発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明


2010年12月25日
No.785 「季刊ステレオサウンド編集部ご一行来訪にて貸し切り試聴会開催!!」
 
“1469”とは何の数字か? 私のコンピューターの中を「ステレオサウンド」と
いうキーワードで検索して得られたファイルの数です。私の仕事とは切っても
切れない関係にある世界有数のオーディオ専門誌である事は周知のことでしょう。
 
今年の12月発売でNo.177となりますが、私の自宅には確かNo.43辺りからの
バックナンバーが書架を占領し保管してあります。私の仕事の歴史というか
オーディオの歴史そのものであり、老後にゆっくりと読み返そうと(笑)思って
いるものです。今思えば懐かしいコンポーネントたちが記憶と共に蘇ってくる
ものです。
 
そうそう、ハルズサークルの配信で同誌にまつわるエピソードで次のような
事を述べていましたっけ〜(^^ゞ
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
最近つまらないことを考えています。それは「家屋」という二つの漢字!!
 
ステレオサウンド誌に「レコード演奏家訪問」というコーナーが登場してから
ずっと気にしていたものでした。「家」と「屋」の違いはなんだろうか?
三省堂の国語辞書によると…
 
「家」の五番目の意味として
・一つの領域を専門とする人。また、それに優れた人。「画家・作家・芸術家・
 大家・諸子百家」とありました。他にも色々と思いつきます。「漫画家・作曲家
 作詞家・小説家・評論家」などなど、まだまだありますね。
 
「屋」では商家の屋号という意味の次に
・その職業を営む人や家を表す「八百屋・魚屋・本屋・米屋」などとあり、他にも
 「床屋・電気屋・洋品屋・雑貨屋」など、私たちの身近にはたくさんあります。
 
さて、私はどっちなんだろう〜?
 
と思うと間違いなく「屋」の方なのでしょう。平たく言えば「電気屋」の範疇
なのかもしれませんが、「家」という称号を付けられる人たちには何となく
ステータスというか、artisticな雰囲気があってカッコイイですよね〜(^^ゞ
 
確かに私はオーディオというものを生業にしているわけですが、その本質とい
うのは再生芸術という言葉の通り人々を感動させるという目的があるわけで、
それは演奏者と同意義で扱ってくれればこんな素晴らしいこと誇らしいことは
ないです。
 
〔art〕の語源はラテン語 art-, ars 「わざ・(職人的な)技術」から来てい
るということでしたが、日本語ではオーディオ屋と言われても仕方ありませんが、
私が追求しているのは道具としてオーディオコンポーネントを使ったartistで
ありたいと願っているものです。そんな人種に対する「家」を付けたふさわし
い呼称として何かないかな〜、とふと考えたりしています。
「オーディオ再生芸術家」かな〜
 
そして、皆様は「音の美食家」(^^ゞ これで行きましょう〜!! (笑)
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
稚拙な雑文でお目汚し大変失礼致しました。1966年11月に季刊「ステレオサウ
ンド」が創刊されていますが、当社ダイナミックオーディオの創立が1965年な
のでほぼ同じ歴史ということになりましょうか。
 
http://www.stereosound.co.jp/
 
創刊から44年の歴史を経て、この度同誌編集部も大きく若返り新しい船出と
いうことになりました。“若い”と言いましても皆さんかなりの経験を積まれ
た方々ばかりなのですが、これからの「ステレオサウンド」を担う皆様を当店
にご招待したということなのです。
 
2010年12月21日のことでした。私から閉店後の方がゆっくり試聴出来ますから
仕事が終わってから皆さんでお越し下さい、とお誘いしていたものです。
 
最初は三名、当日になって五名、予定時刻の19時直前には結果的に七名という
ことで同社関係者も含めての賑やかなご来店となりました。
 
私はこの際ですから1Fから順番に当店の全てのフロアーを視察して頂き最後に
7Fにお越し下さい、とお願いしていたものです。
 
1F担当者より「お見えになりました」という報告があったのは予定の19時。
しかし、各フロアーを見て頂きたいとお願いしたのは私なのに、中々ここに
到着しない…、まだかまだか…、とお待ちしていると下のフロアーから盛大な
音がここにも伝わってきます。
 
なるほど〜、じっくりと試聴して頂くのは望むところであり、各フロアー担当
が調子に乗って(笑)あれもこれもと選曲してお引き留めしているのだろうと
苦笑いしていたものでした。
 
結局、7Fに来られたのは一時間後となってしまいました。新編集長の染谷氏に
は先日お目にかかっているのですが、ご紹介頂いた各氏と名刺交換して早速に
試聴室に…「ほほ〜」と皆様異口同音に感嘆の一言。
 
そして、直ちに私からお願いしての記念撮影が↓これです!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss01.jpg
 
向かって私の左側が季刊ステレオサウンド編集長の染谷 一 氏、右側が季刊
オートサウンド編集長 嶋津 彰夫 氏、前列左がステレオサウンド編集部の
栗原 祥光 氏、右が渡邉 淳也 氏です。その他同社関連の皆様三名という事で
貸し切り試聴会が始まりました。
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/783.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/784.html
 
先ず最初に私が聴いて欲しかったもの、それは↑このKiso Acoustic HB-2です。
絶対他にはないものであり、この後に続く大型スピーカーの前に聴いて頂こう
と以前から狙っていたものでした。どうですか〜、↓この風景は!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss02.jpg
 
このKiso Acoustic HB-2の第一声として私が選曲したのはこの曲!!
 
http://www.skmtcommmons.com/utau/
 
10 : 四季 Shiki「words & music: 大貫妙子 piano 坂本龍一」
 
http://www.onukitaeko.jp/
http://onukitaeko.jp/blog/category/discography/22nd_album/
 
そして、全く同じ曲をアルバム [attraction]でのフル伴奏付きバージョンと
比較して楽しんで頂きました。
 
さて、次はいきなりですが皆さんが自社の試聴室でも聴いていたというこれ!!
 
■“The Sonus faber”+ soulution 745 & 721 & 700 !!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/772.html
 
“The Sonus faber”を早速フルsoulutionシステムで聴いて頂くことに。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss08.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss07.jpg
 
この時の選曲は今年のマラソン試聴会のエンディングでかけたこの曲です。
「鬼神」和田薫の音楽より 3.津軽三味線とオーケストラのための「絃魂」
http://www.kaoru-wada.com/
 
私がどうやってチューニングしたかという説明と質疑応答が続き、さすがに
皆さんお詳しい方々ばかりでした。当たり前か〜(笑)
その皆さんがこれほど真剣に聴き入って下さるのですから、私も張り切って
しまいます。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss04.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss05.jpg
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss06.jpg
 
じっくり聴いた頂こうと思いつつ、ついつい数々のエピソードや経験談を話し
てしまう私ですが(^^ゞ聴き手の反応が良いだけに私も話が止まらなくなって
しまいました。悪い癖です、いけませんね〜^^;
 
当然のことながら“The Sonus faber”はオーケストラだけでなくポップスも
素晴らしいものです、ということで発売されたばかりのこのディスクもかけて
しまいました。
3.ジョジョ/ボズ・スキャッグス  皆さんノリノリでしたね〜(^^♪
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/782.html
 
http://www.stereosound.co.jp/cd/backnumber/ss/ssrr5/
 
超弩級スピーカーから次は一転してこの組み合わせで!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/701.html
 
DEVIALET D-Premier & Kiso Acoustic HB-1MPKのペアリング!! 
そして、ぐっと聴き手を引きつけてしまった選曲はこれです!!
 
■Rodrigo Y Gabriela 「11:11」
1'Hanuman' inspired by Carlos Santana
http://www.rodgab.com/ 
 
同じ組み合わせでヴォーカルもということでこれ!!
 
■森山直太郎の4トラック目の「手紙」
http://www.naotaro.com/index.asp
 
次は、下のフロアーでもFranco Serblin Ktemaを聴いてきたということでしたが、
私の選曲ではKtemaは弦楽器だけではなく、こんな曲も素晴らしいんです!!
ということで…
 
The Mighty Echoes / Doo Wop Til You Drop / Under The Boardwalk
http://www.mightyechoes.com/buy.htm
 
いかがですか〜、アカペラも素晴らしいでしょう〜と悦に入った私でした(笑)
私の立ち位置も右から左へと、また右へと盛んに動き回っての演奏と解説です。
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/101221/ss03.jpg
 
他では聴けないMOSQUITO NEOもJEFFROWLAND Model 625 & Criterion、そして
ESOTERIC P-01+VUK-P01 with D-01+VUK-D01のシステムで聴いて頂きました。
選曲はこれです!!
 
UNCOMPRESSED WORLD VOL.1 / 4.SAMBIENTA
http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1_booklet.pdf
 
選曲と演奏はよどみなく続き、あっという間に22時を回ってしまいました。
 
このDyna5555は来年10周年を迎えますが、これまでにも雑誌、テレビ、webマガジン
など色々なメディアの取材を受けてきて、必ず「この店の特徴を一言で言うと」
という質問があったのですが、私の答えはいつもこうでした「体験→感動→
セールス」というたった三つの言葉で表現できることなんです、とお話していました。
 
あっという間の二時間でしたが、最後の一曲はジャズとオーケストラの両方を
ダイナミックに楽しんで頂こうと“The Sonus faber”システムに戻って、
この一曲を盛大に演奏しました。
 
SWING!/THE BOSTON POPS ORCHESTRA-JOHN WILLIAMS 6.SING,SING,SING(SRCR9725) 
 
そして、最後に染谷氏がぜひこのシステムで聴かせて欲しいとバッグから
取り出してきたディスクがこれでした。
 
http://www.stereosound.co.jp/cd/backnumber/ss/sgcd01/
 
はい、喜んで!!ということで染谷氏がトラック8をお願いしますとおっしゃる。
何せ、ここには同じタイトルのこのディスクが各仕様で4枚も置いてあり、私も
10年以上前から使っているディスクなので8曲目と聞いただけでピンときました!!
はい、「Way down deep」ですね!!
 
             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
上記の他にも実に多数の選曲で楽しんで頂きましたが、皆様初めてのご来店と
いうことで相当色々な印象をもたれた事と思います。
 
ここで皆様の感想を逐一掲載することは敢えて致しませんが、たった一言だけ
ある方が翌日送って下さったメールの一行だけを引用させて頂きました。
 
「昨晩の私のもっとも大きな収穫はその情熱に触れられたことでした。」
 
はい、ありがとうございました。“その情熱”この一言で十分でございます。
こういうショップがあるということ、そして当店を通じて日本中のオーディオ
ファイルの皆様に何を伝えていくことが出来るのか!_?
 
これは当店全てのスタッフの目標であり願いでもあります。
 
「先ず体験して頂く事→感動して頂けたのなら→真摯な姿勢でセールスへ」
 
創業44周年のステレオサウンド誌にも共通の思想ありと私も察することが
できた貴重なひと時でした!!
 
気がつけば22時30分を回り、外は雨が降り出してきました。
お見送りしたエレベーターのドアが閉まる瞬間に見た皆様の笑顔が印象的でした。
ありがとうございました。またお会いしましょう!!


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
E−mail:kawamata@dynamicaudio.co.jp
お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!

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