《HAL's Monitor Report》


No.0297 - 2006/2/24

東京都港区 A 様より

H.A.L.'s“PEIP”Monitor Report!!

Vol.43「えーっ!!なんでー??」

東京都港区 A 様より

これまでの投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0270.html

以下はH.A.L.'s “PEIP”Review-☆-No.0040-に書いてある「過去最大のモニター
希望であった“Pケーブル”×10本、“PI”×4台、“PD”×1台という大量の貸し
出し」についての感想です。

私がこれだけの数を一挙に借りたのは、フライデーコンサートで聴いたPEIPの印象
が強烈であり、それらを借りて家のシステムに繋いだら、恐らく次から次へ試した
くなり、結局全部繋いで聴いてみたくなるだろうと予感がしたからです。

その予感はやはり適中しました。

一つ一つ川上から交換していくと、音色の違いが如実に現れてきました。

合計で数百万にもなるケーブルの購入等、私にはとても許されない夢の世界であり、
これを一週間も聴いていたら恐らくその気になってしまう可能性〔危険性(笑)〕が
ある為、心を鬼にして一日で試聴を終わらせる事にしました。

これだけの量を開梱して繋いで試聴を繰り返し、梱包してその日の夜に返却という
ハードスケジュールをこなしたので、ヘトヘトになり、翌朝の日曜は昼まで起きら
れませんでした。

全てを繋ぎ終わり音の傾向を十分に掴んだ上で、又全てをノーマルに戻し、今度は
今聴いた音に最もローコストで近づけるにはどうしたら良いのか模索し始めました。

やはり川上が最も顕著に違いを聴かせます。

私はD社の1台180万円もする絶縁トランスを2台使用しており、私の耳ではこれを
越える物はまだ製品化されていないし、自作改造PC Transportには世界最高級の
電源Filterを2台入れてあり、この音にも自信はあるので、これらに“PI”を繋い
でも音が変わる訳ないと思っていました。

ところがそれでも実際に音が良い方向に変わってしまったのです!!

これはショックでした!!

「えーっ!!なんでー??」と一人叫んでしまいました!!

次に“PI”に自作テーブルタップを繋げた場合と“PD”を使った場合を比較して
みました。結果は自作コンセントというハンディがあったので“PD”の方が僅か
に勝っていました。

それでも“PI”はパワーアンプに効くし、“PD”本体のスイッチ連動コンセントが
4個ある事を考えると、“PI”の方が将来の展開の面で単純で良い様な気がしてい
ます。

最初にPIEPありきでシステムを組み立てるのがベストですが、正にこのPIEPの
理想の音を出そうと調整してきたシステムだと、やはり違和感が出てきます。

ケーブルの例で例えるならば、本来ニュートラルであるべき音色が、理想の音を
求めんが為にハイ上がりな音のケーブルを使用していたとするならば、その欠点が
PIEPを使うとはっきりと出てしまうといった具合です。

ボーナス入ったら真剣に考えますので、借金は嫌いですので宜しく。

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A 様ありがとうございました。そうでしたか〜、ご自慢の電源システムを愛用され
ていらっしゃるので私もどうなるかな〜、と思っていましたが良い結果が出て何
よりでした。(^^ゞさあ、ボーナスが出る時期を私も楽しみにしていますよ〜(笑)


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