《H.A.L.'s Sunday Concert Hearing Report》


No.0500 - 2009/4/26

東京都江東区 M.Y 様より

“Sunday Concert”とは新製品発表会ではなくこんな企画です!!

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/642.html

オーディオの話しや商品説明はしない? という音楽を楽しんで頂こうという
企画ですが、ソフト関係の裏話やエピソードなど今までのイベントとは違う
切り口で皆様に楽しんで頂こうという企画です。

参加者の皆様はどのように感じられたのでしょうか、早速ご紹介致しましょう!!

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Vol.10「ついに川又さんの手がメロディ・ガルドーにかかりました!!」

下記の訪問記にてご紹介した会員です。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0015.html

前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0493.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0484.html

川又様、

昨日の Sunday Concertでは、いつものことながら、大変楽しくいろいろ勉強
させて頂きまして、どうもありがとうございました。

No.1495で、川又さんがメロディ・ガルドーについて熱く語っておられるのを
読みまして「これは聴かなければ!」と思い、直ちにアマゾンに発注しました。
(USから輸入で、まだ到着していません)

続いて、川又さんが dCS Paganini を、これまた熱く語っておられるのを読み
まして、「これは聴かせていただきたいな〜」と思いましたが、当初は日曜は
別件が入っておりました。

日曜日にドタキャンが入り急遽Sunday Concertにエントリーいたしました。

当日は少し早めに到着したので、ここのところ私がリファレンスにしております、
Tutti ! の #1 Dance of the Tumbles を Paganini で聴かせて頂きました。

何回となくお手本として聴かせていただいている ESOTERIC P-01+VUK-P01 & 
D-01+VUK-D01 & G-0Rb とは、楽器の音色といい、帯域のバランスといい、
ものすごく違うので驚きました。とても強い個性を感じました。

メンバーが揃い、Sunday Concertが始まりました。何曲目だったかに、ついに
川又さんの手がメロディ・ガルドーにかかりました!

Paganiniでのメロディ・ガルドーにつきましては、川又さんが大変に詳しく
お書きになっており、私はそこまで深く聴きとることはできませんでしたが、
それでも Paganiniは、独特の色気とヒネリで、引き込まれるような音楽を
聴かせる機械だと思いました。

私は先代のDV-50から現在のUX-1 Limitedまで、ずっとプレイヤーはESOTERIC
です。当たり前のように聴き慣れたESOTERICはメロディ・ガルドーをPaganini
の後に聴くと、改めて「なんと生真面目!」と再認識することができました。

今回はトランスポート+DACで、ここまで音が違うという貴重な勉強をさせて
いただきました。

いつものように、川又さん秘蔵のディスクも聴かせて頂き、大変に楽しかった
です。どうもありがとうございました。

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川又より

M.Y 様ありがとうございました。お礼を申し上げるのは私の方でございます。
毎回皆様にお越し頂き、私もいっしょに演奏を楽しんでいるものですが、選曲
の醍醐味のひとつに意外性ということを私はいつも考えています。

オーディオ装置のデモだから世に言うところの高音質盤という見出しだけで
選曲したのでは面白くありません。皆様に、えっ!!と思って頂けるような
場面をいかにして作りだしていくか? シェフお任せのアラカルト料理のように
滞在している時間そのものを楽しんで頂ければと願っています。
今回の感想はそんな私の励みになるものでした。ありがとうございました。


HAL's Hearing Report