NO.1(1993AUTUMN〜1995AUTUMN)

不定期的に展示品を入れ替え、絶えず最新のサウンドとコンポーネントを追求している

H.A.L.の姿勢をお伝えするには、決して1シーンの情景だけでは事足りない。

これまでのイベントのテーマに沿って展開されてきたH.A.L.の歴史をご覧ください。


1995,AUTUMN

当フロアーのリファレンスとして定着したジェフローランドのコヒレンスが中央にセットされているが その下のラックに収納されたのがデンオンのPRA−S1(150万円)である。秋葉原広しと言えども、 この両者が比較試聴できるのはここだけしかない。


1995,SUMMER

写真中央にデンと設置されたスピーカーが、テクニクスのSB−M10000である。本文中でも紹介 している。海外ハイエンドコンポーネントと共存できる数少ない、国産スピーカーの筆頭である。ゴー ルドムンドのシステムが収納してある、左手前にある黒いラックが同社のミメーシスラック(48万円) である。このラックを含めたゴールドムンドは随筆中にも度々登場している。


1995,SPRING

まず、写真右端のパワーアンプにご注目頂きたい。MARKLEVINSON NO.33L(当時 560万円)の豊満なボディーを実際に見ることが出来るのも当フロアーならではの事である。そして、 その内側に居並ぶパワーアンプの集団が凄い。NO.33Lから左側へ見てグレーのアンプはデンマ ーク、グリフォンのリファレンス1(298万円)、ブラックのアンプはジェフローランドのモデル9( 480万円)、大きさの違うシルバーの2組のモノアンプは、コールドムンドのミメーシス8.2(当時 180万円)とミメーシス9.4(当時430万円)である。ティールのCS7(160万円)やジェフローラ ンドのコヒレンス(230万円)も早々と顔を見せている。


1994,SUMMER

写真中央のグレーのスピーカーは、ご存じAPOGEE Duetta Signatureである。 既にディスコンとなったスピーカーを用意したわけは、その足元に鎮座するアンプKRELL KAS (当時690万円)と、すべてのクレルアンプを一堂に集めて比較しようとした試聴会のためなのである。 そして、その手前にあるのが、いち早く持ち込まれた寺垣氏設計/セイコーエプソン販売のΣ5000 (320万円)である。


1994,SUMMER

随筆の第11話と第16話でスクープしたガルネリオマージュの雄姿である。当然、日本の販売店では 一番に展示販売を開始している。詳細は本文で紹介されているが、現在ではどこにも展示されておらず 私の手元に現存するのみとなった。大型、高値、重量級、だけがハイエンドではない。小型スピーカー の魅力は奥深い。


1994,SPRING

右から2番目のスピーカーが登場して間もないアヴァロンのRadian(200万円)である。 この時期は手前のラックに納められたCDシステムが大変な豊作であった。左上からMARK LEVINSON NO.31L(当時170万円)、NO.30L(当時280万円)、KRELL Reference64(285万円)、GOLDMUND MIMESIS 36P(当時185万円) 、ラックの左側からVIMAK DT−1000(当時150万円)、DS−2000MK2(当時 165万円)、WADIA WADIA 7(当時170万円)、WADIA 9(当時248万円)と続く 。これだけの贅沢なCDシステムが一堂に集結して試聴出来るというのも自慢のひとつである。


1993,WINTER

同色のスピーカーが親子のように並んでいる。小さい方がウィルソンオーディオのWATT3 &PUPPY2(298万円)である。そして、大きな方が同社のX1グランドスラム(980万円) である。その右側の木目仕上げのスピーカーは米国の新鋭ブランドであるQUADRATURE のDSP−3R(290万円)だ。現在でも世界的にハイエンドの頂点として君臨するウィルソンの X1は、こうして日本でのデビューを飾ったのである。


1993,AUTUMN

当フロアーの両翼にそびえ立つような偉容を誇るのは、ゴールドムンドのスピーカーシステム、 アポローグ(APOROGUE 1,400万円)である。同社社長のミッシェル・レバション氏を 迎えてのセミナーも開催した。その、後ろの身長のスピーカーは日本でのデビュー間もないティール のCS5(当時270万円)である。また、中央の光輝くステンレスボディーは、デンマーク/プライマー のフルシステムである。日本でも、ここしかないというハイエンドオーディオの集結が始まった。


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担当川又 TEL:03−3253−5555 (FAX:03-3253-5556)
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