発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明


2010年2月17日
No.695 「Kiso Acoustic HB-1を鳴らした12番目のアンプはジャストサイズ!!」
 
早いもので、昨年6月からHB-1を色々なシステムで鳴らしてきましたが、どれも
HB-1のサイズからすると大きなアンプやプレーヤーばかりでした。
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/680.html
 
既に11種類のアンプで鳴らしてきたことで、私も相当な経験値を得ていますが、
その私がミニマムサイズというHB-1の思想に呼応した小型システムを遂に見つ
けました。というよりも、存在は以前から知っていましたが、正式な製品が
やっと入荷しましたので音質を検証し、推薦できるパフォーマンスであると
いうことで速報致します!!
 
先ずは、これをご覧下さい。HB-1MPKのサイズとジャストフィットですね〜!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/060.jpg
 
そして、うれしいのはプレーヤー・プリ機能・パワーアンプと、たったのこの
サイズで揃ってしまうというコンパクトさ!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/062.jpg
 
しかし、コンパクトだから妥協した設計? などとは言わせない実力を秘めた
パワーアンプは、そのデザインが中身を物語るような斬新なスタイリングです。
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/064.jpg
 
別にアンプのそばにHB-1を置くというものではありませんが、コンパクトさを
となりのCriterionと比較してみてもお分かり頂けると思います。
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/066.jpg
 
このミニマムシステムとはご存じのNagraです。次の三点にて構成しています。
 
■MSA ステレオパワーアンプ    税別 \1,300,000
http://www.nagraaudio.com/
http://www.nagraaudio.com/highend/index.php
 
■CDC プリ機能付CDプレーヤー   税別 \2,180,000
http://www.ohbashoji.co.jp/products/nagra/
 
■VFS 2枚1組 Spacing Spikes付  税別 \210,000
http://www.ohbashoji.co.jp/products/nagra/accessories/
 
昨夜一晩バーンインを行い、本日聴いてみました。さて、その前に気になる
ことがありまして…?
 
ディスクをローディングする際に、この↓赤い光は何だろうか?
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/070.jpg
 
ほほ〜、こんなおしゃれなイルミネーションがあったんだ〜!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/074.jpg
 
パワーアンプMSAのメーターは60Wまで表示されています。いい雰囲気ですね!!
http://www.dynamicaudio.jp/file/100214/084.jpg
 
そうなんです。実用性を重視して欲張らない設計の定格出力60W/chという程
良いパワーでHB-1を十分に鳴らしてくれました!!
 
            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
■オーケストラ
 
いつものマーラー他、何曲かのオーケストラを聴きましたが、最初の出足から
ニンマリしてしまいました。いいですね〜この質感!!(^^ゞ
 
弦楽器群の質感が実にしっとりしていて、ヴァイオリンの合奏がしなやかに
空間を埋めていく様はほんのりとした温度感に裏打ちされて非常に聴きやすい。
 
HB-1の響きの要素を残響成分としてデフォルメすることなく、弦楽器の連続
する楽音に響きを内包するような一体感が実に美しい!!
 
管楽器で感心させられるのは余韻感が拡散していく領域が大変に広く大きい事。
いつも述べるように音源としてはピンポイントの凝縮した定位感を聴き手に
最初に認識させ、そこからほのかに漂うような残響の表現に力みがないという
大人の雰囲気が時間を忘れさせてくれる安心感を伴って展開していきます。
 
トライアングルのワンショットのきらめきも正確に中空に提示し文句なし!!
いや〜、こんな楽しみ方がHB-1にあったというのはうれしい発見です!!
 
ただし、ここの試聴室のエアーボリュームにおいて、いつも鳴らしている
400W/ch級のパワーアンプと同格の音量というわけにはいきません(^_^;)
 
仕方ないことなのですが、私が求める音量ではMSAのメーター横にあるピーク
インジケーターの赤いランプが点滅してしまい、何とメーターも振り切って
しまっているではありませんか!!
 
でも、この音量は一般家庭だったら十分すぎるほどなのでご心配なく(^^ゞ
 
■ヴォーカル
 
この分野の課題曲には事欠かないコレクションが沢山ありますので、次から
次へとヴォーカル曲を聴きまくりました!!
 
弦楽器の質感で予測していたものの、このしっとりとした歌声は安らぎを
感じさせるウォームトーンと言えるものでした。しかし、ここでありがたい
のは解像度と引き換えに質感を犠牲にしていないこと。
 
つまり、音像の輪郭は極めて鮮明であるという美点が私の観察眼(耳)に率直に
作用し、分析的な聴き方をしながらも情緒的に安らぎをもたらすという憎い
演出を無意識のうちに演奏に含ませるという技が光ります!!これはいい!!
 
ただし、バックの伴奏でのリズム楽器にメリハリを求めるような曲目。こんな
表現でご理解頂けると思いますが、一部のポップスでテンションと重量感を
両立させ、そこに音量というハードルをぐっと持ち上げたいという発想とは
ちょっと違うものです。大人の雰囲気、テイストを大切に聴きたいという皆様
に打ってつけのヴォーカルだと思います!!
 
            -*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
今日はHB-1の試聴会があったので、その合間を縫っての試聴でしたが、詳細は
述べるよりも聴いて頂ければと、しばらくはセッティングしておきますので、
興味関心がある方はどうぞご来店頂ければと思います。
 
こんなコンパクトなプレーヤーとアンプだったら一人でもセッティング出来る
でしょうし、宅急便でも送れるのでハルズモニターの可能性もありかも!!
続報にご期待下さい。


このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
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