《 H.A.L.'s Monitor Report Viard audiodesign 》


No.0522 - 2011/2/19

東京都武蔵野市 Y.Y 様より

Vol.10「Viard audiodesign Silver HD20導入後一ヶ月での進化!!」
 
前回の投稿の続編となります!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0513.html
 
川又様
 
川又店長ご推薦の首記ケーブルのご紹介・モニター募集の報に接し、モニター
品を自宅試聴後、RCAケーブルとスピーカーケーブルを購入させて頂いてから
約1カ月が経過しました。
 
その後の変化ということで、下記報告いたします。
 
XLOバーンインCDで基本的なウォーミングアップの後、平日1〜2時間、
週末4〜5時間ほどのペースでソースを変えながらソースごとの特徴と経時変化
を見てきました。
 
新品当初見せていた響きの長さはさらにその度合いを増し、しかもその響きが
見事に分離するので、混濁感の無い空間がスピーカーの前後・左右に広がり、
広大なサウンドステージが得られるようになってきました。
 
しかし、デジタル初期のDG盤とかリマスターの失敗作で高音が無理に持ち
上がったようなソースでは、Viard Audiodesignのケーブルが持つ『ソースの
持つ情報を全て伝達する』特質が裏目に出て、むしろ聴きづらい場面も出てきました。
 
こういったソースはかまぼこ型の伝送特性を持つ装置で聴くことを前提とした
音作りになっていて、もともとHi-Fiを目指す装置での再生には無理があると
いうのも事実であり、無いものねだりというものでしょう。
 
また、ソースによってはピアノの音色が少し不自然に煌めく時があり、それは
最初からGoldmundの美意識の1つとして捉えていたものですが、その美意識に
基づくGoldmundの設計自体がケーブルで全く加工されずに、そのまま出てきた
ということだと理解しています。この辺は全体のバランスを見ながら他の
アクセサリーで少し調整してみたいと思っています。
 
導入から1カ月ですので、まだまだ変化してゆく可能性もあるでしょう。
だが、素性の極めて良い素材なので楽しみにしています。
 
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川又より
 
Y.Y様ありがとうございました。今回の名言はこれですね!!
「ケーブルで全く加工されずに、そのまま出てきたということだと理解しています」
全くおっしゃる通りなのです。ケーブルに追わせる責任としてはコンポーネント
の個性の演出や録音品位の補足ではありませんので、大変重要なことなのです。
ご理解頂きありがとうございました。<m(__)m>
 
また、Viard Audiodesignのハルズモニターは継続中です。下記の応募方法に
て今後ともご利用頂ければと思います。私の推薦に間違いなしです。(^^ゞ
 
ハルズモニターを利用されたい方は先ずご入会から!!


HAL's Monitor Report