発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明




2005年6月28日
No.353 「One point impression⇒遂に完成したbeholdトータルシステムの素晴らしさ!!」
     【ハルズサークル緊急アンケート⇒新世代デジタル伝送システムの頂点を聴く試み】
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/343.html
ここで予告をして…、ステレオサウンドNo.155の100ページにて一般公開された。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/346.html
こちらで感動のインプレッションを述べた新進気鋭の新ブランドbeholdには更なる
システムアップの可能性が残されていた。それは…!?

同社のAPU768モジュール方式デジタル・オーディオプロセッサーに他社のCDトラン
スポートから44KHz/16bitを入力すると超高速DSPによって通常の16倍に相当する
768kHzアップ・サンプリングを行い、それをBPA768 DAC内蔵パワーアンプに直接
伝送する。それをスピーカーの直前であるパワーアンプの出力段の手前で192KHz/
24bit対応の高速デュアルD/Aコンバーターであるアナログデバイセス社のAD1853を
合計8個使用してアナログ変換し、バイポーラ・トランジスターのパワーステージ
に直結される。

一見APU768の内部でボリューム調整されているように思えるが、実はBPA768に内臓
しているAD1853内部のアッテネーター回路がスピーカーのごく手前でボリュームを
コントロールしているのである。

この両雄を試聴して感動した私が輸入元にお願いしたのが、同社純正CDトランス
ポートの追加輸入である。
http://www.behold-highend.de/page.php?en334000

このwebをご覧になってお分かりのように、専用トランスポートに型式はない。
商品名はなんとそのまま「CD-Player」なのである。webの画像では製品の質感が
わからないので、早速撮影した写真がこれだ。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/op-pho/behold_trsp.html

これを見てお分かりのようにCD-Playerには一切のスイッチも電源ケーブルもない。
トレイをタップすることで開閉し、本体での操作機能はこれだけだ。まだ電源は
APU768から直接供給される。その電源を含めてAPU768との接続に使用するのがこれ。

http://www.behold-highend.de/page.php?en331170

CDP768はAPU768のリアパネルに装着され、内臓のDC/DCコンバーターから直接高精
度の電源を供給される。このケーブルはコンピューターで使用されるD-sub25ピン
ケーブルだが、ピンらは金メッキが施された特注品を使用している。そしてCDP768
のモジュール内部で768kHzにアップ・サンプリングしているのである。

特筆すべきはCD-Playerの構造である。これほどシンプルなのに何と重量は20.5Kg
もある。なぜか!?
アルミのインゴットの中身をくり抜き削り出して整形した本体に、何と厚み15ミリ
というフロントパネルとサイドパネルを取り付けるという高質量設計なのである。

この両者CD-Player & CDP768をセットとして付けられた日本価格が税別\630,000.
というものだ。

これらのコントロールを行なうのはAPU768に付属するリモコンなのだが…?
いや、このBluetooth対応リモコンはひとつのコンピューターとして考えるべきだ
ろう。下記は最新型なので実際の付属のものとは違うが、なんとhp社iPAQ Pocket
コンピューターが付属しているのだ。
http://h50146.www5.hp.com/products/handhelds/pocketpc/

APU768の本体で行う操作はすべてiPAQの液晶ディスプレーに反映され、iPAQでの
操作もリアルタイムでAPU768に作用する。そして、CD-Playerにディスクをローデ
ィングするとiPAQの画面には総トラック数が表示され、CDプレーヤーのスタート
ストップ他の基本操作のスイッチが表示される。これは画期的だ!!

さあ、こんなシンプルで重厚なトランスポートで聴いてみたいという願いが遂に
かなったのだ!!


-*-*-*-*- “beholdフルシステム”検証のためのリファレンスシステム -*-*-*-*-

Burmester 948 Power-Conditioner
http://www.noahcorporation.com/burmester/p_c948.html
以降の各コンポーネントに電源供給
      ↓
behold  CD-Player & CDP768
          or
Burmester 969 CD Transport
http://www.noahcorporation.com/burmester/cd969.html
      ↓         
ESOTERIC  7N-DA6100 RCA
      ↓
behold  APU768
http://www.behold-highend.de/page.php?en331000
      ↓
behold  BPA768-484-S
http://www.behold-highend.de/page.php?en332100
      ↓   
STEALTH Hybrid MLT Speaker Cable 5.0m H.A.L.'s Special Version
      ↓   
MOSQUITO NEO

                            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

このようにAPU768に対するデジタル入力を二系統として比較試聴を行うことにより
CD-Player & CDP768のパフオーマンスを引き出してみようと考えた。

まず定番のマーラー交響曲第一番「巨人」小澤征爾/ボストン交響楽団で第二楽章
をかけてみたのだが…。

最初にBurmester 969で前回と同じシステムによる試聴を行い、それを記憶に留め
てからCD-Player & CDP768に切り替えるという手順を踏んでいくことにした。

Short Essay第45弾で述べている“美味”としか表現のしようがない“taste”が
再現され、これだけでも絶賛に値するという感触を確認していたのだが、私はオー
ケストラの演奏で初めてリアルな配置をとっているステージを見ることが出来たの
である。これは驚きであり感動的だあった!!

2チャンネルにおけるステレオフォニックの定位感は大きくまとめれば左右とセン
ターの三箇所に音源位置を感じるものと思われているかもしれない。プアーなシス
テムになればなるほど楽曲の音源はこの三つから聞こえてくるものだろう。
そのような場合には左に第一と第二ヴァイオリン、右にコントラバス、センターに
木管楽器というようなラフなスケッチも描けるかもしれない。

しかし、システムが高レベルになればなるほど、これら三箇所の音源位置だけで
なく、それらの中間位置での楽音の定位感が緻密に再現されてくるものなのだ。

さて、ここでステージにあるべきオーケストラの各々の楽器群の並び方を思い出し
て頂きたい。ヴァイオリンは左だけ、低音のコントラバスは右だけ、のような単純
な配置は実際的ではないのだ。指揮者のすぐ左側にはコンサートマスターがいて、
その後ろにステージの袖に平行に連なるようにしてヴァイオリン奏者の一群が並ん
でいる。また、オーケストレーションの違いによっては第二ヴァイオリンは指揮台
のすぐ右から始まってステージの右方向に並んでいるということもある。
つまり、ヴァイオリンのセクションは客席から見たら決して“点”としての群像で
はなく“面”として音像が並ばなくてはならないのである。その“面”として見ら
れる弦楽器群の後方に配置をずらせて管楽器、打楽器が奥行き方向に配置されてい
ると言うことになる。

Burmester 969で聴くともちろん違和感もなく前回同様に素晴らしく滑らかな質感
を提示して“taste”を表現していたのだが、CD-Player & CDP768に切り替えたと
きに私は目撃したのである!!

指揮台のすぐ左右からステージの両翼に向かって数十人のヴァイオリン奏者が個々
の音色を極めて微妙に違いを見せながら並んでいる様が、私がこれまでに体験した
ことがないレベルで緻密な“面”という提示の仕方で演奏を始めたのである。

当然のことながら、弦楽器群の“面”としての音像の集団はすこぶる透明感に満ち
ており、その背後にミュートをかけたトランペットが、通常よりも人数が多いホル
ンが、低音階を吹き上げるバストロンボーンが風通し良く響いてくるのである。

768kHzアップ・サンプリングの成果は更に私の耳に余韻感の洪水となって押し寄せ、
それは前回のレポートでのこの一節に凝縮される。

「beholdによって教えられたことがある。

  今まで余韻感の認識というのは単独の楽音のエコー感が再生装置を通じて空間に
  拡散し溶け込んでいくものという見方をしていたのだが、オーケストラという
  大編成においては特に弦楽器群の全体が奏でる楽音が演奏したいる空間で空気中
  に広がる過程において融合し、その集団として調和したハーモニーとして様々な
  色彩感を含みながら余韻感を構成しているという事実だ。

  これまで楽音を分解することで響きの要素を見定めようとしてきた私に新しい
  観点をbeholdが教えてくれたのである。そして、それは音楽がより一層楽しく
  豊かに聴くことができるという情緒的な成長としてオーケストラの感動を他社
  のアンプとは別格の価値観として与えてくれたのである。
  ぜひぜひbeholdで皆様にもオーケストラを聴いていただきたい!!」

                            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

当然この後にも前回同様の課題曲を続けて試聴したのだが、Short Essay第45弾で
述べている文脈を二乗した表現をせざるを得ないので今回は割愛させていただく。

それは、次に述べる皆様へのご提案としてつながる企画にて確認して頂きたいと
いう序章として今回はOne point impressionに留めておくべきだという配慮からだ。

「硬くてざらざらして質感が粗いのがデジタル臭さだ」などと言っていたのは前世
紀の虚言であったと思わざるを得ない音が現れているのだ。アナログ以上に滑らか
な音がCDから聴こえてきた時、皆様はどう反応するだろうか!?

それが次回の企画である。ご期待あれ!!



                                  「H.A.L.'s アンケート」

「新世代デジタル伝送システムの頂点を比較試聴できる世界初の試み」

              ◇まずは下記の二種類のシステムをご覧下さい◇

-*-*-*-*- “beholdフルシステム”検証のためのリファレンスシステム -*-*-*-*-

behold  CD-Player & CDP768(税別価格  63万円)
http://www.behold-highend.de/page.php?en334000
http://www.behold-highend.de/page.php?en331170
      ↓         
behold  APU768(税別価格  265万円)
http://www.behold-highend.de/page.php?en331000
      ↓
behold  BPA768-484-S  (税別価格  470万円)
http://www.behold-highend.de/page.php?en332100
      ↓   
STEALTH Hybrid MLT Speaker Cable 5.0m H.A.L.'s Special Version
      ↓   
MOSQUITO NEO


        -*-*-*-*-  次世代GOLDMUNDのリファレンスシステム  -*-*-*-*-
  
GOLDMUND MULTIFORMAT PLAYER EIDOS 36A  (税別価格  350万円)
      ↓   
 GOLDMUND LINEAL  DIGITAL CABLE
      ↓     
 GOLDMUND  MIMESIS 24ME  (税別価格  500万円)
http://www.stellavox-japan.co.jp/products/goldmund/ultimate/mimesis24.html
      ↓   
 GOLDMUND LINEAL  DIGITAL CABLE
      ↓   
 GOLDMUND  TELOS 600   (税別価格  510万円)
http://www.goldmund.com/products/Telos600/
      ↓   
 STEALTH Hybrid MLT Speaker Cable 5.0m H.A.L.'s Special Version
      ↓
 MOSQUITO NEO

                            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

これまでにも述べてきたようにリファレンスとして絶大な信頼感を寄せるNEOに
対して、このようにフロントエンドからパワーアンプまでをデジタル伝送すると
いう同類のアプローチをしているハイエンドメーカーを正面から比較試聴して
それらの個性とパフオーマンスを見極めようとする世界初の試みです。

ハルズサークルの皆様に贈る特別イベントにぜひご期待下さい。

                                ■  応募方法  ■

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このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
E−mail:kawamata@dynamicaudio.co.jp
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