《HAL's Hearing Report》


No.0219 - 2005/11/14

東京都文京区 M Y 様より


「H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report」

Vol.16「Stradivariで聞いたアナログレコードの音はとても印象的でした!!」

川又様

先日のエフコンではお世話になりました。
あの小さなCDプレーヤーは、なかなか暖かいいい音がしますね。
Esotericと比べてみたいと思いました。

YGは、ヨーヨーマのCDのときには、ばらばらな音の印象でしたが、後半に聞いた
CDでは悪くなかったと思います。NEOは相変わらず反応が良くて、打楽器系の音
楽を聴くのはとても楽しいですね。NEOの良さも再認識しました。

良いスピーカーは、周囲の空間を感じさせる、という話、「30th〜」の教会での
男声合唱の部分で、とても良くわかりますね。

空間の広がりを感じさせる、というのは、標的の音像をクリアにすることと、ほぼ
同義、あるいはどちらかが他方の必要条件のような気がします。
音像をクリアにする、という点では、“Pケーブル”は、とても効果がありますね。

川又さんの、歴史的視点にも立った、専門的、技術的なコメントはとても参考に
なりました。Stradivariで聞いたレコードの音はとても印象的でしたが、CDとレ
コードの音の印象に関するコメントには、なるほど、と頷かされましたし、同時
に、「聞こえないはずの高周波音域」が与える影響の不思議さを思いました。

ちなみに、CDは44.1kHzのサンプリングのはずなのに、なぜアップコンバートする
と音が良くなるのか、も僕には不思議です。そういえば、XRCD?ですか、あれはCD
をアップコンバートした時に近い音がすると思いました。

Stradivariを聴けるというので楽しみにしていましたが、やはりヴァイオリンや
チェロの音を、うるおい感をもって聴かせてくれ、改めて購入して良かったなぁと
思いました。最初の印象というのは案外正しいもの、という僕の信条は、今回も
当たったようです。アンプ等、これからじっくり選びたいと思っています

また機会がありましたら、エフコンに参加させていただきたいと思います。どう
もありがとうございました。


HAL's Hearing Report