《“Sound buffet”Hearing Report》


No.0392 - 2007/9/16

京都市左京区 K.Y 様より

Vol.3「でも、やっぱり私はNEOにします!!」

“Sound buffet”貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

この試聴会への参加は、この夏、意を決して東京の5555でSystem8を聴きたくて
上京したのがはじまりでした。

その折にたまたま7Fに行くと川又さんが会員であることを確認されて
「京都からですか」といわれ「Neoを聴いて下さいよ」と招かれNeoを聴いて
しまったのが運の尽きでした。

「800dかSystem8にしよう」と思っていたことも、ものすごい高額なハルクロの
dm88で鳴っていることも忘れて「この装置全体がほしい」と思ってしまったのです。

そのときに、やり残したことが「dm88のような弩級のアンプで鳴らせば800dや
System8でもNeoに近づけるのではないか」という疑問です。

また、800dやSystem8、アマティーの実力の限りを知りたいという欲求もありました。

そこへ今回の“Sound buffet”のお話ですから、これは仕事をほっといても参加
しなければ悔いが残ると思い、素人に近いですから5名の中で一人浮いてしまった
にもかかわらずお世話をかけることと相成りました。


結論を言ってしまうと「やっぱり、Neoはすごい」です。
(何のための試聴会かわからなくなってしまってごめんなさい)
やはり歴然たる差を感じました。

それぞれ5つのSPにも個性があって、Neoにも出せない音を出す点ではSystem8
が一番だと思います。

FOURPLAYの強烈なドラムではヤケドしそうなほどの熱い響きを万華鏡のごとく
聴かせてくれました。

オーケストラは800dが一体感のある音色でうっとりさせてくれました。
アバロンのインドラも同じ傾向を感じました。

salonは独特の解釈で何でも破綻せずに応える余裕がありました。
アマティーはdm88では合わのではないでしょうか。

アンプによってはもっと可憐な音を出してくれるのではと思います。

総合力では800dが一歩抜き出ていると思います。
どんな強烈な音にも破綻せず「自然」な響きで返してくる

余裕の深さで他のSPにはないものがあります。

まあ、試聴記なんて書いたこともありませんので、聞き流していただければと
思います。

でも、やっぱり私は「Neo」にします。
そのすごさを再確認した試聴会でした。

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川又より

K.Y 様ありがとうございました。前号で「この企画に京都から日帰りで参加して
下さったK.Y 様」とご紹介した翌日にレポートを頂戴し、催促してしまったようで
恐縮しております。(^^ゞ

さて、今回の企画でエントリーしたスピーカーたちも、もちろん優秀なものばかり
ですが、NEOの素晴らしさをご理解頂けたということは私にとってもうれしいこと
であり、全国のNEOオーナーたちもうなづいていることと思います。一つの発見が
皆様お一人お一人に良い判断材料を提供できたのであれば今回の企画は成功したと
考えているものです。

NEOのオーダーをお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。


HAL's Hearing Report