発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18
ダイナ5555
TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
H.A.L.担当 川又利明


2011年6月26日
No.828 「H.A.L.'s One point impression!!
            -MORDANT-SHORTの奇跡!!」
 
私はプライスタグのゼロの数だけで製品の音質を評価することはない。
もう時効と言える時代の事だが、オーナーの価値観を大切にすることから固有
名詞は出さないが、二千万円という価格のスピーカーがあった。
 
マスコミのほぼ全て、あらゆると言ってよい評論家や編集者が絶賛していた。
私は違う環境とシステムで三回聴いたが、ついぞ感動する事、惚れ込むほどの
評価は出来ず、逆に業界内で話題沸騰する状況を冷めた目で見ていたものだった。
 
価格に対して低頭することが良識のように思われる風潮は別にオーディオ業界
だけではないだろう。貴金属や車などブランド信仰が価格の上昇を正当化し、
この価格なのだから悪いはずはないと流通業者と消費者に盲目の価値観だけを
提供するような事はなかったろうか?
 
もちろん私はオーディオ以外の分野では門外漢であり、一般庶民として高価な
ものには一瞬の驚きと縁がないという諦めのため息で話題打ち切りとなる。
しかし、自分の信条とする音質追求に関しては妥協やごまかしはない。
 
であるからこそ、逆の場合には困ってしまう。自分で感動しなくても、いや、
感動まで行かなくても良いと思えないもの、推薦するという責任を負えない
ものに対してどう接していくのか?
 
申し訳ないのだが、そういうものはノーコメント!!というのが私の流儀。
聴いてみて惚れ込む要素がないとどうにも語れない。だから私はアマチュア
なのである。聴いてみて、ここがちょっと…と言うとメーカー担当者が…
 
「店長、この価格なんですから仕方ないですよ。割り引いて聴いて下さい。」
 
と、言われても私はお客様に同様な事は言いたくないのである。そういう
こだわりがあるから、つまり自分に嘘は突けないから始末が悪い。だから、
価格が安いので、それなりの音だと自分に言い聞かせて音を聴くというのは
苦痛であり、推薦できないものを自分の手料理としてここで実演することは
出来ないのである。
 
しかし、逆の場合は誰が何と言おうと熱が入る。安かろう悪かろうという常識
を覆すことが私の快感になってしまう作品に時折巡り合うことがある。
だから、大げさな表現だが“奇跡”というタイトルを付けてみた。
 
私が美味しいと思ったものは皆様にも美味しいと感じて頂けるという長年の
経験と自負が私に行動力をもたらす。自分で惚れ込んだものに関しては輸入元
やメーカーに先んじて推薦のコメントを発信していくのが私だからだ。
 
そういうものに巡り合うと、放っておいても私は行動してしまうのである。
これら↓などは良い事例だろう。
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/817.html
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/825.html
 
しかし、一台\325,000.という価格のスピーカーがこれほど私を感動させて
くれるとは私自身が想像もしていなかったのである。
 
MORDAUNT-SHORT モダン ショート ≫ Performance6 
http://naspecaudio.com/mordaunt-short/performance6/
 
このスピーカーのどこに目を付けたのか?
その第一の要素がこれ、ATT (Aspirated Tweeter Technology) というしくみ。
輸入元のwebサイトでは呼吸するという表現を使っているが、一般的には想像
しやすいイメージしやすい比喩であると思われるが、正しくはトゥイーターの
背圧(バックプレッシャー)の除去という理屈に他ならない。
 
それがB&W Nautilusの消音ロッドと同じ理論であり、トゥイーターのダイヤ
フラム後方へ放出される音波を長さと径が異なる複数の穴から排出することで
背圧がトゥイーターに反転した音波を与えない方策であることを見抜いていた。
 
次に、webの写真にも見られるトゥイーター後方にある砲弾型の突起物だが、
これを握って力を加えるとわずかに動く。つまりトゥイーターユニットを機械的
にフローティングしているということもB&W Nautilusと同じなのである。
 
次にV-Form Technologyと称しているウーファーを後方から圧力をかけて固定
するというノウハウは、あのMOSQUITO NEOにも通じるところがある。更に、
ウーファーからトゥイーターまで全てのドライバーのダイヤフラムがアルミと
いう素材で統一している事もNautilusと同じなのである。
 
最後に音場感を発生するためのデザインであることが私には最初から分かって
いたのが、Midnight Blackという仕上げは実物を見て大変高級感があるもので
価格以上の外観を持たせているのも特筆ものである。しかし、問題は音質!!
 
ESOTERIC G-0RbとP-01によって174.6KHzをDEVIALET D-Premier Dual Monoに
入力するというシンプルなシステム構成でバーンインを始めた。エンハンサー
CD-ROMをリピートさせて約50時間程度してからの試聴となった。
 
実はセッティング初日から翌日は私は評価する気持ちにならない音だった。
それが今日から豹変したことで私の熱が上がってきたのだった!!
 
           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
「このアルバムを手にしている方々のほとんどが50歳以上でしょうが、誰しも
 50年を超える人生を振り返ってみると面白いことに気づくでしょう。」
 
とライナーノーツに書かれている。これは私の事を言っているのか? 
私が今日聴いて痺れてしまったアルバムとはこれです。
 
http://www.up-front-agency.co.jp/artist/inaba/schedule_Info.php?id=2437
 
因幡 晃(いなば あきら1954年3月18日)は秋田県大館市出身のシンガーソング
ライター。因幡 晃は普通の家庭に育ち、高校を卒業して鉱山技師として鉱石
の成分などを分析する仕事に就いた。
 
ギターは爪弾くが高校卒業まで人前で歌う事もなかったという。そんな二十歳
の田舎育ちの青年が人前で初めて歌ったのがヤマハポピュラーソングコンテスト
会場であったという。作詞作曲も本人、しかも二十歳、更にデビュー曲の
「わかって下さい」は女歌という異例尽くし。
 
こんな人は直ちに落選というのが通り相場というものだろうが、その年1975年
という時代に「わかって下さい」はここでも“奇跡”をもたらしたのだった。
 
1975年、第10回ヤマハポピュラーソングコンテストで最優秀曲賞を受賞。
また、第6回世界歌謡祭にて入賞し翌年にプロ歌手としてデビューする。
 
因幡晃のデビュー35周年記念アルバム「まん丸の蒼い月」は70年代に青春時代
を過ごした私にとって衝撃的なセルフカバーアルバムとなった。
 
           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
タイトル曲の「まん丸の蒼い月」を聴き始めた時に思わぬエピソードが。
今回のセッティングはPerformance6の左右間隔はスピーカーの主軸で約2.7m、
フロントバッフルと私の耳の距離は約3.2mというトライアングル。
 
ごく一般的な部屋での配置といえるものだろう。ちなみに初日の第一印象は
推薦出来るレベルではなかったので、本日の聴き始めでも今になってみれば
それほど大きな期待はしていなかった…。
 
ピアノとパーカッションのイントロから始まり、私にとっては懐かしい因幡晃
のヴォーカルが始まった。すると、おいおい…ヴォーカルの定位が右にずれて
いるのが直ちに分かった。
 
DEVIALET D-Premier Dual Monoのボリュームレベルを確認しても同じ数値。
他に左右バランスを動かすような要素もない。おかしい!! ふと、私は数年前
の同様な現象を思い出していた。あのGOLDMUND EPILOGUEで同じように定位が
右にずれていたことだった。あの時はスピーカーとの距離は4m以上あった。
 
何が原因だったか!?ラフセッティングをして聴き始めたのだが、右側のEPILOGUE
の位置が10cmほど手前になっていた。スピーカーとの距離が左右でわずかに
違っていたのだ。ほほ〜と思ったものだったが、私は直ぐに立ち上がった。
 
右側のPerformance6を3cmほど後ろに動かす。おっ!!動いた!! 更に2cm動かす。
結果的に5cmほど後ろに動かして見事ヴォーカルはセンターにやってきた。
 
1cm刻みに距離を調整すると定位が変わる。そんなの当たり前じゃないか!?
と思われた皆様はご自分のスピーカーで実験してみると良い。このように
わずかな距離の変化で左右間の定位が動くというスピーカーは周波数特性と
位相特性が大変宜しいということの表れでもある。先ずこれで脱帽!!
 
しかし…、因幡 晃のディスクは今までこの試聴室になかったのだから、
こんなレベルの再生システムで聴くということは初めてのことだろう。
 
私が10代の頃にラジオで聴いていた因幡 晃のデビュー曲はもっと多彩な伴奏
でゴージャスだったような、しかもヴォーカルにはたっぷりリヴァーヴが
かかっていて小さなラジオのスピーカーでも豊かさを演出していたような記憶。
 
それが、どうだろう!!このアルバムコンセプトにもある小編成、かつほぼアン
プラグド状態でアコースティックな録音。そして何よりも因幡 晃の歌声は
極めつけのドライであり、ほぼノンリヴァーヴという録音がすぐにわかる。
 
しかし、今年57歳には思えぬ素晴らしい声量と声の艶は何という事か!!
このアルバムは伴奏ミュージシャンと歌との真剣勝負というニュアンスが
ライナーノーツにあったが、正にその通り。
 
しかも、これもドライで化粧っけのないPerformance6で聴く伴奏のピアノの
左手低音部の切れ味とミッドハイドライバーとのつながりが見事の一言。
音階が沈み込む時にもテンションが変わらずスピード感があるということは
四個のドライバーの質感が素晴らしく調和しているということだろう!!
 
スタジオワークでリヴァーヴ過多で思わず眉をひそめてしまう録音もあるが、
因幡 晃のセルフプロデュース、セルフカバーというこだわりは35年間という
彼の歌手人生での経験とセンスを見事に自然な歌声として表現している。
 
センターのヴォーカルに虚飾は排除され、因幡 晃の歌唱力が音場感の大小を
支配する。つまり、声量の大小によって響きの拡散領域も変化するという事。
これを忠実に再現するPerformance6の素性の良さに私は価格を忘れていた!!
 
           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
「わかって下さい」は実に衝撃的、かつ魅力的な仕上がりだった。35年前に
ラジオで聴いていた因幡 晃のデビュー曲、そのイントロでセンターのLchの
中間で掻き鳴らされる楽器に先ずは注目する。琵琶のようなこの音は何だ!?
 
解説を見るとOudとある。→ http://goo.gl/n2o4t
日本のウード奏者の第一人者として常味裕司 → http://goo.gl/zqRuK
 
何と、このアルバムでOudを演奏しているのはズバリこの人なのだから驚く。
http://www.oud.jp/
 
このOudの長いイントロが40秒、そして因幡 晃の登場。青春時代に聴いていた
あの曲が始まる。別にセンチメンタルに昔の記憶を美化するわけではないが、
それと比較して何とも異なる「わかって下さい」に驚きを禁じ得ない。
 
Performance6のヴォーカル再現性は一種独特なものがあると言える。それは
価格に左右されない魅力となっており、前曲よりも少し深くなったリヴァーヴ
の化粧を伴って因幡 晃のヴォーカルを20歳くらい若く聴かせるようだ。
 
編曲を担当した佐藤準のピアノも素晴らしい。何が良いかと言えば誇張感の
ない質感とライブ録音のようにリスナーがいる空間をデフォルメしないことだ。
Performance6というのはしっかり音場感を鳴らし分けるという素質を私は高く
評価し、思い出の曲に感傷的になりつつも二人の伴奏者とヴォーカルのコラボ
レーションを見事に絵にしてくれる!!私の感性はぐいぐいと反応し始めた!!
 
因幡 晃のヴォーカルは5分10秒ほどで姿を消すが、OudとPianoのデュオがそれ
から6分30秒まで長いエンディングを奏でる。このアルバムいいです!!
 
           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
「別涙(わかれ)」と読ませるこの曲。実は聴くまで忘れていました。セカンド
シングルとなっていたもので、デビュー曲のすぐ後にヒットしたものだった。
 
この曲のイントロは約50秒にも及ぶチェロのソロから始まる。実にいい!!
Performance6が聴かせるチェロは低い音階になっても音像サイズが膨らまず
誇張感がなく、MORDANT-SHORTがこのスピーカーに与えたコンセプトを実に
巧妙に聴かせてくれる。
 
この価格のスピーカーであれば30cmウーファーを積んだ物はいくらでもある。
しかし、ミッドレンジとのシームレスな質感の連続性が音階の低下に伴って
迫力というスピーカーのリップサービスに化けてしまうものは結構多い。
こういうのを店頭受けというのだろうか、初心者に受ける低音のアピールだ。
 
Performance6のたった?165mm口径の二個のウーファーと、絶妙なチューニング
によるエンクロージャーとポートチューニングの成果はここで私を唸らせた!!
 
チェロの弦と振動し胴が音波を勢いよく吐き出すようなゴリッとした感触の
低音と流れるようなアルコの調べは空間を満たし、しかしチェロの存在感を
響きの中に埋没させることなく素晴らしい空間定位で私の視線を引き付けた!!
 
塩入俊哉に変わったピアノの質感は同じスタインウェイとは思えない音色の
変化を敏感に再現する。あ〜、このスピーカーで聴くピアノは素晴らしい!!
チェロとデュオで演奏する20秒が過ぎてから因幡 晃の登場。
 
因幡 晃の歌を聴くまで何十年も記憶の底に沈殿していたほろ苦くも淡い記憶
がふ〜と浮き上がって来る。そうかー!!この曲だったのか!!
 
これも悲しい女歌。別離を受け入れた女がついていきたいけど自分で別れを
決めたという歌詞は今になって思えば10代の若造に分かるはずもない。
私も50歳を超えて35年ぶりに歌詞を噛みしめて因幡 晃を聴くと、やっとその
心境を少しは理解できるようになったのか?
 
ヴォーカルの明確な定位感と音像をこともなげに再現するPerformance6の音は
聴き手に歌手の情熱を伝搬させるのか、歌われている訴えたいが男には語らぬ
女性の情熱を丁寧に折りたたんだ手紙を静かに読むように、ひたひたと聴き手の
心に浸透させてくるのだから堪らない。そう、まさに浸み込んでくるのだ!!
 
この曲も長い間奏でチェロのソロパートがあり、ピアノのソロパートに切り
替わり、サビに向かっていくがプロデューサーのこだわりをPerformance6は
実に控えめに、しかし確実に聴き手に伝えてくるではないか!!
 
このアルバムを私は最後まで聴き続けてしまうのだが、伴奏楽器はピアノだけ
の場合もあり、多くても三人くらいの伴奏者という小編成。そして編曲の妙味
も同時に作用しているのだが、緻密で正確な音像表現のスピーカーで聴くと
因幡 晃の目論みはきちんと聴き手に伝わるだろう。
 
それはアルバム全曲に関して言えることなのだが、伴奏の全てをソロ演奏と
して聴き分け楽しむ事が出来るという裏ワザだ。この曲のチェロとピアノも
そうだが、一人ずつの演奏をソロとして聴いても違和感なく見事なメロディー
ラインを最後まで貫いている。
 
いうなれば三者が自分の主題のなる旋律を各々の個性で奏でているのだが、
因幡 晃のヴォーカルもその一員として扱われているという見事な演出と言える。
 
二人、ないし三人が各々のパートを演奏し、旋律が交わるところに因幡 晃が
からんでいくという展開をPerformance6の節度ある高解像度が支えていく。
このスピーカーの設計者はいいセンスをしている!!
 
           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
ヴォーカルをはじめとして全ての楽音で極めて高速反応するPerformance6。
私はPerformance6の後ろ側に回り込んで行った。すると…!!おー!!生きてる!!
 
何が生きてるという印象をもたらしたかと言うと、トゥイーター後方にある
砲弾型の突起。トゥイーターの呼吸するための穴が開けられているこれだ!!
 
当然だが高域成分がここから放射されているのだが、それはトゥイーターの
ダイヤフラムに背後から音圧を浴びせてしまう通常のトゥイーターと違い
バックプレッシャーというストレスから解放するための物。
 
しかし、その副産物として高域成分を後方に発散させることで音場感と臨場感
の両方に隠し味を与えていることも察しられた。普通のスピーカーは真後ろに
回れば高域成分はほぼゼロと言ってよいくらいに聴こえない。
 
しかし、Performance6の背後にはオーラのように楽音を縁取る後光のように、
月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見える金環食(annular eclipse)
のように楽音の周辺に響きを散りばめた光の環として見せるのである!!
 
私は意地悪にも砲弾型の突起を握った。すると…光の環も消えてしまった!!
 
今日はアルバム全曲を聴き続けてしまったという私にしては久しぶりの感動が
あったが、さすがに全曲の有様を述べるのは大変だ。しかし、このアルバムは
50歳以上という年齢制限などないものと考えて皆様にお薦めしたい。
 
伴奏の楽器も前述のOudはじめ二胡や尺八、そしてアコーデオンも素晴らしい
録音でオーディオ的な分析にも大変効果的なディスクの一枚となるだろう。
 
試聴室とデスクを何往復もするのは本当に久しぶり。尺八とパーカッションと
ピアノという異色の取り合わせによる伴奏が実は素晴らしい10「雪」という
曲をぜひ皆さんにも聴いて頂きたい。
 
これも女歌。ピアノの高い音階のトレモロ、尺八が吹雪の風を思わせる。
パーカッションは冷たい鐘とヴォーカルの盛り上がりをダイナミックに演出
するシンバルで対比を見せ、途中からカホンの低音がPerformance6によって
タイトな打音を響かせる。
 
歌詞をしっかりとトレースしていくと女の情念が愚かな男を呪いつつも慕い、
雪を演奏で表現しつつ冷たさから人肌の温もりへとサビのスキャットまでを
見事につなげていく。そして、私は生まれて初めて聴く因幡 晃の声がある!!
 
他の曲では絶対に使わないファルセットで因幡 晃が声を震わせる!!
久しぶりに深夜の試聴。しみじみと音楽に込められた情熱に反応した私だった!!
 
今年で創業44年目というMORDANT-SHORTはなぜこんなコンセプトのスピーカーを
作りだしたのか?
 
彼らは狙っていたのです!! 
 
Performance6でしか出せない音を世界に示したかったのだと私は思います。
100人に1人しか買えないものではなく、10人中3人の人に聴かせたいから。
それは一つの挑戦であり、メーカーのこだわりでもあるだろう。
 
そのこだわりとはコストと物量の果てしない増大と競争にあるのではなく、
作者のセンスが聴き手を揺さぶる因幡 晃のアルバムに共通点を見出したのは
私の思いすごしだろうか!?
 
このスピーカーが奏でる様々な音楽を明日も聴こうと思わせる魅力はきっと…
皆様の中にも共感を得られるものと確信する。“奇跡”は起こったのです!!



担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!

戻る