発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明




2007年6月14日
No.504 「すっぱ抜かれてしまいました(^^ゞ あの“Voyager”の姿を!!」
いやはや、驚きました。先ずはこちらを!! 

http://avcat.jp/avnews/ (6/9)

ハルズサークルレビューのNo.1503にてご紹介した“Voyager”ですが、間もなく
店頭に並ぶステレオサウンド最新号に当社の広告として小さな写真からデビュー
させるつもりだったのですがこのようなニュースとなってしまいました。^_^;

YG Acousticsの創立者、Yoav Gonczarowski(ヨアヴ・ゴンツァロフスキー)とは
同社が創立され、かつ初来日の時から懇意にして頂いている間柄。下記のブリーフ
ニュースもぜひご一読下さい。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/374.html

以来、ヨアヴ氏は来日するたびに当フロアーを訪問してくださり、ここのリファレ
ンスシステムを聴かれては賞賛の言葉を頂戴していたものだった。

輸入元であるアッカの思惑もあったろうか、そして経費がかかる雑誌メディアを
一切使用しなくても販売実績が年々伸びているMOSQUITO NEOという存在を意識して
のことか、本物のハイエンドオーディオの音質を表現できるショップとしてH.A.L.
を認めて頂きタイアップできる企画はないものかと昨年から構想を練っていた。

そこで、アッカが目をつけてヨアヴ氏に交渉を続けていたのが当時のAnat 2という
プロフェッショナル用スピーカーだった。

このスピーカーは契約を交わしたスタジオのみにYG Acousticsが供給する受注生産
体制のものであり、カタログ製品として在庫を生産しておくようなこともない。

そして、プロフェッショナルユースということからアメリカをはじめとして世界中
のどこのオーディオショップでも取り扱いしていないスピーカーなのである。

しかし、デザインコンセプトが家庭用のスピーカーとしては飛躍しすぎているの
ではないか、また価格的には同社のAnat Reference Professional税別/ペア950万
を上回るプライスとなるためアッカとしても通常商品としての輸入を諦めていたと
いう経緯があった。(ヨアヴ氏の最新の試算では$100,000とのこと)

輸入製品を日本市場に浸透させ実績を付けていくためには相当の労力、経費、時間
が必要になる。雑誌の広告費用、カタログ製作の費用、実演のためにイベントや
ショップに持ち込んでの実演、理解あるショップに展示導入され音質に惚れ込んだ
お客様に購入して頂き、日々毎年の苦労を重ねて新ブランド、新製品が日本市場に
も認知され定着されてくるものである。

これらの普及・啓蒙活動には思いのほか経費がかかることは想像に難しくない。

その活動を一切アッカは行なわず、私が単独で行なうという条件の元に、最も重要
な音質面で私が感動できるレベルであるというこが確認されたら、諸々のリスクを
私が負うことでヨアヴ氏が理想としたスピーカーを世界中で私だけが販売できると
いうネゴシエーションがまとまったのである。

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

実物が到着してから私が納得するまで…、いや覚悟を決めるまでには相応の時間を
必要とした。

“Voyager”はNEOのように音質的な支持率が平均して高いという音質傾向ではない。
しかし、使い手の志向性とひとたび一致すれば、それは何者にも替えがたい麻薬的
な魅力を持つスピーカーなのである。

そして、私は“Voyager”を世界中でただ一人ショップ販売するという決意の交換
条件として、全く新しいイメージからスタートさせたいのでAnat 2、見方によって
はAnatシリーズの二番目という印象を持ってしまうようなネーミングを変更して
欲しいという要望を出した。

それに対してYG Acousticsからもたらされた条件は三つ。

1.ヨアヴ氏本人としてプロ仕様のモデルは民生用と全く違う名前に変えたい。
 「Anat」の名前は今後、民生モデルのみに使用して行く意向。

2.川又店長命名の新しいネーミングでヨアヴ氏がOKであれば、本国webサイトも
 全て名前を変更していく。

3.上記の理由から、ネーミングはワールドワイドにて使用可能な事が前提となる。
 
数日間考え悩んだ末に私の頭にひらめいたのが“Voyager”だった。

ボイジャー、ヴォイジャーとは、英語で「船舶などで航海を行う(voyage)人々、
(冒険的な)航海者」という意味の「voyager」に由来する語。

また、デザインとしては曲線的なイメージではなく惑星探査機のようなメカニカル
なイメージも連想するもの。そして、未知の領域を開発し調査していくという冒険
心と好奇心を連想させ、それが高音質を追求して行くYG Acousticsのポリシーに
つながるものと考えた。インパクトあるデザインから、自然界や神話からの引用や、
華麗なイメージとは違う発想とした。

GOLDMUNDやAVALONなどが神秘的なネーミングで印象的なものがあるが、私はそれら
とは違うイメージをこの音質から嗅ぎ取ったのである。それが“Voyager”だ!!

そして、“Voyager”のスペルにご注目頂きたい!!

Yoav GonczarowskiのイニシャルからとったYG Acousticsのブランド名。
その“Y”と“G”の二文字が含まれているということがヨアヴ氏を喜ばせた!!

国際電話で私の命名“Voyager”をヨアヴ氏に伝えてから何と翌日には同社のweb
サイトからAnat 2 は消え去り、“Voyager”に書き換えられていたのだった!!

http://www.yg-acoustics.com/

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

ステレオサウンドの広告では次ぎのコンポーネントたちとのシステム構成として
現在でも日々演奏が可能になっている。

behold CD-Player(税別\630,000.)
http://www.noahcorporation.com/behold/cdp.html
          ↓
behold APU768(税別\2,650,000.)
http://www.noahcorporation.com/behold/apu768.html
          ↓
behold BPA768 x2 (税別\9,400,000.)
http://www.noahcorporation.com/behold/bpa768.html
          ↓
YG Acoustics “Voyager”(価格未定)
http://www.yg-acoustics.com/

最後に、この事実だけは述べておきたい。

現在YG Acousticsのフラッグシップはご存知Anat Reference Professionalである。
http://www.accainc.jp/yga.html

これは1サブウーファー仕様のAnat Reference studioに、後年になってから更に
サブウーファーを追加してProfessionalへと発展していったものだった。

しかし、ヨアヴ氏の理想とするスピーカー“Voyager”は既にその前に開発されて
いたという。これは私にとって大いなる自信と励みになる要素だった!

私がセットアップした“Voyager”は既に試聴できる状態にありますが“Voyager”
が本来の魅力を聴かせてくれるのはセンターポジションのみです。ぜひ下記より
ご予約の上でご来店下さい。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/appoint.html

私が“Voyager”にかける思いと情熱は今後のレビューにて次第に明らかになって
行くことだろう!! どうぞご期待下さい<m(__)m>


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
E−mail:kawamata@dynamicaudio.co.jp
お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!

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