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H.A.L.担当 川又利明


2010年4月18日
No.708 「MARKLEVINSON No.532H vs No.531HをTRACK NO.4 SAMBIENTAで聴く!!」
 
Marklevinson & HB-1 -inspection system Vol.7のリハーサルということで、
No.2178でご紹介した下記のディスク、AUDIOPHILE RECORDINGS/UNCOMPRESSED
WORLD VOL.1 のTRACK NO. 4 SAMBIENTAでNo.532H vs No.531Hを比較しました!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1.pdf
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/Newsletter.pdf
 
http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1_booklet.pdf
 
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先ず、今回お届けできた皆様からの次のコメントをお待ちしております。
 
★ご注文のタイミングが間に合った皆様には早速発送を開始しておりますが、
 受け取られた皆様にお願いがございます。私が推薦するこのCDに関して今後
 試聴会にも使ったり、私が聴きどころを解説したりとか今後色々と応用して
 行こうと考えています。
 
★購入された皆様がどのようなシステムで、この同じCDを聴いているのかを
 お知らせ頂けないでしょうか? 電源やケーブルまで詳細を含めると私の
 H.A.L.'s 訪問記みたいに大変でしょうから、せめてスピーカーとアンプと
 プレーヤーというカテゴリーで良いと思います。
 
★そして、もし良かったらこのCDの試聴インプレッションもちょっとだけ
 書いて頂けると嬉しく思います。同じ会員同士で同じCDを違うシステムで
  聴き、どんな感想を持ったのか意見交換が出来れば参考になり楽しいかと
 思いました。配信に掲載後、モニターレポートとしてwebでも公開させて
 頂ければと思います。
 
会員の皆様と共通の録音を聴く事で同じボキャブラリーが持てれば素晴らしい
ことだと思いますので、何卒よろしくお願い致します。<m(__)m>
 
もちろん、皆様のご意見はUNCOMPRESSEDで掲載致しますので(^^ゞ
そして、私も今後の配信にて試聴レポートを書いていきたいと思います!!
皆様からのメールをお待ちしております!!
 
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下記のシステム構成にてNo.532HとNo.531Hを切り替えて比較するという単純な
ものですが、これを一人でやるのはいささか手間と時間がかかります。今回は
TRACK NO.4 SAMBIENTAの一曲に絞り込んでチェックしてみました。
 
順番としてはモノラルアンプのNo.531Hを先に一度聴き、そしてNo.532Hに切り
替えて聴き直し、更にもう一度No.531Hに戻してという事で入念にチェックし
たものです。スピーカーはKiso Acoustic HB-1/MPKを使用しています。
 
この曲は多分10種類以上かと思われる実に多彩なパーカッションをドライに
録音し、背景にはキーボード・シンセサイザーによって広大な音場感を描き、
30センチの間隔で二本のマイクをセットして録音したというソプラノサックス
の音場感豊かな演奏によって構成されています。
 
先ず、最初にNo.531Hで聴き始めた時には上位機種のNo.532との対比をすぐに
イメージしていました。低域の重厚さということに関してはNo.532の魅力が
光るものですが、どうしてどうしてモノラル構成のNo.531Hも中々やります!!
 
元よりNo.532もDual Monaural Power Amplifierと称しているわけですが、
オーケストラなどの大編成での解像度に濃密感を加えた質感としてはさすがと
いうものがNo.532にありました。しかし、No.531Hの質感は最初から極めて
ニュートラルなポジションを保っており、私は何の違和感もなくすんなりと
私の耳に入ってきました!! いい滑り出しです(^^ゞ
 
この曲は連続する楽音としてシンセサイザーの果たす役目は大きいのですが、
アコースティックな残響成分を上手にまとわせたパーカッションの余韻感に
No.532HとNo.531Hの互いが先ず表れてきます。
 
No.531HからNo.532Hに切り替えた時に、このエスニックなパーカッションの
余韻感と空間再現性が違っています。110万円というプライスで1ボディーの
ステレオアンプとしてはNo.532Hは出色の出来栄えであることが第一印象から
確認できました。
 
同価格帯での比較では非常に強力な競争力、いや説得力を持っていると思います。
HB-1/MPKの端正な響きをことさらに強調することなく、各パートの楽音が鮮明
に描かれていくことに何の不安もありません。この価格でこの音質!!それを
偏った評価ではなく自然な響きでスピーカーと同調しているところがいい!!
 
しかし、私の直感でNo.531HからNo.532Hへの変化で感じられたのが唯一、音場
感につながる余韻感という情報量でした。これは明らかにNo.531HがNo.532Hを
上回っているものであり、HB-1/MPKが発散する音場感のサイズが一回り大きく
なっていることが確認できます。
 
ソプラノサックスの質感は音像が描く輪郭の内部では当然のごとくイコールです。
しかし、このソプラノサックスの録音を1本のマイクで行って、ミックスの時に
スタジオワークで立体感を付加させて行くのであればまだしも、わざわざ2本
のマイクでステレオ録音したソプラノサックスの浮遊感というか、空間に溶け
込んでいくような見事な浸透力はNo.531Hに軍配が上がってしまいます!!
 
そして、この曲では相当低い周波数でのシンセサイザーの唸りのような低域が
録音されていますが、No.532HとNo.531Hは同じ定格出力300WなのにNo.531Hの
低域の方が重量感を持って私を包み込むように展開していきます!!これはいい!!
 
SACDでもなく、当然ガラスディスクでもなく、特にポリカボネイトの材質が
特殊なものでもないのですが、このAUDIOPHILE RECORDINGSのディスクは試聴
ポイントを楽しみながら教えてくれる、いや、聴いていると違いに気付かせて
くれるという重宝なソースであることがわかります。
 
No.532HとNo.531Hとの相違点を私は今回の比較でしっかりと把握し記憶しました。
さて、その違いを価格と個体数という尺度で判断すると皆様はどちらを選ばれ
るでしょうか?
 
Hi-Fiという見地からは私はNo.531Hを推薦しますが、お値段も高くなります。
両者の違いを体験され優秀なプリアンプの選択をすれば多数のスピーカーに
おいても素晴らしい演奏を楽しませてくれることでしょう!!
 
200万円以下というゾーンでNo.532HとNo.531Hは今後の定番として推薦致します!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/706.html
 
今週末の試聴会で皆様自身で体験なさって下さい。
ご応募をお待ちしています<m(__)m>


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
担当川又 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556
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