H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report

“Friday concert”Vol.22はこんな企画でした。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/457.html

http://dyna5555.cocolog-nifty.com/photos/secret/pqs402setup.html

そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました＜m(__)m＞
http://dyna5555.cocolog-nifty.com/photos/secret/20061215guest.html

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Vol.99「PQS402はボーカルの広がりが聴き入ってしまうほど素晴らしい!!」

以前の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0296.html

すごく遅くなりましたがオリジナルノーチラスをフルゴールドムンドで鳴らす回の
エフコンの印象を・・・

サウンドパークダイナ時代よりマークレビンソン・クレル・ジェフローランド・
マランツによる完全セパレート等など、オリジナルノーチラスはその度に色々な
表情で鳴っていた。

今回のゴールドムンドは完全デジタルで補正をかけるので、ディバイダーを必要と
しないという事で興味を持って聴かせていただいた。

三次元的音像の現れ方はならではだが、デジタルでプログラミングされコントロー
ルされたオリジナルノーチラスは新しい可能性を見せた。

時代は移り変わりテクノロジーはどんどん進むがオリジナルノーチラスの魅力は
ますます輝きを増すようである。

CMのコピーではないが「何も足さない、何も引かない」のがオリジナルノーチラス
の価値ではないだろうか。宝くじが当ったら是非欲しいセットである。

そしてGERMAN PHYSIKS PQS402とAVALON Isisの聴き比べの回。

GERMAN PHYSIKSはエフコンの前に何度かベストポジションで聴かせてもらっている。
その時はＮＥＯとの聴き比べをした。その時はボーカルがピンポイントで聴こえて
きて、低音も十分響いてDDDとのつながりも違和感無く「今までのGERMAN PHYSIKS
とは違う（進化している）」と意識させるに十分であった。

今回Isisと聴き比べてみて、それぞれ印象に残ったのは、Isisでは低音の迫力。

まるで床全体を揺り動かす地震のような響き方をする。PQS402はボーカルの広がり
が聴き入ってしまうほど素晴らしい。

結局三つのスピーカーを私は聴き比べた事になるが、各々音色が違い、足りない
部分もそれぞれあるが、どれも魅力的なスピーカーである事に変わりはない。Isis
はオーディオルーム置いてモニター的に、PQS402はその特性を生かして広いリビン
グに置いてイージーリスニング的に聴きたい。

聴き比べの前にzoethecusの代わりとなるラックをダイナミックオーディオで自社
開発したというので30分ほどのデモンストレーション。

実は私は某アメリカのオーディオメーカー社長が来店された際に、偶然居合わせて
出来たてホヤホヤのH.A.L.C.を一緒に試聴したのだが、その製品が正式発表された
際に、その時持ち込まれた製品の話は追々川又さんよりある事と思う。

zoethecusとの構造の違いは色々あれど、zoethecusのノウハウを参考にしたハイブ
リッド棚板はダンピング用金属シートの層を１ｍｍ単位でオーダーメイドで何枚も
作らせたそうです。

また四方の角で棚板を支える接触面には色々コルク・フェルト等のダンパー素材を
使用して最終的にフェルトに決定。円形に切ったフェルトを何枚にするか、配置の
仕方はどれがいいかということにもこだわって決定されたという。

棚板を作り変え、何度もコンポ（X-01）を載せては降ろし、棚板も外してはフェル
トの位置を変えるという気の遠くなるような作業を繰り返して練りに練られ川又さ
んの耳で音決めされた物だそうです。

音の違いは低音の締まり具合が全然違う。そして何故かH.A.L.C.に載せＰＬＡＹ
ボタンを押すとノイズが少なくなっているのに気付く。

５５５５に来店された際には、例えばH.A.L.C.のスパイクについて川又さんに聞い
てみて下さい。ただ単に木に直接捻じ込んであるのではなく、支柱には金属の棒が
埋め込められていて・・・と目に見えないこだわりのノウハウを話して下さると思
います。

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川又より

T T 様ありがとうございました。H.A.L.C.の目撃者としてのご感想も頂きありがた
い限りです。今までに私が配信で述べたことは単純に一言では語りきれないことば
かりであり、ラックという存在では本当に勉強させてもらいました。これからは
そのノウハウを皆様に提供していく番だと思います。よろしくお願い致します。