《HAL's Monitor Report》


No.0266 - 2005/11/9

千葉県船橋市 H T 様より

H.A.L.'s “PEIP”Monitor Report!!

“PEIP Club”より続々レポート到着
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/363.html


Vol.14「これまで響きだと思い込んでいた音は、恥ずかしながらノイズだった!?」

川又様

船橋市のTです。

レポート遅くなりました。

このたびは、依頼しておりました“Pケーブル”だけでなく、“PI”の試聴機会も
与えてくだりありがとうございました。“PI”2台の急遽の参戦に、うちはパワー
アンプが1台だしなあ...どうしようかなあ?などと考えていましたが、非常に
効果的に使用できました。以下にレポートを記載します。

結果

我が家の中級クラスのコンポーネントでもその効果は絶大でした。
そして我が家のこれまでの最高音をはるかに更新されてしまいました。

自宅システム

 プレーヤー   “UX-3”「Esoteric」

  DAコンバーター “Delius”「dCS」

 プリアンプ   “C-2000”「Accuphase」

 パワーアンプ  “P-3000”「Accuphase」

 スピーカー   “Model6”「AERIAL」

アパート住まいなので、我が家は電源対策をほとんどしておりません。これまで
行った対策といえば、壁コンとACケーブルの交換くらいでした。先日、壁コンを
交換した時点で電源環境の整備はここら辺が限界かなと考えていました。

無論これまでも、「Esoteric」の“8N-PC8000”をDAとプリとパワーに3本使用し、
プレーヤーには「AET」の“SIN AC”を導入し、その都度、低音は締まり高音の
繊細な響きも増し、効果は実感できました。

しかしながら、今回の“PEIP”デバイスが、壁コン以降の対策として効果がある
ということだったので、もしかして、こんな環境でも更なる音質向上が期待でき
るのではと、興味津々、早速試聴の申込みをした次第でした。


“Pケーブル”+“PI”

“PI”の参戦は想定していなかったので、皆さまのレポートを参考に、まずは
“Pケーブル”と“PI”のセットをパワーアンプに使用してみました。

そして音出し。“KENNY BARRON”の『THE MOMENT』から2曲目「Fragile」。

これまで一番多く聞いてきた曲ですが、今回は前奏部分ですでにもっていかれて
しまいました!!

ピアノとシンバルがこれまで体験した事のない静寂の中から、「ピーン」と純度の
高い音で美しく響いたのです。

あまりの変化に唖然。

次の瞬間にはもう1セットの“Pケーブル”と“PI”を迷うことなくプリアンプに
差し込んでいました。

すると、更に全体が澄み渡り、音と音の間に絶対的な静寂が生まれ、音同士(特に
反響音)のにごりが皆無となりました。

しかも音自体はすっきりしているのに、芯がしっかりしているのか、量感がまった
く減少したように感じられませんでした。

もうこれは音が整うとかいうレベルを遥かに通り越しています!!


C-2000にしてもP-3000にしてもまだこんなに伸びシロがあったなんて...
“Pケーブル”も“PI”も、中級機でも十分効果があるということでしょう。
(それにしても、セットですでにそれぞれのアンプの価格を越えていますが)

次から次へとCDを聞きまくり、あっという間の10日間が過ぎてしまいました。

そして元のセッティングヘ戻すと、なんとも潤いのないバサバサした音に感じて
しまいました。

これまで響きだと思い込んでいた音は、恥ずかしながらノイズだったようです。

この音を一度聞いたら導入せざるを得ません。少なくとも“Pケーブル”+“PI”
のワンセットは手に入れたい。また妻を説得する日々が始まります。

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川又より

H.T 様ありがとうございました。そして、奥様のご説得に成功されたのか、あるい
は内緒で(^^ゞ かは存じませんが、昨日は“Pケーブル”二本に“PI”もご注文を
頂戴しありがとうございました。<m(__)m>

加えて、今回は思い切ってスピーカーをYG Acousticsへとアップグレードされ、
いよいよこれからが楽しみとなってきたようですね。ちょうど今回の“エフコン”
でYG Acousticsのベストな演奏を聴いて頂くことができて何よりでした。今後は
ここで体験された音質をひとつのターゲットにしてがんばって頂ければと思います。


HAL's Monitor Report