発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明


2010年3月23日
No.701 「画期的新製品⇒“DEVIALET D-Premier” とは!?」速報版
 
【画期的新製品⇒“DEVIALET”が今、秘密のベールを脱ぐ!!】

 
            ■ 序章-訪問者 ■
 
あれは2009年10月のこと、デスクワークにいそしんでいる私に…
「カワマタさん?ですよね?」と声をかけてきた一人の外国人が現れました。
 
頂いたフランス語の名刺にはCedric Segalとありました。流暢な日本語を操る
Segal氏は日本での在住経験が五年ほどで奥様も日本人とか。
 
「ぜひ、カワマタさんに見て聴いて欲しいアンプがあるのですが…」
 
と、おっしゃる。長らくこの仕事をしていると、どこかで私の名前を聞きつけ
たのか、外国人が海外メーカーの製品を直接売り込みに来るというケースが
何度かありました。今では某社が輸入しているヨーロッパの有名なスピーカー
メーカーも、これを日本で売ってくれないか、ということでカタログ持参で
やってきた人がいたことを思い出します。
 
「当社は輸入業務はやっていないので直接の輸入販売は出来ませんよ」
 
と、ご返事すると…
 
「大丈夫です。私が新しい会社を作り輸入しますので、それを販売して欲しい
 という事なんです。とにかく先ずは見て下さい。」
 
と、おっしゃる。webサイトはあるんですか?
と尋ねるとブランド名のスペルを語り始めました。検索して現れた画面を見て
私は正直なところ、そのデザインの素晴らしさに驚嘆しました!!
 
およそオーディオコンポーネントとは思えない優美な曲線を描くシルエット。
アンプとして当たり前のスイッチの類は見当たらず、操作はすべてリモコンで
行うという徹底ぶり。そして、そのリモコンが更に素晴らしいセンスを光らせる!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/410.jpg 
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/413.jpg
 
そのメタルワークは精緻を極め、アルミニウムのインゴットから削り出した
ボディーは銅とニッケルによるコーティングを施されてからクロームメッキを
まとい、周囲の風景を完全に映し出す輝きに溢れている。その全貌を明かす前に
このアンプのコーナー部をクローズアップしたのが上記の写真。
 
ただし、あくまでも完全な鏡面仕上げであり、そこに映り込んでいるのはラック
の棚板の傷と汚れということで、誤解なきように一言追記させて頂きます。
 
しかし、音質あっての評価であり、内心で感動したことを私は表情には出さず、
先ずは聴いてみないとわからない、ということでSegal氏に実物は聴けるのかと
思わず内心の期待と好奇心を口にしてしまった私がいました。すると…
 
「もちろんです!!もうすぐサンプルが来ますのですぐに持ってきます。我々は
 ミスターカワマタとダイナミックオーディオとダイレクトにビジネスがした
 いのです。どうか、まずは製品を評価して下さい…」
 
そこまで見込まれると後には引けない。いや、この姿を持ったオーディオ製品
を実際に見て聴きたいという気持ちが湧いてくるは私の性分だろうか。
 
その時に私が見たwebサイトとはこれです!!
 
http://www.devialet.com/index.php
 
もちろん、フランス語など解からないし発音できない私なので“DEVIALET”の
読み方を教わりました。「デヴィアレ」ただ、最初のDEは“デュ”と“ドュ”
に近い音だと思われます。ちなみに“T”は発音していませんでした。
そして、このアンプ“ D-Premier ”は「ドュ・プルミエ」と発音していました。
 
そのサンプルがやってきたのは2010年12月になってからでした。まだ正式なものでは
ないので変圧トランスを用いての試聴でしたが、同じフランス製スピーカーの
MOSQUITO NEOで試聴し、これは只者ではないという音質を確認しました!!
 
このサンプルが世界中を飛び回り、↓こんな評価がなされています。
 
特に、このデザイン・アワードに選ばれたことは素晴らしいことだと思います。
http://www.apci.asso.fr/l_observeur_uk/decouvrez.php?laureats=2010&etoile=1
 
http://www.magazine-audio.com/2010/ces-2010-part-4/
 
http://www.avguide.com/blog/the-best-sounds-i-didnt-hear-ces
 
http://www.audionet.com.tw/doc/view/sn/2339
 
http://www.devialet.com/telechargement/Stereo_Prestige_et_Image.pdf
 
http://www.presence-audio.com/index.dyn.php3?p_idref=1654
 
http://www.fnac.com/Magazine/espace_presse/dp_pdf/DPEspacesPassionDEF.pdf?NI
D=0#page=5
 
http://www.evmag.fr/site.php?page=News86
 
そして、2010年2月某日、いよいよここに“DEVIALET”がやって来たのです!!
 
 
            ■ 美貌と多機能 ■
 
久しぶりにやってきたSegal氏がおもむろにバッグから取り出したのは何と!!
↓販売形態までに仕上がったD-Premierでした。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/340.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/343.jpg
 
どうですか!! まるでスーツやドレスが入っているようなおしゃれなケースに
入っています。D-Premier本体はたったの6.9Kg!!それと付属品などで、ざっと
7キロちょっとくらいのものですから、このままお持ち帰りができるというもの。
その辺はKiso Acoustic HB-1と同じ持ち帰り可能なハイエンドオーディオ製品
と言えます。DEVIALETの社長にもHB-1を持ち帰りで購入して頂いたものでした。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/348.jpg
 
パッケージを開けると先ず目に付くシートが一枚入っていました。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/349.jpg
 
そのシートとはD-Premierを壁に取り付ける際のテンプレートだったのです。
いいアイデアですね〜!!そのシートを取り除くと…
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/354.jpg
 
こんな風にきっちりと収納されています。天井が反射して見えてしまいますが、
D-Premierは最初はビニールシートに包まれていました。撮影の時には既に
シートを取り外していますので…念のため。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/363.jpg
 
当フロアーのオリジナルラックProject“H.A.L.C.”に早速セットして電源を
いれた直後です。本体は本当に美しいのですが、いかんせん周囲の景色が映り
込んでしまうので、なかなか良い写真が撮れません。どうぞお許し下さい。
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
と、写真の不出来を嘆いていたところ、頼もしい助っ人が現れました!!
avcatさんです。どうですか!!この写真のきれいなこと。せっかくの美貌を
私の写真で台無しにする所でしたから本当に助かりました(^^ゞ
 
http://www.avcat.jp/avnews/2010/hal/index.html
 
下記の2/28にて掲載して頂きました。本当にありがとうございました。
http://avcat.jp/avnews/index.html
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
では、ここからは再び私の写真で…(^_^;)アングルを変えて撮影してみたのが
次の↓写真です。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/404.jpg
 
フロントパネルのセンターにある“D”マークはメイン電源のON/OFFという
本体にある唯一のスイッチです。その下に向かって赤い小さなスポットライト
が光っているのがお分かりでしょうか?
そして、次の写真で同じポイントをご覧下さい。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/400.jpg
 
赤からオレンジイエローに変わっていますね。これは電源投入後のイニシアラ
イズが終わって、かつデジタル入力がロックして動作状態になった事を示すと
いうセンスの良いオーナーへのインジケーションなのです。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/393.jpg
 
そのポイントをクローズアップしました。丸く白い液晶ディスプレーをご覧下さい。
-40dBという文字の下に赤い文字で{Digital(2)}となっていますが、このデジ
タル入力が何かを示す文字が赤いとロックしていません。この入力には接続し
ていないので{Digital(1)}に切り替えると次のようになります。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/388.jpg
 
さて、次の写真は、そのデジタル入力に反応する液晶ディスプレーを拡大した
ものなのですが、カメラを接近させると撮影者の衣服が映り込んでしまうので
こんな色に見えてしまっているものです。その点誤解なきよう追記致します。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/382.jpg
 
上記は{Digital(2)}でロックしていません。このボリュームは-97.5dBから
最大+30dBまで設定してあり、試しに最大値にすると下記のようになります。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/378.jpg
 
{Digital(1)}の文字が黒くなってロックしたことを示し、同時にボリュームの
変化量を数字周辺に円周状にカラードットが時計回りに表示されてきます。
これも良いセンスですね〜(^^ゞ
 
いかがでしょうか? おしゃれなインジケーターの変化がお分かりでしょうか?
このオレンジイエローから赤に変わるというのは他の場面でもあります。
D-Premierは自分自身で出力を監視していてピークパワー200Wをオーバーすると
同じように瞬間的に赤くなり、それはディレーをかけて二秒間くらいで元の
色に戻っていくようになっています。
 
また、このインジケーターの発色と光り具合に関しては、後述するSDカードでの
ファームウエアのアップデートで設定変更も出来るようになります。
 
更にクローズアップしたのが次の写真です。ラックの棚板のアルミに反射して
いる状態なので、ラックが例えばガラスやアクリルだったらもっときれいかも
しれませんし、木目調の棚板だったら光はもう少し穏やかになるでしょう。
でも、素晴らしいセンスだと思います。そして、かしこい!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/366.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/385.jpg
 
そして、気がついて頂きたいことは、フロントの“D”マークの下にわずかな
起伏をデザインしているという細やかさです!!つるっとしているだけでなく、
ここぞというポイントに微妙なアクセントをつけているデザインセンスはさすが
というものでしょう!!
 
さて、次の写真も持っている人間の衣服が反射してしまっていますが、着目
して頂きたいのは液晶ディスプレーです。下記のふたつを比べてみて下さい。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/429.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/434.jpg
 
実は、D-Premierは壁掛け出来るのですが、iPhoneのようにGセンサーが搭載
されていて、本体の角度を変えると液晶ディスプレーの表示が反転するのです。
何とも細かい気遣いはオーナーの価値観を高めるものです。素晴らしい!!
 
それでは、どのように配線したかをリアパネルを見ながらご説明しましょう。
まず、この写真です。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/419.jpg
 
私のもとにやってきたD-Premierのシリアルナンバーは00005でした。いい番号
ですね〜、気に入りました!!その上にSDカードのスロットがありますが、これが
また優れモノという機能性をもっているのです。ファームウエアの設定変更も
可能だということですが、私がこれまでにインタビューして聞き出したことを
下記に並べてみました。
 
1.各入力端子の種類と位置の設定変更
 
2.PHONO入力においてMC/MMの切り替え、ロード、キャパシターなど使用する
 ピックアップカートリッジに対するベストマッチングの選択。
 
3.上記フロントパネル下のスポットライトの設定変更。反応する出力の設定と
 色の変化など。
 
3.HDMI 1.3によるブルーレイ・プレーヤーからのデジタル入力に対する設定。
 ただし、これは将来的に時間をかけて開発していくということで発売当初は
 機能しない設定となっています。
 
4.その他、将来的にDEVIALETが開発していく多様なソフトウエアに対して随時
 インターネットからダウンロードすることでアップデート可能。
 
次の写真は各ライン入力端子です。端子の上下に異なる表記をしていますが、
上記のSDカードの設定によって、すべてデジタル入力にすることも、逆に
すべてアナログ入力にすることなども可能という表れです。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/421.jpg
 
次の写真はAES/EBUのデジタル入力端子とスピーカー出力端子です。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/423.jpg
 
見てお分かりでしょうが、下記にあるWBT-0735を使用していますが、この際の
スピーカーケーブルの接続に関しては細いものはスペードプラグで問題ありま
せんが、太いケーブルでは先端がバナナプラグの方が良いと思います。
 
http://www.esoteric.jp/products/wbt/terminal/index.html
 
次の写真はACインレット周辺ですが、ここで大切なことをご紹介しておきます。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/426.jpg
 
D-Premierはユニバーサル電源になっていて90V-240Vの世界中のどの電圧でも
自動追随するようになっています。ですから、今回は昇圧トランスなしでも
使用出来るようになったという事です。これはポイントになりますね!!
 
その他にも3.5mmミニプラグによるホームオートメーション対応、トリガーの
in-outなども装備しています。これらほぼすべてがSDカードによってユーザー
の任意に設定変更していけるということで、D-Premierは進化を続けていきます。
 
さて、次には実践的な配線関係をご覧頂きましょう。先ず↓この写真ですが、
接続したケーブルの左側からご説明します。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/438.jpg
 
TAD-D600よりSACDのアナログ出力をJORMA DESIGNのNo.1インターコネクトRCA
にてライン入力しています。その二つ右はESOTERIC P-01+VUK-P01のRCAデジタル
出力から88.2KHzにアップサンプリングした信号をGOLDMUNDのLINEAL DI CABLE
にてデジタル入力しています。
 
スピーカーへの接続はKIMBER KABLEでWBT-0680AGスペードラグを使用している
KS-3038を使用しています。このようにガンタイプのバナナプラグが接続しや
すいものかと思いますが、皆様の創意工夫で各種ケーブルを選択して頂ければ
良いかと思います。
 
次に電源ケーブルは付属品レベルのごく普通の黒いケーブルを使用しています。
これにプロテクションカバーを取り付けると次のようになります。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/443.jpg
 
しかし、どうも電源ケーブルが気に入りません。私のリファレンスケーブルを
ということでTransparent PLMMを何とか使えないだろうか、と思ったら↓次の
ようにぎりぎりですがWATTGATE-320iのインレットプラグを差し込むことが
出来ました。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/446.jpg
 
それにカバーを取り付けたものが次の写真です。惜しいところでカバーはほんの
わずかですが浮き上がってしまいましたが、音質のためにはこれで行こうと
いうことで試聴することにしました。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/449.jpg
 
さて、最後にD-Premierの個性的な特徴でもあるリモコンの実物がこれ↓です。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/405.jpg
 
D-Premierは工場出荷時では10数分?これは計っていないので特定できませんが、
しばらく音を出さないと自動的にスリープモードになるという省エネ設計と
なっています。ちなみに、このスリープモードでは消費電力は5Wとなり、この
リモコンのジョグダイヤルの上に一つだけあるスイッチを押すことで再起動します。
 
SOUCE:これは入力セレクター BASS:2.1ch対応のサブウーファー出力の選択
INVERT:これはアブソリュートフェーズの切り替え
 
さて、ここからが面白い!!このリモコンは一般的な赤外線リモコンではありません。
いずれかのスイッチを操作する瞬間だけ2.3GHzの電波を発信し、D-Premier本体
とリンクし、手が離れた瞬間にその電波の発信が停止するということで、
リモコンを製品本体に向ける必要もなく使い勝手が大変素晴らしいものです。
 
そして、従来の他社製品のリモコンでボリュームコントロールと言えばアップ
ダウンのプッシュボタンでした、しかもリモコンを製品に向けなければなりま
せんでしたが、この大きなジョグダイヤルを指先で触れて回す時の感触が大変
好ましく素晴らしいものなのです!!
 
30年以上前から私にとってアンプのボリュームとは指先で触れて回すというこ
とが当たり前であり、各社ともにボリュームノブのフィーリングにはこだわり
を持って設計していたものでした。
 
無垢の金属製ではなく繰り抜きで弾けばカンッ!!という音がするものは高級感
がなく、フライホイールのように軽々しく回転してしまうものもだめ。
しっくりと手になじみ、指先のわずかな動きにも吸いつくように追随する滑ら
かさがありながら、しっとりとした抵抗感を感じて回せるというこだわり。
 
メカと人間の接点として指先で感じるボリュームコントロールの醍醐味をこの
美しいリモコンが本当に久しぶりに私に感じさせてくれました。これはぜひ
皆様にも実物を体験して頂ければと思います。素晴らしいフィーリングです!!
 
 
        ■ 美声をもたらすテクノロジー ■
 
2010年2月某日、DEVIALETのからやってきたのはSegal氏の他に次のお二人でした。
社長であり開発責任者のPIERRE-EMMANUEL-CALMEL、セールス責任者のMANUEL
DE LA FUENTEのご両名。
 
ちなみにCALMEL氏は38歳で、FUENTE氏は36歳、更にSegal氏は34歳ということ。
お若いのに大そう頭の良い人なんだな〜、と感心しつつCALMEL氏は初来日との
ことで、FUENTE氏は昨年末にSegal氏と一緒にサンプルを持ってこられたので
二回目の顔合わせとなりました。
 
CALMEL氏は開発者であり、その話しを私が聞き質問するための通訳はSegal氏
が担当するのだが、Segal氏はオーディオと電子工学の専門家ではないので、
CALMEL氏の話しをどこまで忠実に伝えられるかの自信はないものの、彼らと
打ち合わせした中でD-Premierのテクノロジーを何とか日本語で説明すること、
しかも簡単にという役目は私が担うことになってしまいました。大役です(^^ゞ
 
では、ちょっと小さいですが、先ずは内部の写真をご覧下さい。この中に同社
の申請したパテントが五つも搭載されているということでした。
 
この小さなボディーにフォノイコライザー、D/Aコンバーター、プリアンプと
パワーアンプという四つの機能が収納されているのですから驚きです!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/01.jpg
 
D-Premierのサイズは400x400x44.5mm 重量は何と6.9 kgという軽量かつコンパ
クトさながら、実行出力は全高調波歪:THD+N=0,001 %、総合S/N比130dB、更に
出力インピーダンス 0,001オームという超高レベルのスペックを維持しつつ
何と2オームから8オームまでの負荷において240W/chというパワーを叩き出します!!
 
この強力なパワーの源は何か? という事ですが、上記内部写真の左上にある
ブラックボックスを拡大した写真が次のものです。
これをご覧になればお分かりになる方も多いことでしょう。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/338.jpg
600W SWITCHED-MODE POWER SUPPLY
 
他社のアンプでも見受けられますが、電源のサインカープがピークに達した時
にだけ瞬間的に流れる電流を電源周波数を高めることで効率化させて取り出す
という原理がPower Factor Correctionの原理ですが、何と総合出力600Wという
電源モジュールを自社設計したのがこれです。
 
本体内部のこのモジュールの右側にフィルターブロックと比較的小容量のキャ
パシターブロックが見受けられますが、これらを高速反応させるためのレイア
ウトと斬新な電源モジュールそのものの開発が功を奏したものと言えるでしょう。
 
では次に確かに出力は大きいが品位はどうなのか、という最も重要な要素を
DEVIALETが4年間の歳月をかけて開発したのが最新テクノロジーADH(Analog
Digital Hybrid)というユニークに増幅段。何がハイブリッドなのか?
 
小さくて出力の大きなアンプはデジタルアンプが当たり前なのか?いや、違います!!
D-Premierのシグナルパスは見事にアナログアンプとしての特徴を留めているので
す。
 
簡単に述べればD-Premierには二つのクラスAアンプと八つのクラスDアンプの
両方が搭載されています。先ず、その心臓部とも言えるクラスAアンプの基板
を撮影したものがこれです。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/332.jpg
 
D-Premierはデジタル・アナログ入力を同等に受け入れますが、推奨している
のはデジタル入力ということでした。入力されたデジタル信号を忠実にアナログ
変換するためにDEVIALETが選んだデバイスがT.I.のPCM 1792です。
それを拡大したのが次の写真ですが、日本ではBBと略してバーブラウンという
名称の方が通りがいいかも入れません。
でも、実質的にはテキサス・インストゥルメンツの経営傘下にあるために同社
ではT.Iと表記しているもの。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/334.jpg
 
ここでアナログ変換され、クラスAで伝送されていく方向が写真で右から左方
向へというシグナルパスを形成しています。
その流れの末端に位置するパワートランジスターを拡大したのが次の写真。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/335.jpg
 
左右で4個ありプッシュプル動作をさせて更に左側への出力端子へと向かいます。
この間わずか20ミリ程度の最短距離であり、このクラスAアンプの忠実度が
D-Premierの心臓部であることは間違いない。この小さな増幅段ではミリセカ
ンド単位という短時間であれば何と5アンペアを出力できるという見かけに
よらず強力なのだが、到底これだけで240Wのパワーは不可能というもの。
 
実は、写真を取り損ねてしまったのですが、T.I.のPCM 1792のチップの右側の
ブロックには不思議なことにA/D変換するステージが用意されているのです。
何でまた、せっかくD/A変換したものをデジタル信号に戻すのか?
 
高精度なクラスAアンプを通過するシグナルパスからのアナログ信号を分岐させ、
それを再度デジタル化するというのはクラスAアンプの支配力を生かしたまま、
8個のクラスDアンプにデジタル入力を与えるためだったのです。そのクラスD
アンプというのがこの写真。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/02.jpg
 
これはメーカー資料の一部の画像なのですが、この基板が格納されている
モジュールのカバーを思い切って取り外してもらいました。完全に中身が見え
るという写真が↓これです。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100228/328.jpg
 
この写真の上部に片チャンネル4個で8系統のデジタルアンプが並んでいます。
ここにクラスAアンプのアナログ伝送経路からわざわざデジタル変換した信号
を入力し、大きなパワーを生み出して出力する先は何と!!ここがポイント!!
 
上記のクラスAアンプの出力ステージと同じ所にパラレルで接続され、出力
端子へ流れていくというもの。忠実な波形伝送として純A級動作がアンプには
理想的ということを前提に、その波形と完璧な相似形の電力をスピーカーに
送り込むという役目をクラスDアンプが担っているのです。
 
だったら最初からD-Premierに入力されたデジタル信号をわざわざクラスAアンプ
でいったんアナログ変換するという面倒をせずに直接デジタルアンプのここに
接続してやればいいではないか? はい、ごもっともな考え方なのですが、そこが
CALMEL氏の着想の素晴らしいところです。
 
つまり、「クラスAアンプの支配力」と前述しましたが、実はクラスAとDの
アンプは高度なインテリジェンスによって結合している、もしくはシンクロ
しているという表現が似つかわしいかもしれません!!
 
この最新技術のすべてを私が述べることなど困難ですが、概念として簡単に
解かりやすいように日本語で説明すると次のようなイメージになるかと思います。
 
クラスAアンプで伝送される波形とユーザーが求めるボリュームによって出力
の大小が決定されますが、クラスAアンプに付随するDSPが波形観測を常に行い、
求めるパワーの大きさに応じてクラスDアンプに対して必要な電力供給を極めて
短時間のうちに要求するというコントローラーの役目を果たしているらしいのです。
 
クラスAアンプではもっぱら電圧領域での忠実な波形伝送、それを電力として
送り出すための電流領域での仕事をクラスDアンプが担当し、その両者が同一
のシグナルパスに合流してスピーカーへと向かいます。
 
残念ながら現在は私がCALMEL氏に要請したブロックダイヤグラムが届いていな
いので言葉での説明となりましたが、クラスAアンプからクラスDアンプに対して
フィードバックループのように信号経路を表す手書きの図面を書いてくれた事
で私にも概要が理解できました。
 
■アナログ入力の場合には上記のプロセスでD/A変換が省略されます。
 
CALMEL氏から正式な資料が届きましたら続報としてお知らせしたいと思いますが、
現在のところは試聴しての音質の素晴らしさで結果オーライということで、
拙い説明をさせて頂きました。皆様にもイメージとしてとらえて頂ければと
思いますが、PWMアンプのようにアナログ信号をデジタル化するアンプでは
ないという事が特徴かと思いました。論より証拠でぜひ実物をお聴き下さい。
 
 
        ■ 私を魅了する未体験の音 ■
 
Kiso Acoustic HB-1というスピーカーは、今となっては私のリファレンスと
して他社の新製品を試聴する際に必需品となっています。
そして、こんなエピソードもありました。
 
「ちょっとしたエピソード・Kiso Acoustic HB-1フランスへ嫁ぐ!!」
 
http://www.kisoacoustic.co.jp/dealers.html
 
上記ではKiso Acousticの現在の輸出先の各国が紹介されていますが、まだ
フランスでは販売されていません。当然DEVIALETの皆さんも知るはずはない。
 
2月24日、CALMEL氏とFUENTE氏が来訪した際に私が聴かせたのがHB-1でした。
 
D-Premierで鳴らしたKiso Acousticとは大変素晴らしい相性であり、また自分
で作ったD-Premierでこんなに素晴らしい音楽が聴けたということで大感激!!
 
素晴らしい頭脳とセンスを持ったCALMEL氏ではありますが、オーディオ体験の
歴史と奥の深さを知る人間としては、やはり年齢通りの経験しかしていないと
いうことなのでしょう。
 
二時間ほど試聴してすっかり興奮したCALMEL氏とFUENTE氏は何やら早口のフラ
ンス語で話を始め、それを聞いていたSegal氏は私にそっと日本語で…
 
「川又さん、どうやら彼らはどうやったらKiso Acousticをフランスに持って
 帰れるかを本気で相談しているようですよ…」と!!
 
そして、ニコラ・サルコジ仏大統領夫人カーラ・ブルーニ・サルコジに対して
数日後にレセプションがあり、D-Premierで鳴らすスピーカーとして、ぜひKiso
Acoustic HB-1を使いたいと言い出しました!!
 
フランスで発行されたクレジットカードを渡されるまで、後はもうあまり時間
を必要としなかったのです!!
 
幸いにもここには在庫があったので、私がセールスした31セット目のHB-1は
何とハンドキャリーされてフランスに嫁いでいったのです!!
 
私も感動し、DEVIALETの皆さんを興奮させたシステム構成はこれでした。
 
 
  ◇ DEVIALET D-Premier & Kiso Acoustic HB-1-inspection system ◇
 
■Act.1  DIGITAL INPUT
………………………………………………………………………………
ESOTERIC G-0Rb(税別\1,350,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g0rb/index.html
     and
TRANSPARENT PLMM×2+PI8(税別\846,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
     and
Project“H.A.L.C”H.C/3M(税込み\560,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/halc/
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
ESOTERIC 7N-DA6100 BNC(Wordsync用)(税別\240,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/mexcel/index.html
 
                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
ESOTERIC P-01+VUK-P01(税別\2,500,000.)→88.2KHz-OUTPUT
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p01/
     and
TRANSPARENT PLMM+PI8(税別\846,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
     and
Project“H.A.L.C”H.C/3M(税込み\560,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/halc/
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
GOLDMUND LINEAL DI CABLER 1.5m (税別\95,000.)
http://www.stellavox-japan.co.jp/01goldmund/lineup.html
 
                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
DEVIALET D-Premier(価格は下記にて発表)
http://www.devialet.com/index.php
          and
TRANSPARENT PLMM+PIMM(税別\720,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
KIMBER KABLE KS-3038 / 2.5m (税別\1,632,000.)
http://www.denon.co.jp/products/kimberse_lou.html
 
                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
Kiso Acoustic HB-1/Mahogany(税別\1,300,000.)
http://kisoacoustic.co.jp/ ★Performance time about 4,000 hours
                 and
Acoustic Revive製 RSS-504-58(税別\268,000.)
http://www.acoustic-revive.com/japanese/speaker_s/speaker_s_01.html
                 and
H.A.L.'s original“H-board”×2 (税込み\136,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/691.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/698.html
                 with
MOSQUITO NEO (税別\4,800,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/file/050413/oto-no-hosomichi_neo.pdf
                 and
H.A.L.'s original“B-board”×2 (税込み\256,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/B-bord.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html
………………………………………………………………………………
 
 
■Act.2  SACD-ANALOG INPUT
………………………………………………………………………………
Technical Audio Devices TAD-D600(税別\2,500,000.)
http://tad-labs.com/
http://tad-labs.com/corporate/press/091113_01.html
     and
TRANSPARENT PLMM×2+PI8(税別\846,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
     and
Project“H.A.L.C”H.C/3M(税込み\560,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/halc/
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
JORMA DESIGN No.1 INTERCONNECT CABLE/RCA 1.0m (税別\380,000.)
http://www.cs-field.co.jp/jormadesign/jormadesignmain.htm
 
                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
DEVIALET D-Premier(価格は下記にて発表)
http://www.devialet.com/index.php
          and
TRANSPARENT PLMM+PIMM(税別\720,000.)
http://www.axiss.co.jp/transparentlineup.html#POWER
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
KIMBER KABLE KS-3038 / 2.5m (税別\1,632,000.)
http://www.denon.co.jp/products/kimberse_lou.html
 
                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
Kiso Acoustic HB-1/Mahogany(税別\1,300,000.)
http://kisoacoustic.co.jp/ ★Performance time about 4,000 hours
                 and
Acoustic Revive製 RSS-504-58(税別\268,000.)
http://www.acoustic-revive.com/japanese/speaker_s/speaker_s_01.html
                 and
H.A.L.'s original“H-board”×2 (税込み\136,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/691.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/698.html
                 with
MOSQUITO NEO (税別\4,800,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/file/050413/oto-no-hosomichi_neo.pdf
                 and
H.A.L.'s original“B-board”×2 (税込み\256,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/B-bord.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html
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私はどんなオーディオコンポーネントであっても真剣に対峙する。これはある
意味ではメーカーにとっては高いハードルになるかもしれないが、ユーザーに
とっては私が推薦する事での満足感と安心感を持って頂けるという意味もある。
 
今回は、このように熱の入ったご紹介をするに当たっては、既に私の音質評価
はゆるぎないものと皆様も察しておられることと思います。一曲ごとの各論で
はなく、数日間をかけての多数の試聴と入念な聴き込みによって、今となって
はDEVIALET D-PremierをH.A.L.のリファレンスとして採用することに何の迷い
も疑いもないということを先ず最初に述べておきたいと思います。
 
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オーケストラも多数聴きましたが、特に印象に残った曲がありました。それは
前述のようにDEVIALETの皆さんに私の選曲で試聴してもらった時のこと、彼ら
に敬意を表する意味で地元のオーケストラであるパリ管弦楽団のCDを取り出し、
CALMEL氏にレーベルにプリントされた“ORCHESTRE DE PARIS”の文字をしっかり
と見せてから、この曲をスタートさせました。
 
■セミヨン・ビシュコフ指揮/パリ管弦楽団 ビゼー「アルルの女」「カル
 メン」の両組曲から1.前奏曲 8.ファランドール
 
前奏曲の冒頭の一音が発せられたときにCALMEL氏とFUENTE氏の目と耳は既に
釘づけになっていることが、彼らの表情からはっきりと見受けられました。
 
私の課題曲として長年聴いてきた曲ですが、前奏曲の冒頭で弦楽器群の合奏が
始まった時からパワー感に裏打ちされた解像度の素晴らしさが感じられます。
 
弦楽器の壮大とも言えるハーモニーは主題の旋律を幾重にも重なるレイヤーと
してスピーカーの周囲に別世界のようなステージ感を出現させる。弦楽五部の
各パートが微妙に異なる音階を正確な主題の進行に合わせて奏でるが、各々の
演奏パートに微妙に異なる色彩感をD-Premierが提供するので、折り重なって
いくハーモニーの個々のパートがはっきりと認識できる。
 
それがスピーカーに対峙する私から見て、非常に大きなスケール感をもたらし、
ほとばしる余韻感が中空の隙間にすべて浸透していくことで響きの美しさと
いうイメージが今まで以上に聴覚に魅惑的な刺激をさらりと注入してくると
いう自然体の説得力がD-Premierにあることは間違いない。違和感がないのだ!!
 
一流の料理を舌で味わうように、ひとつひとつの食材が口の中で混じり合い
ながらも個々の存在感を主張するように、弦楽器の質感をこれほど魅力的に
再現しながらも各パートの解像度をしっかりと維持しているという事。
そして、それがD-Premierという40センチ四方の小さなボディーが発する音楽
だということに驚きを新たにしてしまった。これは素晴らしい!!
 
同じ主題をファランドールでは管楽器や打楽器も含めて展開するが、しなやか
に聴かせる弦楽器に同調するかのように管楽器の質感も響きに柔軟性を見せる。
 
これは決して曖昧な音像表現によって雰囲気を演出するという事ではなく、
実に鮮明な音の発生点を音場感の中に定位させるということであり、その定点
から発した楽音が見事な余韻感を中空に作り出していくというプロセスを安心
して見られるという充実感と言えるだろう。
 
妖艶でしなやかな質感に統一されたオーケストラの演奏は一種の潤いを聴き手に
感じさせることだろう。それは正にD-Premierのボディーに触れてみたときの
感触に言い換えることが出来るかもしれない。
 
見事な鏡面仕上げは冷たいイメージに画面では見えるかもしれないが、実は
触れた時のフィーリングは実にしっとりと指先に吸い付くような印象なのだ。
 
■マーラー交響曲第一番「巨人」第二楽章  小澤征爾/ボストン交響楽団
 
聴きなれた課題曲を再び聴き始めると、更に実感が増してくる。第二楽章の
冒頭では弦楽器群のアルコによる合奏が私にとっての美意識の第一関門であり、
第一印象でありながら最終結論とも言える直感的試聴ポイントである。
 
確かに今までに聴いたアンプとは違う!!
 
コントラバスの重量感をえぐり出すように聴かせるアンプもあるが、D-Premierは
低域の最深部を誇張するような事はせずに、主旋律の楽器群とのバランス感覚
を自然体で聴かせてくれる。これを調和というのだろうか?
 
分析的に聴く習性を持っている私が自然に演奏に引き込まれ、D-Premierを
通じて演奏者との距離感を縮めていくという神秘的な体験を自覚する私がいた。
 
それはヴォーカルを聞き始めた時に、更に実感されることになった。
 
もちろん、ここでHB-1という存在を無視出来るはずもないが、人間の声によって
つづられていく言葉の流れが…、これが日本語であっても英語であっても、
歌手の感性をD-Premierが代弁するようにしっとりと私の胸の奥底に浸透して
いくのが不思議だった!!
 
D-Premierの音質的な魅力を文章で伝えたいという思いが強くなればなるほど、
これまでのように楽音の一つずつを切り取り、各論としての音質比較の比喩を
並べていくことが今回はふさわしい手段とは思えなくなってしまったのです!!
 
私の感性で音質的にわずかな疑問があれば、そこに安心感と満足感はないので
チューニングによって変化を与え議論を深めていくという書き方になる場合が
今までにもあったが、D-Premierでは最初からプロフェッショナルを自認する
私でさえ何の不満も起こってこないのだから不思議だ。それだけいい!!
 
確かにD-Premierの音質に変化を与えるノウハウはある。しかし、それは聴き手
の感性によって方向付けをしてからの手段の選択であり、極めて標準的な
セットアップをして(電源ケーブルだけはこだわりましたが)聴き始めた事を
後悔することは全くない。
 
街中の食堂のテーブルには塩、醤油、ソースと客が好き勝手に味付けする調味
料が置かれているのが普通だろう。しかし、一流のレストランのテーブルには
一切の調味料はない。
 
シェフの感性で調理した料理はそのままで味わうの例えと同じではないかと
D-Premierを味わった私は素直に思えるのです。いかがでしょうか?
 
オーディオでは相当のグルメであると自称する私が保証できる音質。
私のプライドにかけて推奨できる品位と満足感。
そして、無料で試食できるのですから…!!
 
 
        ■ ふさわしい販売戦略とは ■
 
Segal氏はある時こう言っていました。日本でのショップ展開と選択をどうす
るのか、という話し合いをしていた時です。
 
「とにかくDEVIALETの考え方は厳しいですから…」
 
既存の輸入商社を使わずに私(=ダイナミックオーディオ)にコンタクトして
きたということはどういう意味を持つのか。ハイエンドオーディオの販売に
対するこだわりがDEVIALETのセールススタイルに直結していると考えている。
 
つまり、ユーザーに聴いて頂くショップのデモの音質に関してもDEVIALETは
こだわった選択をしていくという方針であると理解している。で、あるが故に
量よりも質というマーケティング方針を彼らは考えているようだ。
 
事実、既に彼らは国内のここ以外のショップも視察し、同社製品の取り扱いに
関してデモの音質的な満足感を満たしたところはないと考えているようでした。
 
そして、前述のようにここでの試聴に立ち会ったDEVIALETの面々のコメントは
「世界的に見てここの音質がベストだ!!」というありがたい評価を頂き、その
証拠にMade in JapanのKiso Acousticを認め即決で購入していったのだろう。
 
私の元にやってきたD-Premierのシリアルナンバーは“00005”でした。
それが意味するところは何か…。
 
■DEVIALET D-Premierは現在パリとロンドンのショップに各一台ずつ展示され
 ているということ。実際のユーザーからのオーダーはほんの数台であり、
 これからの生産とセールスのスタートというタイミングであるということ。
 
■フランス、イギリス、ドイツ、イタリアの四カ国と日本で発売するという事。
 アメリカや香港、その他の地域での販売は当面はしない方針ということ。
 
■最初の量産は今月末に40台を予定している。私はそのうちの10台を日本へと
 交渉しているところです。これは確保したいと思っています。
 
■日本では当面(上述のような方針で)川又のみが取り扱う事となりました。
 慎重に日本での価格を検討し次のように決定しました。
 
★DEVIALET D-Premierはメーカー保証を五年間と致します!!これは凄い!!
 
 
   ◆ DEVIALET D-Premier 税込み販売価格 \1,596,000. ◆
 
 
◇下記による当社での各種お支払方法のすべてがご利用頂けます。
 
1.銀行振り込み
 
みずほ銀行(銀行コード0001) 神田支店(支店コード108) 
当座預金 60711 口座名義 株式会社ダイナミックオーディオ
 
三菱東京UFJ銀行(銀行コード0005) 神田駅前支店(支店コード010)  
当座預金 2029305 口座名義 株式会社ダイナミックオーディオ
 
*上記のいずれかをご利用下さい。
 
2.インターネット上でのオンライン決済
 
□下記の各種カードであれば、ご自宅でご契約が可能です。
1.三井住友VISA 2.MASTER 3.DC 4.UFJニコス 5.JCB
どのカードを利用されるかをお知らせ頂ければ契約用eメールをお送り致します。
 
□各種長期分割払い、そして頭金なし金利ゼロのボーナス1回/2回払いも同様
 にオンライン決済が可能です。ご相談の上でご契約用メールをお送り致します。
 
3.店頭での現金またはデビッドカードを含む各種のカード決済など。
 
□以上の各種支払方法においては下取りも歓迎致します。また、カードや各種
 分割払いと現金などの組み合わせも当然可能です。どうぞご相談下さい。
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0549.html
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0548.html
 
上記のように既に体験者からのレポートも頂いておりますが、既に来店されて
D-Premierをご覧になった方、試聴された会員もいらっしゃいます。
 
そして、これからD-Premierをめぐる各種新企画を実施して参りますので、
どうぞご期待下さい。


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
E−mail:kawamata@dynamicaudio.co.jp
お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!

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