《HAL's Hearing Report》


No.0284 - 2006/3/9

埼玉県上尾市 T T 様より

H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report

“Friday concert”Vol.15は下記のテーマによって実施されました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/405.html

しかし、予定していたHOVLAND“STRATOS”がコンディションが思わしくなく残念
ながら欠場となりましたが、注目のVIVID AUDIO  K1とB1は大きな注目を集めてい
ました。もうおなじみのNEOと比較するとこんな大きさです↓
http://www.dynamicaudio.jp/file/060303/vivid_k1_b1.jpg

注目の“G-0d”の比較試聴も行うなど盛りだくさんの内容であり、私のトークも
楽しんで頂けた様子でした。皆様の表情に満腹感が表れていれば何よりです。
http://www.dynamicaudio.jp/file/060303/guest.jpg


Vol.73「“あら探しは無駄だよ”と言わせるスピーカーでした!!」

これまでの投稿をご紹介致します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0278.html

        ■ エフコン3/3 リポート ■

今回はVIVID audio Loudspeaker system B1(フロント&アンプはブルメスター)
及びK1(フロントはエソテリックP-01&D-01。アンプはハルクロ)をメインに主に
日本の女性ボーカルの新譜を聴き、最後にワディア931&921を聴きました。

開場時間に行くとリスニングルームでは川又さんとVIVID audioのメーカーの方が
女性(外国の方)の通訳を通して最終セッティングを煮詰めていました。

川又さんから事前にA4版裏表2枚にわたるB1のパンフレットを渡され、演奏の合間
にスピーカーの構造・コンセプト等を聞きました。

おいおい詳しい内容はメルマガでも公開するようです。B&Wオリジナルノーチラス
等の開発設計者ローレンス・ディッキー氏のコンセプトを具現化したスピーカーの
印象は"素晴らしい"の一言。

ずっと聴いていたくなるスピーカーなので、今回の比較試聴とせず、一曲をフルタ
イムで鑑賞するというシェフ川又さんの狙いが分かりました。

中高音が伸びやかで低音の量感も十分。
「あら探しは無駄だよ」とスピーカーは自信を持って演奏しています。

後半はスピーカーをリファレンスのモスキートNEOにつなぎ換えワディアを試聴。

事前にPDFファイルで資料はいただいていたが、ファイルの写真ではシルバーだが
試聴室ではブラックにブルーの表示。

私にはワディア=ブラックとの印象が強いのでこちらの方がしっくりくる。

これから登場するであろうワディアのSACD/CDプレーヤー(トランスポーター)が
楽しみです。色々な意味で最終調整に入っているとの事
(意味深長ですがここら辺の裏話は川又さんから当日参加された方のみにオフレコ
で曲の合間に説明がありました)

私がこれまで聴いてきたワディアの印象から特に低音の表現に特徴があり、今回も
低音の質感・量感・スピード感がこれまでのワディアの流れを受け継いでいると思
いました。

今回は女性ボーカル好きの私のために行われたと勝手に思っています(笑)。

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川又より

T T 様今回もありがとうございました。確かに今回は女性ヴォーカルが多かった
ですが、私もシステムのチューニングでは欠かさずチェックするのがヴォーカル
ですから、新しいディスクを数枚用意したのがよかったようです。色々な曲が
気に入って頂けたようで何よりでした。なんたってシンディー・ローパーをかけた
のは私も初めてですから(笑) でも良かったですね〜(^^ゞ


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