平成12年/西暦2000年5月17日にH.A.L.'s Circle ReviewのNo.0001が配信されました。
一営業マンの発するメールマガジンが5000号という実績に関しては、我ながら「継続は力なり」
ということを実感する思い出が数々ありました。
ハルズサークル26年間の歴史の中で配信開始当初からのベテラン会員が多数いらっしゃいますが、
皆様と共有した年月において様々なドラマやエピソードなど印象に残っている多くの思い出がございます。
会員の皆様からオーディオ談義の一環として、ご来店頂いて配信で紹介したシステムを実際に
試聴した感想やハルズサークルを通じての体験談をお送り頂きましたので紹介させて頂きます。
■Act.1-Call for Messages from H.A.L.Members■
上記企画にてハルズサークル配信スタート当初からも大ベテラン会員より
大変ありがたく嬉しい投稿を頂きましたので早速ご紹介致します。
Vol.3「感謝、感謝です!」
東京都杉並区 M M 様より(下記リンクを開いてご覧下さい)
https://www.dynamicaudio.jp/s/20260905142033.pdf
■川又より
今までの投稿をご紹介します。ぜひご覧下さい!
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0742.html
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0735.html
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そして、大変私の印象に残っているのが次の投稿でした。
H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0705.html
上記より抜粋引用
一方で、ここまで再現力が素晴らしいと、(褒め言葉なのですが)オーケストラ曲を
聴く場合に限って悩ましいことが出てきました。
私は現在、週2回くらいのペースで様々なオーケストラの演奏会を聴きに行っています。
その際、例えばサントリーホールやオペラシティーで常に同じ席を買い続けることはせず、
色々な席で聴きながら「ここの席は直接音と間接音が7:3くらい」「ここだと9:1くらい」
「こちらでは舞台上手側の音が届きにくい」などなど聞こえ方の差異を確認しつつ、
曲目やオーケストラの特徴に合わせて最適なリスニングポイントを探っています。
その結果言えることは、オーケストラ曲の場合、ある一定量以上の間接音がないと、
各奏者の出す音が混じり合って一体感ある音楽に聴こえる心地良い状態にならないのです。
自分自身が演奏者としてオーケストラの中にいる時は、もちろん直接音をお互いに
聞きあっていますし、一階の最前列などはそれに近い音が聞こえてきます。
しかし、これは心地良い響きではなく、通常の鑑賞には向かないのです。
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川又より
M M 様ありがとうございました。オーケストラ楽員としての活動もされ、生演奏にも
精通する見識をお持ちのM M 様に高く評価して頂き私も大変嬉しく思います。
まさしくメードインジャパンのハイエンドオーディオシステムとして、なすべきことを
やり遂げたというHIRO AcousticとESOTERICの成果を正しく評価して頂けたと感謝致します。
「音楽を裸にするスピーカー登場!!その名はHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS!!」
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1160.html
私はHIRO Acousticが登場した五年前から「音楽を裸にするスピーカー」と言い続けて
来ましたが、これは言い換えれば「録音を裸にするスピーカー」ということなのです。
確かにM M 様がおっしゃるようにオーケストラの録音では多数のマイクを使用し、
収録後にスタジオで編集しミキシングしてバランスを取り、マスタリングで
音質的な調整やリバーブを施すという作業に長時間かけてから音楽作品となります。
つまり、オーケストラの録音はジャズやポップスのように、スタジオで音楽全体を
再構成するという作業が当たり前に行われていることを多くの人は知らないと
いう可能性もあります。
だから、あの録音のホールはこんな響きとか、このオケの弦はこうだとか、あの
指揮者はもっと管を強く響かせるとか、出来上がったCDの音から様々なことを
イメージするのですが、実はスタジオでの音作りでそうなっているのであり、
演奏したホールの特徴や楽音の質感などもスタジオで作られているのです。
ですから、クラシック音楽のCDはライブ演奏のままに録音したという解釈は本当は
正しくないものであり、ホールの残響などは後からお化粧して追加しているのです。
「録音を裸にするスピーカー」HIRO Acousticと記録された情報の全てを引き出す
ESOTERICというコンビネーションでは、録音の品質というものが明確に再現されます。
というよりも、スタジオで使用しているモニタースピーカーでは聴くことの出来ない
解像度と忠実さがあるので、CDの製作者たちがスタジオで耳にする音質とは別次元の
音質と情報量を当たり前のように表現してしまうのです。
つまりは多数のマイクで拾った楽音のバランスをいかに取るか、余韻感を構成する
響きの要素を多数のチャンネル数のあるマイクのどれをミックスして作るのか、
そしてオーケストラ全体にどの程度のリバーブを追加するのか、という各項目の
仕事の品質が露わになってしまうのです。
それは不幸なことか幸福なことなのか解釈によって個人差があるでしょうが、
仕事がら音楽鑑賞用スピーカーとシステム構成にてトップクラスの製品群により
再生音を評価し研究してきた私にとって、それら個々の音質に大きな違いを感じ
何を信じて音を楽しむかという判断をしている仕事にHIRO AcousticとESOTERICは
大変好都合な音質だということです。
この両者で聴く音楽作品は、演奏の良し悪しは解釈と評価が分かれることでしょうから、
主観的判断は聴き手の皆様にお任せするとして、音質そのものに関しては無色透明、
中立公平にしてアンプから出力されボイスコイルに伝送される音楽信号に対して
最高度の忠実さがあると私は断言できます!
音楽作品を制作する側の人々にとって、これほど手強い相手であり嫌な再生装置は
他にはないでしょう!
M M 様にご指摘頂いたオーケストラ録音の再生に関しては私は全面肯定です。
であるからこそ、私の選曲は様々な録音パターンを取り上げ、ホール録音と
スタジオ録音の両方で再生システムの品位と特徴をご理解頂けるようにと
心がけているものです。
さあ、これほどのオーディオシステムを無料で開放し聴いて頂くということに
経営的・営業的、そして商売としてどんな効果があり目的としているのか?
それは簡単です!
耳で食べて美味しい音か不味い音なのかを皆様に解って欲しいからです!
音のグルメになって頂き、その感性で満足感を得られるようなオーディオライフを
皆様に送って頂ければという願いに他なりません!
だから、こんな企画を実行しているわけです!
引用終了
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早いものでM M 様にハルズサークルへご入会頂いてから24年となりました。
その歴史の中で、イベント・試聴会に限らずハルズサークルで紹介した新製品や
新ブランドが登場するたびに聴きに来て頂いた回数がどれほどあったことか!
そして、その度ごとにインプレッションを投稿して頂き、H.A.L.での生演奏に
対してもご自身の感性と経験による感想を頂けたことは私にとっても大変勉強になり、
励まされてきたもので、私の方こそ厚くお礼申し上げます。
「私のオーディオライフにとって、川又さんもHAL.1もダイナミックオーディオも
欠かせない存在です」
と、仰って頂いたことが理想的な専門店とお客様の関係性ではないかと思います。
これからも頑張って現役続行です。
私の方こそ感謝、感謝です!本当にありがとうございました。