《HAL's Monitor Report》


No.0279 - 2005/12/10

名古屋市 A.I.M 様より

Vol.27「口が大きくなったりはせずフォーカスはビシッとしています!!」


モニター商品:“Pケーブル”1本

先日 川又店長にお願いして噂の“Pケーブル”を1本試聴させて頂きました。

以前このメーカーのスピーカーケーブルを川又店長の所で購入させてもらい
システムの一員として愛用している事も有り、同社パワープロダクトは非常に
聴いてみたい製品でした。

まず第一印象は、写真のイメージの5倍はある大きなフィルターモジュール!
でもデザインがかっこよく、高くてもしょうがないかという気にもさせます。
また噂通り固くて曲げにくいケーブルで接続に少し苦労しました。
CDPに接続して聴いてみました

主な試聴ソースとしては、ハードロック、へヴィーメタル、プログレッシブロック
打ち込み系JーPOP女性ボーカルといったアコースティックでない物で試聴しました。

このメーカーの製品は精緻でクールで真面目な音というイメージではないかと思い
ますが、実際は全く違うものです。

スピーカーケーブルの時も今回のPケーブルでも感じましたが、精緻ではあっても
熱くテンションの高いサウンドになります。

通常より少しボリュームを上げめにするとスケールが一段と大きくなり音楽に包ま
れる感じになります。

もっともっとボリュームが上げられる環境なら、さらに大きな効果が聞き取れるん
だろうと思います。

“Pケーブル”で特にいいなと思った点はボーカルです。

中央のボーカルにエネルギー感が集中する感じで楽器群より浮き出してきてリア
リティが増します。

それでも口が大きくなったりはせずフォーカスはビシッとしています!!

声の繊細な表情も感じ取れ、お気に入りのボーカリストが近付いてくるようです。
今まで他の楽器に埋もれがちだったベースラインもハッキリ聞こえて演奏のノリが
さらによくなって聞こえます。

このノリのよさはJーPOPだろうとヘビーメタルだろうと変わらず出てきます。

このメーカーの製品はジャンルを全く選ばず、うまくならす点が非常に優れており
あらゆるジャンルの音楽で念入りに開発されているんだろうなと思います。

先入観をもってしまいがちな製品を、メーカー名を伏せて音だけで評価してもら
おうというこのPIEPの企画!!

さすが川又店長 見事な手法だと感心しています。

同社の製品を愛用している者として、どんどん愛用者が増えていってうれしいです
ね。この度はどうもありがとうございました。

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川又より

A.I.M 様ありがとうございました。私の企画の真意を見抜いて頂いて恐縮です。
他の皆様にも音で勝負ということで、更に“PEIP Club”を拡大していきたいもの
です。これからの情報の中身も濃くなってきますのでご期待下さい。


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