《H.A.L.'s Know-how / Kiso Acoustic HB-1 Owner's Set-up!!》


No.0487 - 2010/3/18

名古屋市昭和区 K.T 様より

本日またまたHB-1のお持ち帰りがあり、通算32セット目の販売となりました。
そのお客様はハルズサークル会員ではありませんが、Kiso Acousticの原さん
に先ず電話をしたそうです。
 
自分は6畳のお部屋でニアフィールドで、しかも出力の小さい真空管アンプで
HB-1を鳴らしたいということで原さんに問い合わせしたところ、世界中で一番
HB-1に詳しいのは川又さんだからということですべての回答を私にふってきた
ものでした。
 
私は突然頂いた電話で上記のいきさつをうかがい、お客様が懸念されることの
各項目に関して自分の経験と分析による判断を明確にご説明したところ、即日
持ち帰りたいと来店されたものです。
 
お客様の使用環境は確かに千差万別です。しかし、今までにHB-1をお求めに
なられた皆様の場合にはどうやっているのでしょうか? そんな疑問を察して
いらしたのか、HB-1オーナーの皆様から色々なご意見を頂戴するようになり
ました。実際のユーザーはどうしているのか?
 
ハルズサークルならではのユーザーレポートを掲載することにしました。
 
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Vol.2「3メートル以内で聞いても所謂“きつさ”は微塵も感じられません!!」
 
昨年の7月にご注文を頂きました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0522.html
 
そして、やっとお届けできたのが今年の1月24日のことでした。その翌日に
頂戴したのが次のメールでした。
 
「早速、HB-1を取り出し眺め,聴いております。新調の服を着る時のうれしい
 ような…しかし、どこか体になじまない感じですが微調整を繰り返して私の
 環境に溶け込ませたいと思います。
 
 それにしても…なぜこの小さな、しかも軽い箱がこれだけの音域、特に低域を、
 それも生命力豊かに音楽を奏でるのか、奇跡ではないかという思いさえします。」
 
ありがとうございました。
そして、K.T 様の使用環境とはいかなるものだったのでしょうか?
 
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我が家は約20畳の洋室なので、6畳でどんな風になるのか実体験をしていませ
んが、この部屋で3メートル以内で聞いてもいわゆる「きつさ」は微塵も感じられま
せん。
 
これまで有名スピーカの多くで世間の評価にかかわらず、私には「きつい」と
感じたものは結構ありました。
 
高調波ひずみと思われるその種の音に人並み以上に過敏なのかと、自分では
思っていますので、もしそのような「きつさ」が少しでもあればとても耐え
難いものになるでしょう。
 
ただ、HB-1には驚くほどの音の実在感があります。
音の粒にバネというか躍動感がみなぎっています。
 
この迫力を6畳で受けたらどうなるのか…「きつい」という言葉とは違うと
思うのですが圧倒されるかもしれません。
 
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川又より
 
K.T 様ご丁寧なメールを頂きありがとうございました。そうでしたか…
3メートル以内で聴かれても問題なしということで益々お楽しみ頂いている
ご様子なので安心しました。
 
既に多数の納入実績と、このようなオーナーの皆様からの体験談を頂きますと
私も大変うれしく、また安心できるものです。色々な環境で愛されてこそ本物
ということで、Kiso Acoustic HB-1を聴いていない皆様にも安心材料になれば
と思います。これに続く投稿もお待ちしておりますので、オーナーの皆様ぜひ
よろしくお願い致します。ありがとうございました。<m(__)m>


HAL's Monitor Report