《The highest sound of GOLDMUND
H.A.L.'s Hearing Report》


No.0330 - 2007/2/22

東京都江戸川区 M M 様より

Vol.8「一言で言えば、まさに「ナチュラルな音」と表現できるもの!!」

川又様

先日は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。
本当に、至福のひと時でした。

今まで、さまざまな機会に、いくつかのすばらしい演奏を聞かせて頂きましたが、
音楽に対しては雑食性である自分としては、特定のジャンル向けのシステムには
満足できないこともあり、ある部分はすばらしいと感じても、別の部分はどうも
納得がいかないということが多かったように思います。

例えば、高域のきらめきがあるものは、低音が軽い感じだったり、低域が充実して
いるものは、音に輝きがなかったり、解像度が高いものは、音の線が細かったり、
ボーカルの子音が強調されたり、弦がすばらしくても、ピアノがだめだとか、
サウンドが生き生きとしていても、ボーカルが不自然だったり・・・等々。

ところが、今回のシステムは、・・・・

苦手な分野が無いバランスの整った音であり、その上すべての分野において最高点
に近く、表示に高いレベルでバランスの取れた演奏でした。

一言で言えば、まさに「ナチュラルな音」と表現できるものでした。

久々に興奮して、長々と聞いてしまいました。

何か、目指すべき目標が見えたような、ずっと抱えていた難問の正解が見つかった
ような気がします。

但し、その答えは、今の自分がたどり着くにはとても困難な高峰の彼方にあり、
一生をかけてもたどり着けないような気がします。

願わくば、映像の世界で、技術の進歩によりハイビジョンが手頃な価格で手に入る
ようになったように、今回聞くことができたレベルの音が、一般人が無理をすれば
手が届くようなものになる日が来るといいのですが。

とはいっても、条件がそう簡単に変わるものではなく、少しでも、部分的にでも、
目標とする音に近づけるようにあがいて行ければと思います。


HAL's Hearing Report