これは組上がったエンクロージャーの後方から見た場合である。さて、ここで 気になるのは、手前の十字架からバーが突き出ていることである。このバーはリア・パネルに対して当てがわれるものなのだが、本文を読むと疑問が発生するはずである。それは、リア・パネルの内部にはエポキシで固められたネットワークがあり、この状態では問題のバーはネットワークに当たってしまうことになる。私がレバション氏に質問したところ、その答えは意外に簡単であった。将来的にエピローグがシステムアップしていく段階で、ネットワークを取外して外部でディバイディングする方式を検討しており、ネットワーク無しのエピローグ1を使用する際にリア・パネルにもブレーシングを施すというのである。

OTO41へ戻る"