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No.0499 - 2010/7/31
東京都千代田区 M.M 様より
一ヶ月以上の準備期間を経て実現した「H.A.L.'s Monitor-dCS Debussy DAC」
がスタートしましたが、情熱的な会員から早速のレポートを頂きましたので
速報として配信させて頂きました。
Vol.1「実は最初からDebussyの購入は決めていました!!」
東京都千代田区 M.M 様より ★下記の訪問記にてご紹介させて頂きました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0003.html
以前の投稿もご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0411.html
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ダイナミックオーディオ5555 川又 様
●はじめに
今回、最新機種であるDCS Debussy DACを試聴する機会を頂けた事に感謝致します。
私自身、PCで音楽を聴いた時代は古く、もう20年以上前となります。
その頃はCDーROMドライブという物は無く、FM音源とPCM音源による演奏でした。
これは現在のような大容量のWAVファイルの再生ではなく、譜面に相当する
文章ファイルによって制御され、「電子楽器的なFM音」と「楽器の生音を
音程毎に1秒程度録音したPCM音」による同時再生でした。このPCM音はWAVに
近いものです。
ハイエンドオーディオファンの方から見れば、これはオモチャと笑われてしま
うかもしれませんが、若い頃の私として充分に楽しめたものです。
その頃のPCによる音楽は電子楽器のような物ですが、楽器と違うのはPCで様々
な作業を同時に行いながら、BGMのようにバックグラウンドで音楽を再生して
いることです。オーディオと異なり、すべてが1台で完結します。
当時は、オーディオ専用コンポ等は持っていなかったため、CDを再生して楽し
むオーディオの世界も知らなかったのです。
ハイエンドオーディオという私にとって新しい価値観と習慣を理解するには
しばらく時間がかかりました。
CDを大切に扱ったり、録音の良し悪しを考えたりする習慣は、PCで音楽を
楽しんでいた頃にはほとんどなかったのです。
FM音の良し悪しは別にして、これは録音ではなく、その場で生成された電子
楽器の生音を聴いているようなものでした。
現在ではすっかりオーディオ的な考え方に馴染んだところなのですが、最近は
PCオーディオという楽しみ方が注目されているとのことで、私としても大変
興味を抱いています。
もちろん、当時と現在は状況がまったく違うのですが、自分にとって馴染み
深い習慣に戻れそうな気がするのです。
●オーディオ機器の構成
・CDプレイヤー dCS Puccini
http://www.ohbashoji.co.jp/products/dcs/puccini/
・プリアンプ Jeff Rowland Design Group Criterion
http://www.ohbashoji.co.jp/products/jrdg/criterion/
・パワーアンプ
Jeff Rowland Design Group Model 304 C
http://www.ohbashoji.co.jp/products/jrdg/model304/
・スピーカー german-physiks the-carbon-mk-iv
http://www.german-physiks.com/german-physiks-speaker-line/the-carbon-mk-iv.html
・ケーブル
PAD Purist 20th Anniversary(XLRコードおよびSPコード)
Purist Limited Edition Power Cord(ACコード)
・ラック\インシュレーター類
Zoethecus
nfc anchor base
以上の構成であり、DebussyはPucciniと置き換えます。
Debussy以降の接続は、私にできる範囲でオーディオ的な常識に沿って接続と
設置を行なっており、説明を必要とする内容は特にはありません。
通常はこれですぐに試聴ということになりますが、Debussyを使用する上で
注目すべき点は、やはりUSB接続による再生でしょう。
SPDIFやAES/EBUに関しては、従来からのdcs製品と大きな違いはみられません。
まずは、PCを接続して再生できるかどうかが最大の課題となります。
●PCの構成
・PCハードウェア supermicro X7SBL-L2
http://www.supermicro.com/products/motherboard/Xeon3000/3200/X7SBL-LN2.cfm
・OS RedHat Fedora13 Linux
http://fedoraproject.org/ja/
・サウンドカード creative X-Fi Surround 5.1
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=1&subcategory=873&product=17751&listby=usage
・USBケーブル
ブランド不明なケーブル(5m X-Fi Surround 5.1用)
・仮想化 Sun VirtualBox
http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/
・再生ソフト
特には準備していません。
以上の構成となっています。
●PCに対して一般的に言われているオーディオ対策は行いませんでした。
PCによる音楽再生において最大のメリットは何かと考えると、GUIによる高い
操作性と運用性ではないでしょうか。
最近のデスクトップ表示の進歩は素晴らしいものがあり、特にAPPLEなど
オシャレなPCのGUIは非常に美しく滑らかに動く3Dデスクトップです。
※fedoraにも、CompizFusionという視覚効果が準備されています。
良く練られたオーディオ機器でも、小さな液晶パネルとリモコンを使用する
限り、PCのディスプレイ\キーボード\マウスによる操作性や視覚効果には
到底およびません。
CDプレイヤーへの再生曲のプログラムやリピートの設定などは、どうしても
効率の悪い面倒な操作となります。
これらの高い操作性と運用性のメリットを差し置いては、PCによる音楽再生を
行う意味合いは薄れてしまいます。
また、PCをPCとして使用する以上は停止できない処理も多く、ソフト\ハード
共に大規模であり、オーディオ機器のように音楽再生に特化させることはなか
なか出来ないものです。
そのような考えから、PCに対してオーディオ的な対策は行わずに、一般的な
設定や方法で試聴としました。音質対策はDebussy側に期待するものです。
※Linuxでの使用については、大場商事やDCSのHPには記載がありません。
しかし、DCSのサポートページにはComputer Audioという項目があり、ガイド
を見るとLinuxのに対するコメントがありました。
http://www.dcsltd.co.uk/page/support
●Debussyをfedora13に接続
Debussyはオーディオ用DAコンバーターですが、PCに接続する場合は通常のUSB
サウンドカードとして扱うことができます。
既に接続されている一般的なサウンドカードcreative X-Fi Surround 5.1と
交換しても良いのですが、それではオーディオ音楽とデスクトップ効果音が
すべてDebussyから出力されてしまいます。
大きな音量で音楽を楽しんでいるときに、例えばメール着信音や他のアプリ
ケーションの音まで鳴ってしまうと音楽を楽しめません。
しかし、音楽再生以外の効果音をすべてオフにするという事は不便極まりない
ものです。
そこで、X-Fi Surround 5.1サウンドカードはそのままに、2つめのサウンド
カードとしてDebussyを接続します。
(ブランド不明の5mのUSBケーブルで接続しました。)
そうすることで、X-Fi Surround 5.1をディスプレイのスピーカーへ、Debussy
をプリアンプへ接続し、2つの音声出力ラインを確保します。デフォルトでは
すべての音がX-Fi Surround 5.1サウンドカードから出力されます。
デフォルトではX-Fi Surround 5.1が使用される。
Debussyの名前が表示され、接続されていることが分かる。
●Debussyを強制的に24bit 96khzで使用する
通常、接続時は16bit 44.1khzとなります。
出力の量子化ビット数とサンプリング周波数を変更する場合は、
/home/ユーザー名/.pulse/daemon.conf
に設定を記入します。
default-sample-format = s32le
default-sample-rate = 192000
default-sample-channels = 2
default-channel-map = front-left,front-right
上記の設定ではデフォルトで32bit 192khzを指定しています。
Debussyは24bit 96khzまでですので、そのようになります。
24bitの表示は本体にはありませんが、LEDの表示は96khzとなりました。
これで物理的な接続が終わりました。
※daemon.confには他にもオーディオチューンと呼べるような、数多くの設定
があります。
●音が出るか試す
Debussyで再生を試す場合は、端末で以下のコマンドを入力します。
aplay -Dplug:front:Debussy 再生ファイル名
音が出れば接続は問題ありません。
aplay -L でデバイスの情報を表示すると、Debussyでも不思議とリアやサブ
ウーハーの項目を見ることが出来ますが、もちろん再生はできません。
front:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
Front speakers
surround40:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
4.0 Surround output to Front and Rear speakers
surround41:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
4.1 Surround output to Front, Rear and Subwoofer speakers
surround50:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
5.0 Surround output to Front, Center and Rear speakers
surround51:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
5.1 Surround output to Front, Center, Rear and Subwoofer speakers
surround71:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
7.1 Surround output to Front, Center, Side, Rear and Woofer speakers
iec958:CARD=Debussy,DEV=0
dCS Debussy, USB Audio
IEC958 (S/PDIF) Digital Audio Output
●自分の環境からDebussyで再生する
実はDebussyを接続したこのPCは、通常プライベートな事には使用しないよう
にしています。これは予測のつかないトラブル等から守るためです。
このPCはルーターやDHCP、ファイルサーバーやプリンタサーバー、更にはWEB
サーバーとしても機能しており、他の人がPC使用する上での中枢です。
私はこのPC(ホスト)の余剰なCPUやメモリ用いて仮想化し、自分のPC環境
(ゲスト)を確保しています。
プライベートに様々なアプリケーションをインストールするPCは、この仮想化
によって作られるゲストを使っています。
※仮想化は最近流行っている一種のPCハードウェアエミュレーターで、一台の
PCで複数のオペレーティングシステムを実行することができるものです。
最近は急激な普及をみせており、個人で使用する人も多くなってきています。
fedoraでもKVMという仮想化ツール一式が準備されています。
しかし、Debussyはこのままではホストからの再生しかできません。
ゲストで音楽再生できるルートを確保します。
音楽ファイルは、ホストの大容量なHDDからsamba共有で取り出しています。
ゲストはホストと同じハードウェア(CPUやメモリー等)ですが、LANで接続さ
れたもう一台のPCと考えることが出来ます。
※ホストのDHCPによってゲストはIPを取得しています。
ホストのHDDをゲストで参照することは、PCとLANで接続されたNASへ音楽
ファイルを参照しに行くという事と同じです。
これはLINN DSに似ています。
http://www.linn.jp/ds/overview/
これによって音楽ファイルをLAN上のPCで共有することができます。
※しかし、仮想化によって作られたゲストからのアクセスの場合、実際には
物理的なLANケーブルは無く、巡り巡ったあげくに結局は内蔵されているHDDを
S-ATAで読み出しています。
次に、ゲストからDebussyを使用するルートが2種類考えられます。
1:ゲストにUSBで接続し、ホストのサウンドシステムを使わない。
これは前時代的ですが最も簡単な方法です。
ゲストのUSBへ直接Debussyを接続します。
(実在しない仮想的なUSBコネクタです。)
Debussyの名前が表示されているチェックボックスをクリックすると、Debussy
はホストをバイパスしてゲストにつながります。
ゲストがMicrosoft Windowsなどであれば、有名なASIO関係のツールも使える
と思われますが、私はASIOの関係には詳しくはありません。
iphoneやitunesを持っている場合は、無線LANを経由してiphoneからitunesの
音楽再生をコントロールすることも可能であり、大変便利です。
ルートはこの様になります。
2:ゲストの音声をpulse audioでホストのサウンドカードに送り出力する。
fedoraに標準で搭載されているpulse audioサウンドサーバーを使用し、LAN
経由で音声を送ることでホストのUSBに接続されたDebussyをゲストから使用します。
これは、現代のPCらしい典型的な使い方で、apple AirMacExpressと似ています。
http://www.apple.com/jp/airmacexpress/features/airtunes.html
pulse audioを使用すると、例えばプリンタの共有と同じように、LAN上につな
がる誰のPCでもDebussyを使用できます。
LAN上のPCで使用するアプリケーションの音声を、どのサウンドカードから
出力するか選択できるようになります。
音声ファイルの量子化ビット数やサンプリング周波数も、選択した出力先に
合わせてリアルタイムに変更されます。
ルートはこの様になります。
残念ながら、1のUSBによる直接接続では音飛び等が発生し、安定した再生は
できませんでした。
しかし、仮想化の開発が進めば、将来可能になるかもしれません。
2のpulse audioによる接続では無事に再生ができました。
Debussyで再生を試す場合は、端末で以下のコマンドを入力します。
paplay -s ホストのコンピューター名 -d alsa_output.usb-Data_Conversion_
Systems_Ltd_dCS_Debussy-00-Debussy.analog-stereo 音声ファイル名
GUIでは設定を代行してくれるアプレットやツールがあります。
端末によるインストールは以下のコマンドになります。
yum install paprefs padevchooser paman pavucontrol pavumeter
これらをインストールすると、GUI上で送り側\受け側の設定や、各アプリ
ケーションごとのサウンド出力先を指定することが可能です。
・受け側PCと送り側PCの設定
Pulse Audio Preferencesを使って以下の様に設定します。
受け側PC
送り側PC
受け側と送り側は1ペアとする必要は無く、共にLAN上のPCで何台でも設定
可能です。1台のPCを両方に設定する事も可能です。
ゲストからホストのDebussyが見えました。
VolumeControlを使用して各アプリケーション毎に出力先を選びます。
音声出力を行っているアプリケーションの一覧と、先の設定で行った「受け」
が可能なPCのサウンドカードが表示されます。
(実際はonの後にコンピューター名が表示されます。)
上の設定では、totem(標準のメディアプレイヤー)の再生にDebussyを選択し、
ブラウザによるyoutubeなどの再生にはInternal Audio(内蔵の音源)を選択
しています。Internal Audioからの再生はディスプレイのスピーカーから出力
しています。
もちろん、totemでDVD等を再生した場合には、その再生のみをDebussyから
出力させることができます。
※Internal AudioはVirtualBoxによるAC97互換サウンドカードのエミュレート
を経由し、LANではなく一つのアプリケーションの音声出力として直接ホスト
のpulse audioに入ります。これはデフォルトの出力先に設定されているX-Fi
Surround 5.1から出力されます。(この部分でDebussyへの変更も可)
このルートはゲストのすべての音声がゲスト内部でミックスされ、ホストで
さらに全体の音声とミックスされます。2回カスケードミックスされることで
音質的には不利かもしれませんが、Debussyへ出力する必要がない音声は、
この処置でも十分と考えます。
この段階で、HDDやプリンタ、インターネット回線等と同じようにDebussyが
共有デバイスとして、すべてのPCから使用可能になました。
これは従来のオーディオには無い、大変便利なPCらしい接続です。
●PCオーディオでの音質
試聴用ファイルはcdparanoiaコマンドを使用し、CDから16bit44100hzのwav
ファイルとして引き上げ、さらにiphoneなどで使用するためにaiffへsoxコマ
ンドで変換したものです。
聴き慣れた音楽を聴いてみると、音質的な傾向はCDトランスポートとは明らか
に異なっていると感じます。
もし、CDトランスポートでの再生を「配管に最大の圧力で水を流す」と例えると、
PCでの再生では「水量\水圧に若干の余裕を持たせて流している」といった
感覚を受けました。
PCの音は、例えばビームのような高密度で強力な強さが抑えられて、オブラート
を弾くような、または微粉末を散布したような、若干密度が下がったサラッと
した音に感じられます。
これは昔からあるPCやゲーム機等から出る音の特徴を含んでいて、今までの
ハイエンドオーディオでイメージするような音の特徴とはまったく異なって
感じます。
APPLE AirMacExpressのSPDIFをdcsのDAコンバーターに接続して使用した際も、
これと似た音の特徴を持っていたと記憶しています。
しかし、USBでDebussyを使用するよりも、より顕著なものでした。
USBによる再生は、CDトランスポートからSPDIFでDAコンバーターへ接続した
音と、PCのUSBサウンドカード(AirMacExpressのような)から同じくSPDIFで
DAコンバーターへ接続した音との中間に思えます。
ベテランのとても熱心なオーディオファンの方からすると、「熱気が伝わらな
い」または「音が死んでいる」と感じられるかもしれません。
しかし、私個人としては、若い頃から長く聴いてきた親しみのある音の特徴で
あり、身体の力抜いて自然に聴くことのできる音質です。
実際の情報量としてはCDトランスポートには及ばないと思われます。
しかし、PCからの音は不思議と解像度の高さを間近に実感できるような気が
するのです。
例えると、クォーツ時計は動いている事を実感しにくいが、機械式時計は動い
ている事を間近に実感できる。。。そんな感覚に似ています。
良くも悪くも、この特徴はDebussyのものではなく、PCによる影響が大きいと
考えます。
幸い、DebussyにはSPDIFとAES/EBUというハイエンドCDトランスポートを接続
する楽しみ方もできます。
●24bit96khzのサンプル曲
私はMicrosoft DRMの問題からe-onkyo musicなどで販売されているハイサンプ
リングの曲を所有していません。
他のメーカーや購入方法などもくわしくないのですが、無料で試聴サンプルを
公開しているページを見つけることができました。
http://www.lessloss.com/high-resolution-audiophile-recordings-c-68.html
ここからダウンロードして再生を試しました。
96000HZと表示され、96Khzのファイルであることが分かる。
※再生すると44khzの時とくらべて、LANのトラフィックもいくらか上昇しました。
聴いた感覚としては、PCで多少なりとも損なう音質を、元々の音楽ファイルの
情報量で補っているように感じます。
これまでの特徴が薄れ、オーディオ機器らしい音へ近づきます。
印象としては音がスリム過ぎるように感じますが、ハイサンプリング自体、
私にとっては聴き慣れていない音でもあり、他のメーカーとの比較も出来ない
ため、正確なところ自信が持てません。
しかし、とてもキレイな音で、普及してくれることを期待します。
●最後に
データの経路がHDD→S-ATA→LAN→Puls Audio Server→USB→Debussyと大変長
いわけですが、そのことが直接的に音質に影響しているのか、明確には分かり
ません。
各経路にはオーディオ音声以外のデータも大量に流れ、CPUもオーディオとは
無関係な処理を膨大に行なっています。
また、オーディオサーバーを経由することでバイナリ一致もあまり期待できな
いものです。
これはオーディオ的な発想からすれば、「PCによる再生環境は良くない」と
言えるでしょう。
しかし、オーディオ機器であっても、アナログ変換直前までバイナリデータに
一切の手を加えないという機器は聞いたことが無く、逆にバイナリ一致が得ら
れると思われるCDトランスポートのSPDIF出力でも、機器ごとに音は違ってい
たものです。
音質変化の要因は膨大に存在し、音声ファイルから最終的なUSB出力までの
経路を見渡して調整すことは私には不可能な為、PCらしい一般的な使用での
試聴としました。
演奏を開始しても、CPU負荷の上昇はほとんど確認できない。
PCが問題なく動作しているかログを確認してみると、頻繁に警告やエラーが
発生しています。
Jul 27 12:19:25 masamiya pulseaudio[2325]: ratelimit.c: 376 events
suppressed
Jul 27 12:19:25 masamiya kernel: ALSA sound/usb/usbaudio.c:882: cannot
submit datapipe for urb 0, error -28: not enough bandwidth
Jul 27 12:19:25 masamiya kernel: ALSA sound/usb/usbaudio.c:1297: 2:1:1:
cannot get freq at ep 0x1
試聴している限りでは全く気がつきませんが、もしかすると再生中に多少の
タイミングずれや欠損はあるのかもしれません。
しかし、これらを一つ一つ究明して行くことは私には困難であり、アップデート
の度に変化する症状へ対応することは徒労に終わる可能性もあります。
PCのソフトウェア開発者の方が、Debussyのようなハイエンドオーディオも
考慮して開発をしているかはわかりません。
しかし、PCは頻繁にアップデートがあるため、安定性や音質が向上してくる
可能性もありす。(また、逆に不安定や低音質になることも考えられます。)
長い目で見る必要があるでしょう。
SACDで聴きたいディスクをなかなか見つけることが出来ない私としては、SACD
の再生よりも、PCからの再生の方が多いと考えています。
そのような事情から、実は最初からDebussyの購入は決めていました。
Linuxでも使用できるのかは賭けでしたが、今回無事に接続の確認がとれまし
たので、購入したいと考えています。
●試聴曲
・「パプリカ」オリジナルサウンドトラック
トラック2:Mediational_Field
http://noroom.susumuhirasawa.com/modules/release/index.php?page=article&storyid=32
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html
(HPで演奏されているBGM)
・PAINT THE SKY WITH STARS-THE BEST OF ENYA /
ペイント・ザ・スカイ?ザ・ベスト・オブ・エンヤ
トラック4:エニウェア・イズ
http://wmg.jp/artist/enya/WPCR000001900.html
(M-4 エニウェア・イズにて試聴可能)
・WELCOME TO MY LIFE
トラック16:WELCOME TO MY RHYTHM[こんなオイラに誰がした]嵐を呼ぶ男
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000839/VICL-60279.html
24bit96khzサンプル無料サンプル
http://www.lessloss.com/high-resolution-audiophile-recordings-c-68.html
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M.M 様ありがとうございました。コンピューターがこれほど普及し進化する
前の時代の元エンジニアという経歴をお持ちであり、往年に培ったスキルが
今でも生きているというレポートでした。ありがとうございました。
オーディオコンポーネントとしての味わいとコンピューターのハードウエアの
一部ではないかと思われるような製品が増えてきましたが、このようにクールに
分析されると私には何も言えないですね〜。だって私は耳と感性が頼りでこの
仕事をしていますので、そのまでの経験や知識はなく、また積極的に勉強して
いこうという気力もあまりないかもしれません。だって無理です〜(笑)&(^_^;)
私はもっとシンプルに音楽を楽しんで行きたいな〜という程度ですから(^^ゞ
他のモニター進行中の皆様からもレポートをお待ちしております!!<m(__)m>
こんなモニター企画に参加したい方は先ずハルズサークルのご入会から!!
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