発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明
2015年7月2日 No.1235
H.A.L.'s One point impression!!-JEFF ROWLAND & CARDASが魅せるHIRO Acoustic!!
HIRO Acousticが登場した当時はESOTERICで、そしてCH Precisionでの醍醐味
に感動し、更にAyre Twentyにて別世界を聴き、コンパクトなDEVIALET 800が
そのパフォーマンスを開花させるという体験が、HIRO Acousticの存在感を
高めると共に各社のトップモデルの潜在能力が引き出されてくるという事実に
興奮してきたものでした。そして、新たな可能性を探る試みをこのアンプで!!

HIRO Acousticに新たな挑戦者を招聘 Vol.2 JEFF ROWLAND!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1230.html

ケーブルもCardas Audioのトップモデルでシグナルパスを構成し、ソースコンポーネント
にも妥協なくということで先ずはシステム構成をご紹介致します。

◇ H.A.L.'s Sound Recipe / JEFF ROWLAND & CARDAS-inspection system ◇
 
………………………………………………………………………………
Abendrot Audio STUTE (税別¥3,500,000.)
http://jp.abendrot.co.uk/
     and
dCS Vivaldi Clock (税別¥1,920,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/dcs/vivaldi-clock/
     and
TRANSPARENT PLMM2X(2本)+PI8 (税別¥1,050,000.)
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
     and
finite element Pagode Master Reference Rack/HD02+CERABASE 4P (税込み¥970,000.)
http://www.axiss.co.jp/fFE.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

Cardas Audio Lightning BNC Cable
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/digital/

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
dCS Vivaldi Transport (税別¥4,740,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/dcs/vivaldi-transport/
          and
Aurender W20 (税別¥2,185,000.)
http://www.aurender.jp/products/w20/
          with
dCS Vivaldi Upsampler (税別¥2,450,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/dcs/vivaldi-upsampler/
     and
TRANSPARENT PLMM2X(3本)+PI8 (税別¥1,330,000.)
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
     and
finite element Pagode Master Reference Rack/HD02+CERABASE 4P (税込み¥970,000.)
http://www.axiss.co.jp/fFE.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽
 
TRANSPARENT REFERENCE XL 110ΩAES/EBU DigitaL (XLR)×2 (税別¥960,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1037.html
http://www.axiss.co.jp/ftran.html

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
dCS Vivaldi DAC (税別¥3,870,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/dcs/vivaldi-dac/
     and
TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.)
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
     and
finite element Pagode Master Reference Rack/HD02+CERABASE 4P(税別¥970,000.)
http://www.axiss.co.jp/fFE.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

Cardas Audio  Clear CG XLR 1.5m (税別¥392,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/index.html

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JEFF ROWLAND  Corus (税別¥2,120,000.)  
http://www.taiyo-international.com/products/jrdg/model925/
     and
TRANSPARENT PI8+Cardas Audio Clear M Power 15A (税別¥604,000.)
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/power/
     and
finite element Pagode Master Reference Rack/HD02+CERABASE 4P (税込み¥970,000.)
http://www.axiss.co.jp/fFE.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

Cardas Audio  Clear CG XLR 9.0m (税別¥1,547,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/index.html

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
JEFF ROWLAND Model 925 (税別¥8,700,000.)
http://www.taiyo-international.com/products/jrdg/model925/
     and
TRANSPARENT PIMMX×2+Cardas Audio Clear Beyond Power 20A(2本)(税別¥1,014,000.)
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/power/
     and
H.A.L.'s P-Board×2 (1枚/税別・配送費込み¥65,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html
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                ▽ ▽ ▽

Cardas Audio Clear Beyond 2.5m (税別¥1,174,000.)★Mid-Hi
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/speaker/#beyond
     and
Cardas Audio Clear 2.5m (税別¥636,000.)★Bass
http://www.taiyo-international.com/products/cardas/speaker/#beyond

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HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved (1Pair ¥14,250,000.)
http://www.hiro-ac.jp/
     and
H.A.L.'s B-Board×2 (1枚/税別・配送費込み¥122,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html
「特報!!HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedとはこれだ!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1199.html
ここに紹介した下記の二枚の写真でImprovedモデルとスピーカー本体とネット
ワークボックスをセットしたのがB-Board
http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved01.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved02.jpg
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6月26日に搬入し夕方から音は出ました。第一印象は良かったと言えるのですが、
初日はまだまだということで、エンハンサーCD-ROMをリピートさせて二日目から
聴き始めました。初日よりはかなりいいのですが、オーケストラを聴くと私の
美意識が反応するような弦楽器の質感ではなかったのです。

このこだわりは私ならではのものでしょう。他の人が聴いたら感動してくれる
というレベルではあるのですが、世界中で最も長時間、しかも錚々たるアンプで
HIRO Acousticを聴き続けてきた私には廣中さんにもない経験則が出来ており、
もう少し…こうならないものか、という要求のレベルが人並みではないのです。

20時間くらいではアンプとケーブルのバーンインがまだ不足しているのだろう
といういう推測のもと、二日目は数曲聴いて試聴を止めてしまいました。

果たして、このままで終わってしまうのだろうか、それとも…もう一日のバーン
インで期待する変化が表れるのだろうか…、とエンハンサーCD-ROMを徹夜で
リピートさせて熟成を待つ事にしたのでした。

その朝は早くに起床すると梅雨時にしては珍しく、晴れた朝で爽やかな風を肌に
感じながら今日はどんな音が聴けるのかとちょっぴり胸を高鳴らせて出社しました。

いつもより一時間早く出勤すると受信したメールの対応を済ませ、午前中から
試聴室に入ったのです。先ずは恒例の1987年デジタル録音、小澤征爾/ボストン
交響楽団/マーラー交響曲第一番「巨人」第二楽章から聴き始めたのですが…。

「一体何なんだ!!このオーケストラの質感は!!特に弦楽器は変わり過ぎだろう」

この豹変ぶりは何と言ったらいいのだろうか? 前回聴いた時のオーケストラに
格段の不満があったわけではない。オーディオ的に言えば十分に広帯域であり、
歪感などは無論のことで皆無、解像度も素晴らしく音像と音場感の表現力も
極めて素晴らしい再生音であったものです。

一般的に言えば称賛されるべき音質であったものですが、今になって思えば
楽音の輪郭や定位感など、分解能の素晴らしさは使用開始直後から感じられた
いわば楽音の形、音像の正確さを発揮していたものだったということでしょう。

ところが、バーンインが進行しJEFF ROWLANDとCARDASの両者におけるオーディオ的
化学変化がもたらしたものは、オーケストラ特に弦楽器の質感における圧倒的な
滑らかさ艶やかさの発現でした!! 

特にJEFF ROWLANDは20年前から使用開始からの時間経過でオオバケするという
経験はありましたが、以前のそれは帯域感や空間表現など微小信号の情報量と
して電源投入直後は目覚めが悪く、高域の伸びや鮮やかさが感じられず、潤い
がない楽音は余韻感も不足するという初期症状がバーンインによって改善され
ていくという経過でした。

現在のJEFF ROWLANDはさすがに以前ほどの極端な目覚めの悪さは感じられず、
最初から前記のように十分な情報量を発揮していたのですが、では以前と違う
バーンインの進行による変化とは何か…、というこがHIRO Acousticという存在
によって新たに定義されたのです。

正にビロード生地に触れた時に感じる柔らかさと艶やかさ、指先にまとわりつく
ようなしっとりとした質感、体温を逃さない保温性から感じる肌合いの滑らかさ、
官能的であり光沢感のある弦楽器の質感は最初の木綿生地からシルクビロード
に変身してしまったのです!!

とにかく、この私でさえ未体験の美しさなのです!!

ベッドメークの最後に深紅のシルクビロードのベッドカバーをふわりとかけます。
その時に大きなビロードの片側を両手で持って、上下に煽って波打たせる情景
をイメージして下さい。

空気をはらんだシルクビロードはゆったりと波打つ様子は、低弦楽器が発した
響きがゆったりとホールエコーをはらんでステージから天井へと余韻感がふわりと
客席の頭上を漂っていくような心地良さを聴かせてくれます!!

両手のあおりを小刻みにすれば、小さなうねりがシルクビロードにさざ波と
なって表れ、ヴァイオリンのアルコが繰り返され弦楽奏者の弓が見事に同期
して上下するような艶やかで光沢ある響きのグラデーションを輝かせるあり様
が見えるようです!!

「驚きの発見!!ケーブルをも裸にするスピーカーHIRO Acoustic!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1217.html

そして、ここに上記のCardas Audioというケーブルの魅力も追加されました!!
このCardasは傾向としてJEFF ROWLANDと同様にバーンインによる変化が大きい
ケーブルであることを私も思い出しました。

Cardasは90年代に私がB&W NautilusとJEFF ROWLANDのCoherence、モノアンプ
Model 12(4set)で当時のベストセラーとなった組み合わせでも全面的に採用
していたケーブルですが、やはり使用開始直後は目覚めが悪く最低でも50時間
程度のバーンインを行わないと本領発揮しなかったことを思い出します。

この両者が約50時間以上を経過して奏でるようになったオーケストラの質感は
極上という言葉を二乗したような素晴らしさ!!特に弦楽器の質感のえも言えぬ
美しさが印象的だが、当然管楽器の質感、打楽器の余韻感の見事さなど全ての
項目において前代未聞の素晴らしさがあり、ここ数日間というもの私はずっと
オーケストラを聴き続け、さらにバーンインが進行し120時間を経過した現在は
HIRO Acousticの歴史に新たな一ページを加えたという実感が湧き起りました!!

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

流麗な弦楽器と緻密で繊細な管楽器の調和をオーケストラで楽しみながら数日
聴き続けてきた私は、スタジオ録音の楽曲も当然色々と聴いて確認してきました。

いつもの課題曲は当然のことながら、オーケストラ同様に実に多数の楽器を
使用しているエニグマのデビューアルバム『サッドネス(永遠の謎)』(原題
:MCMXC a.D.)を最後まで聴いていました。
http://www.universal-music.co.jp/enigma/biography

アフリカの多様なパーカッション、シンセサイザーの壮大な空間表現、ダンス
ビートの強力なリズム、グレゴリオ聖歌の男性合唱の壮麗な響き、切れ味の
鋭い打ち込みなど、全く予想が付かない楽音の展開が素晴らしいアルバムです。

しかし、今まで他のシステムで聴いた印象とは大きく異なる、迫力と美意識が
共存する演奏がHIRO AcousticとJEFF ROWLAND、そしてCARDASによって、私も
初体験という素晴らしさで進行して行くのです!!

着膨れしない低域が特徴のHIRO Acousticによるエニグマの広大なスケール感が
スピーカー周辺の空間に巨大スクリーンのように楽音が投影されるディメンションを
構成すると、JEFF ROWLANDの究極的なノイズフロアーの低さがもたらす高域の
大小の輝きが、音楽のミルキーウェイのように空間に細やかな音をまき散らす
美しさにしばし言葉を失う!!

躍動感あるビートが弾ける背景では、オーロラのようにゆらめく余韻感の充実が
パルシブなパーカッションを中空にピンナップしたように克明な定位感を示す。

スタジオワークの素晴らしさで音楽の背景に深みと遠近感を作り出した中で
センターに定位するVoiceの生々しさがCARDASが伝送する情報量の素晴らしさ
を裏付けるのです!! 

この共同作業によって完成したシステムは音楽ジャンルには全く無関係であり、
そのパフォーマンスは日数が経つほどに安定し、更に質感の向上が感じられる。
まだ成長するのであろうか!? 好奇心は興奮を求めて私は明日も聴き続ける!!


担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.co.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!


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