを違和感が強くなったのではずした、次に
Pre amplifierのスパイク受けで使っていたカーボンの受け皿を、そしてG-0Rbの
上に敷いていた磁気シールドの金属箔をはずした、そうしたら何かすっきりした
のである。これもZ-Boardの効用かもしれない。

でCarpenters "Singles1969-1981"をぼーと聞きながらの感想を記しておきたい。

まず、音の芯がしっかりする、ドラムやピアノの低音やベースなど低音の方で顕著
である。しかし、音の輪郭がエッジが掛かったような感じで不自然にはっきりはし
ない。あくまで自然であり、ピアノの弦の余韻が聞こえたり、ベースの弾く感じが
聞けるのは快感である。

そう、余韻がまたきれいである!!

暗騒音も含めて音の存在する場所(音場というのでしょうか)がとても自然で
広がった感じである。

気になる点としてはカレンの声がイメージよりやや細身で若返った感じである。
実際、若かったのかもしれないが・・ 

インフラノイズのMaster Clock Generator をRelaxaに載せたときはそうは感じな
かったのである。どちらが正しいのかは分からない。

Z-BoardとRelaxaの持つ個性の違いであろう。
しかし、実際確かめようがないことであり、このあたりでG-0Rb の置き台として
のZ-Boardの導入記を終わりとしたい。

ということで失礼いたします。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T・I様本当にありがとうございました。Master Clock Generatorに対するZ-Board
の貢献は私も経験があるもので、まさに的確な選択であったと思います。
ヴォーカルが若返った感じは印象として私もわかります。そして、私は事実その
ように聴こえることが正しいのではと色々な体験から推測しているものです。

次はお使いのスピーカーをB-Boardに乗せてみませんか〜(^^ゞ
もう元に戻れない…、かも(^^)v


HAL's Monitor Report