No.0531 - 2011/6/2

名古屋市　T W 様より

Vol.3「恐ろしすぎるプリアンプだ!!」

前回の投稿をご紹介させて頂きます。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0504.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0415.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0314.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0313.html

川又さま。いつもお世話になります。
モニター報告送りますのでご一読いただけたら幸いです。

この度は貴重な体験誠にありがとうございます。

送られてきた段ボールはかなり大きく聴く前から威圧感たっぷり。
それが開封してみると予想に反して質量はヘビー級で筐体はがっしりだが
大きさは比較的コンパクト。

特に奥行きの短さがラックに収めた時にケーブルの接続しやすさとして
印象に残る。

もう聴く前からいかにもいい音だぞというオーラを放っているがひるまずに
試聴開始。クライテリオンの特徴のバッテリーで聴いてみたいが、まだ充電
されていないためACケーブルを接続し充電しながらの状態で音だし。

いきなりの美音系だがそれだけではないsomething elseがある。
注意深く聴いていると圧倒的なノイズフロアーの低さと音場の広さが際立つ。
AC接続状態でこの感じ、純粋なバッテリー駆動ならどうなる事やら。

一晩かけてバッテリーをフル充電状態にして再度試聴開始、ACケーブルも外す。
あまりの音の自然さに感嘆、一聴すると本当に普通の音に聞こえるがクライテ
リオンの物理的な性能があまりにも優秀な事と、どこかに過剰に演出されたと
ころがないので接続する機器の能力が包み隠さず表現される。
恐ろしすぎるプリアンプだ!!

京都に月心寺というお寺があり、そこの尼僧様が野菜だけの精進料理を
作られる。食材が野菜だけ（肉も魚もなし）なのにひとり１万５千円ぐらい。

味付けも昆布と醤油と塩が基本。でもそこで頂く野菜のおいしさは本物の野菜
だけがもつ滋味。この味はファストフードの味になれた人には絶対にわからな
い繊細でおぼろげで儚い味。

まさしくクライテリオンの音とは接続される機器の能力をいじくり回すこと
なく、装飾することなく、もちろん欠損させることなく表現する普遍的な機器
だと感じました。

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川又より

T W 様ありがとうございました。やっぱり体験しないと解らない実感という
ものは料理でも音でもあるという事ですね。ぜひ皆様もハルズモニターにて
本物を体験して頂ければと思います!!