《30th マラソン試聴会 Hearing Report》


No.0306 - 2006/11/9

静岡県藤枝市 T H 様より

Vol.3「最後の曲が静かにフェードアウトした瞬間に脱力感に襲われました!!」

川又様

遅ればせながらマラソン試聴会、お疲れ様でした。
秋葉原に来たのは、かれこれ20年振りぐらいになります。
学生時代にはよく遊びに来ていましたが、久しぶりにこの町に下り立って、その
変わり様にびっくりしています。

昔のような、パーツ屋、ジャンク屋がひしめいていた頃の方が良かったな〜と
思うのは、私だけでしょうか?

そんなことを思いながらダイビル2階に急ぎました。

時間は、もう4時を回っています。
早速受け付けを済ませてデモ会場へ。

秋山さんの解説による、ATC、abantgarde METAPRIMOの試聴も佳境に入り。
管球アンプで聴くピアノトリオの趣があり、耳にやさしい音に、ついつい
居眠りが、、、、、。

実は、その日の午前中までやっていた農作業の疲れが出たのか、強烈な睡魔に
襲われて、音楽を子守唄代わりに少し眠ってしまいました。

秋山さん、すみませんでした。
今度は、試聴室でちゃんと聴かせてもらいます。

さて、いよいよ大取り、川又さんの登場です。
流暢な前説、わかりやすい解説、聞いていてもさすがトップ営業マンだな〜と
ため息が出ました。

もう一つため息が出たのが、Avalon Isisです。

会場にこられたほとんどの方々が、ため息を吐かれたのではないでしょうか。
正直、半分眠気眼の私を、一瞬のうちに起こしてくれました。

私の試聴位置が、この広い会場の中央左隅にもかかわらず音がこもったり、
ぼやけたりする事が無かったように思います。

これが、HALの完璧にチューニングされた試聴室だったら、どんなふうに聴かせ
てくれたんだろうと思うと、午後3時までにダイナ5555へ行けなかったことを
悔やみました。

でもこの1時間足らずの試聴で、収穫が2つほどありました。

1つは、HALのリファレンススピーカーNEOの音色を頭の中にINPUTできたことで、
HAL'S Circle Reviewで紹介される、各種実験的試聴レポートの行間を少しでも
読み取れるのではないかと、、、、、。
(ビギナーの私には、まだまだ無理でしょうけど)

2つ目は、NEO、Avalon Isisを中心としたシステムで聴かせていただいた音が、
私の進むべき方向を示してくれていると、確信できたことです。

最後の曲が静かにフェードアウトした瞬間、ぐったりとした脱力感に襲われました。
体は疲れていましたが充実感、満足感でいっぱいです。
本当に来てよかった。
これが偽らざる心境です。

乱文を、だらだらと書いてしまってすみませんでした。
最後に、私の進むべき方向性の糸口を示してくださった、川又さんに感謝するとと
もにこれからも、ご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします。

それでは、また。

            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T H 様遠いところからお越し頂きありがとうございました。楽しんで頂けた様子で
何よりでございました。そして、目指すべき方向性が発見できたということで私も
やりがいがあったと思います。どうぞ次回はぜひここの試聴室にてじっくりと確認
して頂ければと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。<m(__)m>


HAL's Hearing Report