《H.A.L.'s Hearing Report》


No.0444 - 2008/8/28

仙台市 K.T 様より

H.A.L.'s  Hearing Report-VIVID Audio G1 GIYA & B&W Nautilus!!

8/24に配信したOne point impressionでsoulution 700のセットアップによる
音質の違いをG1 GIYAが見事に聴かせてくれたと述べていますが、折も折!!
ちょうどそのチューニングが終わった後に仙台からいらっしゃった会員が
このシステムを試聴され、速攻の感動レポートを投稿して頂きましたので
早速ご紹介したいと思います。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

K.T 様の歴史を語るような過去の投稿です。ご参考まで(^^ゞ

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0290.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0259.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0118.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0084.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0079.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0048.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0032.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0031.html

川又様

お世話様です。仙台のK.Tです。

昨日は閉店間際にアポなしで押しかけちゃってすみません。
短い時間でしたが楽しみました。

ディスクチェンジしていただいた天野さんにもよろしくお伝えください。
コーヒーを入れてくれたアシスタントの方にも。

日曜に東京で研修があるための日帰り上京でしたが、GIYAとNaulitusを聴きに
行こうと思い、早く研修が終われーと祈ってました(笑)

もっとも、研修は予定時間をオーバーしてしまい、HAL滞在は30分だけでしたが(>_<)

GIYAとSoulutionのペアリングよかったですね〜。
メルマガを読んで、タイミングよくてラッキーだったと思いました。
あの音になるまではいろいろご苦労があったようですね。
その甲斐あって一発で印象付けられました。

写真で見るよりも実物は違和感なく、あの色でも不思議と落ち着いた雰囲気を
醸し出していて、すっかり空間に溶け込んでいました。
ずっと前からそこにあった、そんな印象です。

時間の関係上、持参した1曲のみでしたが、川又さんもおっしゃってたように、
まさに、Nautilus上で歌っているかのような錯覚をしました。

ヴァルトラウト・マイヤーが歌う「トリスタンとイゾルデ」から『愛の死』
静かに語りかけるような歌い出しから空気が変わりました。

録音されたバイロイト祝祭劇場の空気感が現出してきたのです。
聴いててワクワクしちゃいましたね。

もう心地よい音楽に浸りきってしまいました。
GIYAとSoulutionのペアの奏でる音楽は素晴らしい!

最初、入室したときはSoulutionのパワーアンプには気が付きませんでした。
後からラック越しに見て、大きさに圧倒されちゃいました(^^;
外観の美しさも特筆ものですね。

GIYAもう少し聴いていたかったが、時間がない。
Nautilusを聴かなければ!!
ということで、同じマイヤーを今度はNaulitus&Goldmundで。
(TELOS 600が小さく思えるのは気のせいか!?)

いや〜、素晴らしい。
ホント、ボキャブラリーの貧困が恨めしい。
もっと素敵な感想が言えればいいのですが。
久しぶりに聴くNautilusはやはりいいなぁ。
(しかし、普段Tannoyを真空管アンプで聴いてる自分がこんなにもNautilusを
 気に入ってるのも不思議な気がする。。)

過去何度か、Nautilus含め様々なスピーカーをいろいろなアンプの組合せを
ここHALで聴きましたが、これが一番じゃないかと思われるマイヤーのブレス
でした。

プレスが強調され過ぎちゃうシステムが前にありましたが、今度のNautilusは
劇場で聴こえる程度のリアリティ抜群な息継ぎでした。

さすがNautilus!
臨場感抜群で切々と歌い上げるマイヤーにただ単に聞き惚れていました。

あぁ、時間がない。
もう1枚だけ聴かせてもらおう。

ということで、46年前の1962年ライブ録音、クナッパーツブッシュ指揮の
「パルジファル」からラスト部分。
古い録音を古いと思わせず、これまた意識はバイロイトへ。
バイロイト独特の右側からヴァイオリン群が聴こえてくるのがはっきりと認識
できる。

初めて聴くとちょっと違和感があるが、慣れると面白い。
また、オケピットに覆いがあり、直接楽器の音が聴こえ難い構造上、明瞭度に
ちと欠けるのもこの劇場ならでは。その質感がほぼ完璧に再現されている。
聴いてて、ちょー気持ちいい(笑)

ジェス・トーマスのソロ部分も合唱も幽玄な空間を音で満たしていく。

演奏が終わり、静寂が戻ってきたとき、心の中ではブラボー!
をスタンディングオベーションで叫んでいました。
(さすがにお店では抑えていましたが(^^;)

いや〜、NautilusとGIYAが一度に楽しめるなんて、贅沢ですね〜。
今度はもうちょっと時間に余裕がある時にゆっくり聴きたいです。

素敵なオペラのひととき、ありがとうございました。
短い時間ながらも十二分に堪能できました。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

K.T 様ありがとうございました。30分程度でしたが、今回の体験はK.T 様の
胸の奥深くにVIVIDに突き刺さったようですね(笑)

そして、soulution 700のチューニングが終わったちょうどその後に来店して
頂いたというタイミングも良かったですね。確かにG1 GIYAもNautilusも声楽
やオペラは最も得意とするところですから、音場感と空間表現の素晴らしさ。
そして、その中に浮かぶ歌手の臨場感を楽しんで頂けたことと思います。

H.A.L.'s Party 2008ではもっと大きな空間で雄大な演奏を目指そうと思って
いるところです。ぜひご期待下さい!!


HAL's Hearing Report