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No.141　 「おぉ、Deliusよ、お前もか…!! 値上げですよ〜!!」

ハルズサークルの皆様にはdcs Elgar plusが260万円に値上げされるというニュースをお伝えしたのだが、何と、もっかの注目株であるDeliusも来月から値上げという情報が入ってきました。そのヒントが当時述べていたこの内容。 　「さて、その内容なのだが実はバージョンアップを伴う内容変更であるという。IEEE1394を用いたDSD伝送対応のためだという。このIEEE1394とはノートパソコンに差し込むUSBのような形状のインターフェイスのことであり、5月から6月にバージョンアップされる予定のdcs Purcellには同規格の出力端子が装備され、PurcellにてDSD変換したものをElgar plusに伝送してSACDの再生を行なうものである。また、同社が開発中のトランスポートにもIEEE1394の出力端子が装備され、SACDを1ビットのままElgar plusに伝送するという計画なのである。」 　まず、Deliusに2系統のIEEE1394が装備可能となります。これによって同社が開発中のトランスポートから直接、そして従来の他社トランスポートからPurcellにいったん入力してからDSD変換したものをと、二種類の入力を切り替えて使用出来るようにするための配慮ということなのである。 　もちろん、これはオプションであって、アップグレード価格は\200.000.となる。既にご使用中の皆様におかれても更なる発展性を提供するものと期待される。このアップグレードの受け付け開始は未定であり、続報にご期待いただきたい。 　さて、Deliusの値上げの話しですが、輸入原価の高沸と円安のダブルパンチで現在の\1,100,000.が5/1より\1,300,000.に価格改定されることになりました。ということは、前述のIEEE1394装備のアップグレードを5/1以降に行なうと何と!!\1,500,000.が定価となる。 　そして、Purcellには値上げの予定はないものの、このIEEE1394を装備するためにはやはり\200,000.かかるわけですね。そうすると現在の定価\1,100,000.に追加すると\1,300,000.となり、来月以降に両者でシステムを組むと何と280万円ということになってしまうわけですね。 　さぁ、ここでもH.A.L.'s Circle ReviewNo.0102で私が述べているアドバイスが意味を持ってくるわけです。 dcs Elgar plusに関して… 　「ということは、当面はIEEE1394を搭載しても接続する相手がいないということになり、ユーザーにとっては不利益?になってしまう可能性もある。もちろん同社の972/2などとSPDIF-2によるDSD伝送には何ら問題はないわけだが、現状のタイプからIEEE1394搭載タイプへのバージョンアップも将来的には有償で対応するということである。」 　どうせ将来は対応できるし、しかもDeliusを現在の価格で入手しておくということに大きな魅力がわいてくるわけですね。と、いうよりも現在でも新バージョンでの注文を出しておけば、はじめからIEEE1394搭載タイプが納品されて価格は現在の定価にアップグレード料金を乗せて\1,300,000.となり、そこからの割引ということになります。ちなみに、ご使用中の方が、これからアップグレードに出す場合や来月以降にDeliusを購入して数ヵ月後にアップグレードする場合などは、\200,000.の費用は修理扱いとなってしまい値引きの対象にはなりません。 　さて、これを聞いて私はハルズサークル会員の皆様には当日の内に状況をお知らせして現在のバージョンと価格で購入を希望される方があれば、即刻輸入元であるタイムロードに交渉して取り押さえを狙ったものでした。納期はちょっとかかるかもしれませんが、ハルズサークルお得意の金利なし一回、二回払いを駆使すれば現在価格で手に入り、お支払いは後回しにして金額は変わりません。検討の価値ありと思いますが…、いかがでしょうか。 　お問い合わせは私までお気軽にどうぞ。

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