《JEFFROWLAND JS32-H.A.L.'s Monitor Report》


No.0418 - 2007/11/16

石川県白山市  T N 様より

Vol.8「良いお茶を入れ楽しむ事とおなじだなあぁ〜!!」

お世話になります。
大変遅くなりましたがようやく聞く時間が取れましたので簡単では有りますが
感想を述べさせて頂きます。

ORACLE CD1000
ORACLE DAC1000
AccusticArts PREAMP1
AccusticArts AMP2
Wilsonbenesch DISCOVERY
以上が使用機器になります。

今回はPRE用のインシュレーターをどうしようか考えていた所にモニターの案内が
有りましたのでどうせなら見た目の統一感も大事と、またある程度数を揃えた方が
変化も掴みやすいかと思いドライブ、DAC、PREに揃えて使用してみる事にいたしまし
た。

今回改めて思いましたがORACLEにはこの手のインシュレーターは使いにくいかな、
ご存知の通りORACLEの足は硬質な弾性素材で先が幾分丸いものですが、ピンポイント
フットタイプだと重心が上にくる配置の場合出来る限りセンターに置かないと不安
定になりやすいんです、ですので今回は受けを上にして使用しています。

DACには最終的にフェルトを受けに張り足をさけて直接ボディ側に来るようにして
使用しました。

PREには足にてやはり受けを上にしてフェルトはなしです。全てにフェルトを使う
方がナチュラルかなとは思いましたが直にボディにあたるDAC以外は外して様子を
見る事にしました、この方がエッジが立つように思いましたがこの辺は今後に持ち越
しです。

出来る限り集中したいので深夜に一時間がけと決めて試聴開始です。まず一曲、
私の耳がそのレベルに達していないのか私の環境では機器の足下の変更に変化は
あまり感じられないと思っていましたので正直多くは期待していなかったのです
が結論からするに。

「僅かなのだと思います、が…たぶん大切な僅かなのだろう」となるでしょうか。

幾人かのかたのレポートを拝見するにそれほどなのか?と思う程に、また、やはり
自分には値はナイのだと自己批判めいた思いすらわく程に「僅か」なのだと思いま
す。

ですが、確かに見通しが良くなり遠くに消えていく去り際、生まれ来る立ち上がり、
余韻の一滴をも音楽として楽しもうとしたときこの僅かがとても大事なファクター
になる事を一時間経って「いつもより静かだったかな」と落ち着いて聞いていられ
た事で実感した次第です。

今までよりもほんの少し静かになった様に感じる分だけヴォリュームを上げる事が
できるようになり、その変化を含めより音楽のエッセンスとオーディオの嗜好を今
までよりも楽しむ事が出来るようになった様に思います。

良いお茶を入れ楽しむ事とおなじだなあぁ〜〜と思いましたね(笑)。
最後の一滴まで大事に・・・ですね

でも正直コンディション悪かったらわからないかも、多分・・・。

取り敢えず以上になります、せめてニュアンス程度でもお分かり頂けるでしょうか。

何時か「終のスピーカー」をと思う今日この頃ですがその際にはご教授いただければ
幸いです。遠いんですけど^^;

それでは失礼いたします。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T N 様ありがとうございました。そうですね〜、オラクルのようにフローティング
された音質を基調としているメーカーでは微妙かもしれませんね。でも、わずかでも
進展があったということは良かったと思います。ありがとうございました。
そして、スピーカーのご相談はいつでも承りますのでよろしくお願い致します。
でも、そのためには聴きに来て頂かないといけませんね、どうぞご来店下さい!!
これからもよろしくお願い致します。<m(__)m>


HAL's Monitor Report