《HAL's Hearing Report》


No.0247 - 2005/12/20

東京都 F 様より


Vol.42「宝石の値段に相当するエコーなのですから!!」

川又様

先週はどうもありがとうございました。

今回の試聴会で、私を含め参加者の誰もが最も驚いたのが、電源ケーブルの交換
実験だと思います。

他のハイエンドケーブルからPEIPデバイスに換えた時のエコー感の高まりは、耳の
感受性云々で左右されるようなレベルとは明らかに違うわかりやすいものでした。

そして、同時に考えさせられたのが、いったい「エコー感とは何ぞや」ということ
です。

私は「エコー感」と「エコー」は別の概念であり、エコー感の「高まり」によって
明らかにオーディオ的な音の質感が高まるとともに聴感上の気持ちよさも増加する
が(正に今回がそう)これはあくまでプログラムソースに含まれていた「エコー」
に対して、より忠実な再生が行われた結果、「エコーの質感」がより自然になった
ためであって、決してソースに「味付け」をしたためではないと思っています。

しかし、今回はそのような抽象的な区別が疑わしくなるほど、ケーブル交換による
差が顕著だったような気がします(別の方のレポートにも「エコーが2倍の長さ」
などという表現があるように)

そういうふうに考えてみると、いわゆる「高忠実度再生とは何ぞや」という古くさ
いテーマも関わってきますね。

いくらオーディオは好き嫌いの世界といっても、カラオケのエコーと違って宝石の
値段に相当するエコーなのですから。

しかし、そのような面倒くさい理屈を超えて、私の感性はPEIPデバイスを求めて
もぞもぞしています(恐ろしいことに)。

           -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

F様ありがとうございました。“PEIP”デバイスにもぞもぞして頂いてありがとう
ございます<m(__)m>お蔭様で、ほぼ毎日のようにご注文を頂戴しており次回の入荷
で間に合うかどうか心配になってきました。この際ですから思い切ったオーダーを
お待ちしております!! あっ、宝くじの話しではございません(笑)(^^ゞ


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