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H.A.L.担当 川又利明


No.137  「H.A.L.オリジナル商品第三弾登場!!メタルコニサー4.0現る!!」


実はこの前にちゃんとご紹介すべきものがありました。 「HALオリジナル商品第二弾 murata ES103Black 登場!!」これです。 しかし、これは一般的にはカタログ商品にはなっていないので、ハルズサークル会員の皆様にだけしかお知らせしておりません。ご入会後に詳細をお送りしています。

さて、本題です!!

昨年もコニサー3.0のメタルバージョンを公開して大きな反響を呼びましたが、 たった今私の手元に届いたのが4.0ラインアンプのメタルバージョンなのである。 これがまたカッコイイのなんのって…!!
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/010309/coni_metal.jpg
そして、持ってみてびっくり、当然の事ながらずっしり…おぉーーーー!! ここでちょと補足させて頂きますが、この段階ではトップパネルは通常のウッドパネル仕様で使っているアルミのものですが、正式には上級機であるコニサー3.0と同じ乳白色のコーリアンに素材変更されます。そのトップパネルだけが間に合っていなかったのですが、私がせっかちなものですから音が出るものが出来たということで真っ先に持ってきてもらいました。

しかし、今日は音を出しません。さぁ、明後日にはゴールドムンド&ノーチラスのシステムに組み込んでウッドモデルとの比較試聴を開始します。

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さて、この4.0ラインアンプのメタルバージョンの価格はスキャンテックと検討中です。何とか200万円を切るところに持っていきたいと思っています。そして、これは私のフロアーでしか販売しない世界で唯一のプリアンプです。 (このような事情から正式価格は川又にお問い合わせください。)

次にウッドパネル仕様と重ねて比較したものがこれです。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/010309/two4.jpg
中々的確に質感を出せなくてもどかしいのですが、微妙な局面の仕上げに陰影が表れていることを見て頂ければと思います。

さぁ、やはり待ちきれなかったお客様が試聴に訪れました。まだメタルバージョンのバーンインは万全とは言えないものの、早速両者を比較試聴してみました。 トランスポートはP−0s、D/AコンバーターはGOLDMUND MIMESIS20、そしてパワーアンプはGOLDMUND MIMESIS29.4EVO というシステムの間に両者のコニサーを使って聴いたものです。

まぁ、何と兄貴分のコニサー3.0でのウッドとメタルの比較の時とまったく同じ結果であり、私の思った通りの個性を十分に聴かせてくれました。最初にテストに使ったのはYPM-006 OSHARENA JAZZ・TRIO の一曲目「C Jam Blues」最初にメタルコニサーで聴いたのだが、私が記憶している昨日までのウッドコニサートは違っている。しかし、それを言葉で説明しても虚しいものがあるだろうと、お客様にお断りしてからウッドバージョンに戻して再度同じ曲をかけた…。

すると、どうであろう!? ノーチラス801にJeff Rowlandのモデル12を使用しておられるそのお客様の顔に微笑が浮かんでいるではないか。「川又さん、ちがいますね〜」 コヒレンスなき後のJeff Rowlandのパワーアンプにはぴったりの相性をウッドモデルの4.0で確認しているだけに、私がお勧めできるプリアンプの後継者が出来たことをとてもうれしく思っています。

そうなんです、出足のウッドベースが一回り大きく膨らんでしまい、ピアノの タッチもテンションがゆるくなってしまう。そして、もう一度メタルバージョンに切り替えると「川又さん、やっぱりこっちでしょう!!」と確信ある声が返ってきた。

そして、大貫妙子の「四季」をかける。これはアタックの鋭さとフォーカスの鮮明さを比較したい前の曲よりも、エコー感の拡散と滑らかな声の質感に目を向けて頂く配慮からの選曲であった。表情が鋭く硬質にだけなればいいというものではない。 さあ、始まった…、しかし私は答えを頂く前にウッドバージョンにすかさず切り替え、そして、再度メタルバージョンに切り替えてからコメントを頂くことにした。
「川又さん、やっぱりこっちですよ。ヴォーカルのピントがきちっとしている分余韻がきれいに広がるし空間も大きい。でも声が硬くなることはないですね。」

そう、その通りです。ずっと使い続けてきたウッドバージョンに対して、通電後3時間程度のメタルコニサーが潤い感まで聴かせてしまうのはなぜ?? このままバーンインを続けていったら、いったいこの子はどこまで成長することやら…。とにかく、セッティング初日において大きく個性を発揮したメタル4.0はこれから大きくはばたいてくれることでしょう、ご期待ください。

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