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Vol.40
Ayre「アイソレーションブロック」・
「システムエンハンスメント・ディスクIBE」 & beginS「CP-1」
![]() ノッチ(V 字型の刻み)の有無によって三種類ございます。 ・Isolation Block 0(\2,835) ・Isolation Block 1(\4,253) ・Isolation Block 2(\4,253) ※いずれも3個一組・税込価格 写真左側より順に“Isolation Block 0”・“Isolation Block 1”・“Isolation Block 2”となります。 刻みの無いタイプはコンポーネント機器のインシュレーターとして、刻みが1本のタイプは電源ケーブル等の 太い線用、刻み2本のタイプはラインケーブル等の細い線用としてお使い下さい。 ケーブルを浮かせる事による効果はもちろん、木目の表面にうっすらとプリントされた“Ayre"のロゴが心憎い 一品です。Ayreユーザーの方は是非! ![]() このディスクには、以下7種類のソースが収録されております。 1. Short Glide Tone (ショート・グライド・トーン)60sec 2. White Noise (ホワイト・ノイズ)180sec 3. Pink Noise (ピンク・ノイズ)180sec 4. Brown Noise (ブラウン・ノイズ) 180sec 5. Mono Brown Noise (モノーラル・ブラウン・ノイズ)60sec 6. Out-of-Phase Brown Noise (逆相・ブラウン・ノイズ)60sec 7. Full Glide Tone (フル・グライド・トーン)300sec このフロアでもこのディスクは良く使用しますが、かなり効果的なアクセサリーだと思います。 是非スピーカーの準備体操としてご使用下さい。 ※ヴォリュームの出し過ぎは危険ですので、音量に注意してご使用下さい。 ■beginS 「CP-1」(\5,250・2個一組 / 税込) ![]() 以前CDに装着するCDスタビライザーをご紹介致しましたが、今回はピンシールドカーバーのCP-1のご紹介です。 サイズはφ14mm・内径×25mmとなっており、WBT等の直径14mm以内のRCAプラグに被せて使用します。 入出力のラインケーブルの末端に使用し、ノイズの混入を防ぎ、音質を阻害する振動を防ぐものです。 実際試聴室でGOLDMUNDのラインケーブル「LINEAL IC」に使用しましたが、カーボンならではの効果で、S/Nが良くなり、静寂感が増します。 GOLDMUNDの機器自体カーボントップになっておりますが、この効果を更に深めた感じです。 特にGOLDMUNDをご使用中で、若干耳につく部分があるように感じるお客様には、是非試して頂きたい製品です。 こちらはCDプレーヤーに近い方にお使い頂くと、より効果が大きいように感じます。 出来れば出力側と入力側、両方にご使用頂ければ効果は上がると思います。 |
Vol.39
QUADRASPIRE 「Q4D-VENT」
![]() 優れた機能性とインテリア性で人気の高いオーディオラックメーカー「QUADRASPIRE」より、 リファレンスラック「Q4D‐VENT」が発売されました。 ≪Q4D-Vent≫現行製品の「Q4D」と比較致しますと、情報量があり、しっかりとした音の「Q4D-VENT」というイメージの違いがあります。 また、この「Q4D-VENT」ですが、付属品の「デカップラー」 や「スパイク受け」を装着する事で、音はかなり変化致します。 デカップラーを装着しますと、凝縮されていた音が華やかになり、 自然な響きが増しました。これがデカップリングの威力かと思わせるほどです。 スパイク受けを使用しますと、解像度や細かい表現力が上がりました。このスパイク受けですが、2重構造で、受けの部分と外側の枠があり、 共振しないようにゴムリングが装着されております。試しに違うスパイク受けも使用してみましたが、それでも、音の変化は顕著に出ます。 スパイク受けも素材によるところが大きく、その素材の音が乗ることが良く解りました。 この「Q4D-VENT」は、デカップラーの使用の有無、スパイク受けなどで音がコントロールできる、潜在能力が高いラックだと感じました。 ラックも追い込む事で、より理想の音楽へと近づける事が出来ます! 是非ラック候補の一つとして、今回のVENTを宜しくお願い致します。
(スパイク受けなしの価格となります) |
Vol.38
電源タップ用イルンゴボード
![]() 発売以来、お客様からは大変高い評価を頂いておりますイルンゴ・オーディオのオーディオボードですが この度「電源タップ用」と称しまして、通常よりも小型サイズのものを、オリジナル商品として販売致します。 ≪GRANDEZZA TAP45≫ このボードの、そもそもの発案はお客様でした。 以前、お客様より「電源タップ用」としてイルンゴのボードをご注文頂きまして、その効果が絶大だったという事で 今回、H.A.L.3でも、特別サイズのものを2種類、比較試聴用として製作を依頼しました。「2種類」というのは、イルンゴのボードの場合、 厚みによって「音の深み」が変化しますので、どちらが良いのだろうと考えた為です。 この時用意したサイズは ・150(W)×350(D)×45(H) /mm(上記サイズと同じものです) となります。 まず、このボードのサイズは私が当時お勧めしておりました「アシスタンスデザイン」の電源トランスを基準に致しました。 参考までに
さて、この2種類のボードを試聴するために「AIT-160TW」を用意し、比較試聴しました。 まずは試聴室のカーペットの上に直接置いていたのを、45mm厚のボードを敷いてその効果を試してみました。 全体的に重心が下がり、深みが増しました。 また楽器ひとつひとつが明瞭になりますが、「耳に付く」というよりも、音の消え際がより自然になり、 聴き易いイメージを持ちました。 次に60mmにした所、さらに重心が下がり、音の深みは出て来ましたが、45mmの時よりも少し陰影が濃くなって来た様な 印象を持ちました。 次にパワーアンプを取っているCHIKUMAのタップ「75M-220(4口タップ/生産終了品)」の下で、両サイズを比較してみました。 先程の「AIT-160TW」の場合と同じ様な、厚みによる力感の違いは出たましたが、陰影の差はあまり無く、重厚でエネルギー感が増す、 という感じです。 今回比較試聴の上、45mmで効果は十分と判断し、「150(W)×350(D)×45(H) /mm」を定番サイズとさせて頂きました。 これ以外のサイズに関しましては、別途ご相談下さい。 今回の試聴で、その影響力は前段機器の方が変化率が大きいということが解りましたが、 パワーアンプを取っているタップでも一聴してその違いを聞き取ることが出来ました。 実際、各メーカー筐体を気にしているのですから、その置き方で変化するのも理解出来ます。 しかし、電源ボックスの下に敷くだけでこれだけの変化が起きるとは、不思議なものです。 実はこの機会に他のボードも試してみたのですが、それぞれ個性があり、一長一短でした。 このイルンゴボードですと、情報量・深みがでますが、特有な刺激というのはありませんので、 良いグレードアップになると思います。 このボードの使い方ですが、フローリングでお使いのお客様は、付属のカーペットの上にボードを敷いて その上にタップを置いてご使用下さい。下がカーペットの場合は直にボードを置いて頂いて大丈夫です。 このサイズですと様々な使い方が出来ますので、まずはこちらでイルンゴオーディオの魅力を感じ取って頂ければ 幸いです。 |
Vol.37 SP CABLEを含めて「SONUS FABER」の音?
![]() ![]() 面白いタイトルで始めさせて頂きましたが、SONUS推奨のスピーカーケーブルをご存知でしょうか? あまり紹介したことがないと思いますが、その名は「Yter Speaker Cable」。 ソナスファーベルの子会社「ラボラトリウム」のブランドになりますが、オマージュ・コレクションの スピーカー内部配線材と同一の素材を信号経路の純度を確保しているそうです。 素材は銀/パラジウム合金の芯線。プラス、マイナスのケーブルはそれぞれ独立した皮膜で処理されており、 単純に2本のケーブルをスパイラルさせております。端子はバナナプラグになっており、 別売で専用Yラグもございますので、アンプ側がバナナ比対応の場合は専用Yラグをお買い求めください。 量感を増やしたい、空気感を出したいなど目的がしっかりしているお客様には別の選択肢もあると思いますが、 安心感を含め「SONUS FABERの表現したい音楽」を再生したいのであればこのCABLEはお勧めです!!
※専用Yラグ \31,500(8個1組/税込) ※ケーブル・ラグ共に革オリジナルケース入り SONUS FABERユーザーはこの「Yter」の存在を頭の隅にでも!! |
Vol.36 アクセサリーレポート
今回は、簡単にお試し頂ける、ちょっとしたアクセサリーを3点ご紹介致します。
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Vol.35
QRD新製品「ディスプレイカバー」登場!
大変長らくお待たせ致しました! お客様からもご要望の多かった、QRD・ディスプレイカバーですが 試行錯誤を重ね、この度ようやく完成致しました。 仕様は「スカイライン」、「B.A.D」、「Digiwave」 の3種類ございますので、お好みによってお選び頂けます。
![]() 当初2枚をつなげて発売を予定致しましたが、取り外した後の置き場所を考えて、 1枚にフレームとフックをつけた、2枚組みでの販売とさせていただきます。 フックはスチールにカバーを施してあります。 また、保護用のゴムを付属致しますので、ディスプレイにあたる部分に取り付けてください。 (写真は42インチのプラズマに取り付けております) ![]() 通常のBADにフックをつけました。その際BADの裏側に補強材を入れております。 また横1200mmタイプのご注文も承ります。こちらは、単に2枚分の価格となります。 (写真は50インチのプラズマに1200mmTypeを取り付けております) エクストラ:\118,650(1枚) 私自身お客様宅へ伺うことが多いのですが、リビングでオーディオをやられているお客様や、 またプラズマなどのディスプレイを使ってシアターをやられているお客様も多いように感じます。 そういうお客様へディスプレイが無ければとお話しても、ご家庭での都合もありますし、仕方ありません。 しかしながら、4Fへ足を運ばれるお客様からもっと音を良くしたいという話を伺うと、どうしてもディスプレイ が気になります。そこで、何かないかということで、QRDの取り扱いの大場商事へ相談を持ちかけたのがきっかけとなりました。 これは、映像なしでピュアに楽しまれるお客様へのご提案となりますが、取り付けたり、外したりと面倒ですし、 外した際の置き場所などの問題、ディスプレイの保護、重量など様々な問題がありますが、それよりも音を重視したいという 気持ちが強く、販売に踏み切りました。 さてスカイラインとBADに関しましては、当店2Fヴィジュアルフロアにて実験を行いました。 まず、スカイラインにしても、BADにしても、有る無しの変化は大きく、 やはりディスプレイによる音質の劣化はかなり大きなものであると、再認識致しました。 スカイラインと、BADの違いですが、スカイラインですと華やかな感じになり、 広がりが出ます。また奥行きも出てきて、VOCALの口が小さくなります。楽器の定位感も良く、 見晴らしが良くなります。 これに対して、BADですが、スカイラインと同様定位感、立体感など向上します。 スカイラインと比べると華やかになリ過ぎず、落ち着いた感じになり、全体的なS/Nが上がり、 静寂感を覚えます。スピーカーに対してディスプレイが後ろの方でしたらBADやデジウェーブでもよろしいかと思いますが、 さほど離れていなければスカイラインのほうが効果は大きいようです。 華やかなスカイラインと落ち着いたBAD。 今回2Fで試聴した状況ですと、私はスカイラインの方が好みでした。 基本的にスカイラインは2枚組みですが、今回1枚でも試聴してみました。 1枚ですとディスプレイを覆いきれない分、2枚との差は大きく感じます。BADにする場合でしたら、2枚をお勧めいたします。 ディスプレイ用スカイラインは2Fでご試聴出来るようになっておりますので、 興味のあるお客様は私島宛てもしくは、2F担当赤塚までご連絡ください。 それでは、皆様からのご注文お待ちしております。 |
Vol.34
CARDASよりNEW CABLE登場!
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NEW CABLE、GOLDEN PRESENCEをご紹介致します。 |
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1.5m \145,950 | |
2.0m \186,900 | |
2.5m \227,850 | |
3.0m \268,800 | |
※ バイワイヤーチャージ \31,500 、表示価格は全て税込 | |
個人的に思い入れのあるCARDASのケーブルですが、元よりさほど癖がなく機器を
生かすケーブルだという認識が強いのですが、今回のケーブルはどうなのか試聴してみました。 中域の厚みや暖かさを持ち派手に音を変化させないというところはNeautral ReferenceやGolden Referenceと変りませんが、技術の進歩か、 それとも音のニュアンスをつけたかったのか高域にスパイスが効いて、音の抜けが良く感じます。 以前からのモデルCROSSシリーズのニュアンスを取り入れた感もありますが、型番からイメージできるように少し特徴をつけて存在感を意識したのではないかと思います。 ピアノの響きも増え、余韻も自然に消えていきます。女性VOCALなども全くきつくならずに潤いがプラスされ、楽しささえ覚えます。 低域の出方ですが、多少 押さえ込まれているようにも聞こえますが、ベースの階調も良く再生され、リズムがしっかりしてきます。 高域に華やかさが出た分情報量が増えたようにも聞こえますが、それでも耳障りなところがないところはやはりCARDASの徹底したサウンドチューニングではないでしょうか。 全体的なスケールはGOLDEN REFERENCEには及びませんが、音楽的な楽しさはGOLDEN PRESENCEの方があるかもしれません。 ケーブルでアクセントをつけることはオーディオの面白さのひとつですが、機器の個性を生かしつつちょっと味付けするには、かなりお勧めできるケーブルです。 このCARDASに関しましては、Golden RefarenceとNeautralRefarenceをケースバイケースでお勧めしてきましたが、CDとプリアンプの間などは、このGolden Presence の方が逆に良いケースも出てくるのではないかと思います。 価格だけでは語れないこのCARDASのGOLDEN PRESENCEを是非お試しください。 |
Vol.33
QRD新作情報
今回はルームチューングメーカーのQRDの新作をご紹介いたします。
![]() 専用のフックがついておりますので、壁にフックをつけて額のように引っ掛けてご使用ください。 サイズに関しましては高さ600mmもございますが、自立できる1800mmサイズのものもございます。 カラーに関しましては、エクストラカラーのみになります。 サイズ(H)×(W)×(D)/ mm
QRD初のコーナー処理アイテムとなります。 中の処理はBADと同じですので、ハイブリットの拡散となります。 完全に低域だけの処理と考えると難しいですが、置き場所的にアブフューザーを使用できないケースなどには効果的です。 使い方としては、円を4分の1にカットした形状で背面は90°になっておりますので、コーナーにぴったりとはまります。 明瞭度や、スケール感が足りないという場合など、コーナーに設置してご使用下さい。またディフュラクタルやDigiwaveなどをセンターにご使用頂き、 その後にコーナーの処理を行うとより効果的です。 高さは600mm、1200mm、1800mmと3つの種類をご用意しておりますが、600mmサイズのものは耳の高さに位置に壁にかけてご使用下さい。 カラーに関しましては、エクストラカラーのみとなります。 サイズ(H)×(W)×(D)/ mm 従来はフラッタフリーを加工したQRD BASEを使用し、高さ1200mmのディフラクタルやアブフューザーを持ちあげて使用するケースが多かったのですが、 今回そのスタンドにディフュラクタルと同じ形状のスタンドとディフュザーの形状のスタンドが追加されました。 今後はこちらの2機種が主流となるのではないかと思います。 今までのQRDベースよりも低域の処理にも優れておりますので、今後はこちらをお勧めしたいところです。 サイズ(H)×(W)×(D)/ mm ディフュ-ザー・ベース 従来1800mmの高さまで持ち上げるためにはQRD BASEを使用しておりましたが、ディフュラクタル、ディフューザー、アブフューザーに関しましては 高さ1800mmモデルを発売し、ベースが不必要になりました。 実際1200mmですと処理が難しいケースもありますが、1800mmですと普通のスピーカーであれば十分対応できます。 1800mmですと圧迫感もありますが、最初から1800mmタイプにしておくと割安ですので、こちらをお勧めしたいところです。 もちろん1200mmでも十分に効果はございますのでご安心下さい。 サイズ(H)×(W)×(D)/ mm ディフューザー プラズマディスプレィや液晶テレビな引っ掛けてご使用いただける商品です。ディスプレィが音を悪くしているのは事実です。 そこで特別に製作した日本オリジナルです。こちらはスカイライン2枚を組み合わせたモデルと、 デジウェーブモデル、BADモデルと3種類登場予定です。 詳細は解り次第ご連絡いたします。 その他製品の価格に関しましては「大場商事HP」にて、ご確認下さい。 |
Vol.32 B&W 802D グレードアップ術
今回はB&Wの802Dのグレードアップ術ということで、オリジナルのフロア・スパイク・キットをご紹介させていただきます。
このスパイクキットは、800D、801D、802D共通となっております。 価格 4個セット \27,300(税込) B&Wの802D、801D、800Dの底面はボールベアリングのキャスターがついております。 以前のNautilusシリーズの時からですが、音質にこだわりボールベアリングを採用しております。. これはボールですと理論上点接点の状態になりますので、悪くはないと思いますが、今回紹介させて いただくスパイクキットは、更なるグレードアップをと考えるお客様へは是非ご使用いただきたいと思っております。 まずは取り付け方法など写真付きでご説明致します。 ![]() 1個 \6,825と考えるとかなりお得ではないでしょうか。箱の中には、専用レンチと高さ調整と増し締めするための工具、また専用のねじが入っております。 このスパイクキットは3つのパーツで出来ております。 今回のスパイクキットには特に説明書はついておりませんが、用途によって使い方が変わってきます。 ![]() 写真をご覧になるとお解かりになると思いますが形状が特殊で通常は出っ張りがある方が、床のほうに来るようです。(箱に図は書いてあります)。 しかし高さが高くなりすぎる場合は反対に使用しても問題ないようです。(輸入元に確認済み)スパイクですが、反対側はゴム状のものになっております。 これはボールベアリングで傷をつけたくないというお客様はゴム状にしておくと良いと思います。 ![]() 店頭で一人で行う時は完全に倒して行いますが、お二人ですと、一人が傾けている最中にもとのベアリングキャスターを外して、スパイクキットを取り付けてください。 1箇所につきねじが3本となり、片側2箇所、取り外し、取り付け作業で10分〜15分程度。 ねじの取り付けの際、1本ずつ強く締めていくと、1本だけ入りにくくなったりしますので、予め3本のねじを軽く入れておくと良いと思います。 傾ける際ですが、床に傷つかないようにタオルなど間に挟むと良いでしょう。 休憩しながらゆっくりやってください。 ![]() 店頭では、高さを極力上げたくないという事もあり、土台は通常の反対に取り付けており、スパイクもぎりぎりの長さで固定しております。 高さ調整は付属の棒状のもので、簡単にできます。 今回J1 PROJECTのスパイク受けを使用しております。 このインシュレーターを入れることで、毛足の長くないカーペットですと自由に動かすことが可能となります。 フローリングの場合はTAOC社のPTS-Fをスパイク受けに使うと自由に動かせると思います。 オーディオボードに設置する際もこのTAOCのスパイク受けがあると簡単に位置決めでき、 位置が決まったところで受けを外していただくとボードへの傷が最小で済みます。 さて、このスパイクキットの効果ですが、私も予想以上の変化に驚いております。 これは床から離すことによる効果なのか。それともこのスパイクの性能が良いのか。 私は両方だと思いますが、低域の出方が非常にスムースになります。また音像がはっきりしますが、一音一音はきつくなることはなさそうです。 低域の出方がスムースになった分、締まっても聞こえますが、より下の低域の解像度があがり、絶対的な量感は増えたようにも聞こえます。全体的な見通しも良くなり、 これは確かに効果の大きいスパイクではないでしょうか。 最初から装着するのも良いと思いますが、エージングが多少済んでからですとその効果はより良いものになりそうです。 オーディオボードと、このスパイクキッとどちらが先の方が良いかと聞かれますと、お答えしにくいところがありますが、 スパイクキットはボードを購入しても不必要になることはございません。 お客様宅の床の状態で変わってくると思いますので、こちらは別途ご相談頂ければ幸いです。 追伸 あくまでも802Dを使用してのコメントということをご了承ください。 |
Vol.31 の巻 |
今回は、QRDより新しく発売された B.A.D.(バット)をご紹介させていただきます。 現在QRD製品は、拡散のディフュラクタルやディフューザー、拡散・吸音のアブフューザー、反射をメインとしたフラッタフリーパネル、 主に天井につけて床と天井間のフラッターをコントロールするスカイラインがございます。 実際設置されているお客様はその効果をご理解いただけていると思いますが、デザインや設置場所などを考えると、 その効果は解っていてもなかなか導入出来なかったと言うお客様も多かったと思います。 そこでもっとお手軽にルームチューングできる商品としてこのB.A.Dが発売されました。 また遅れて登場したB.A.D FLOORは天井にスカイラインを取り付けることが出来ないお客様の為に、逆転の発想で反対側の床に注目をして開発した製品です。 それでは、B.A.Dとはどういうものか大場商事の資料を元に簡単に説明させていただきます。
このスタンドを使用することにより、サイドの設置も簡単になります。 また聴かない時は違う場所に片付けておくことができるようキャスターを標準として装備する予定です。 もちろん背面でも前面でも使えます。こちらは完成次第ご報告いたします。 ご使用方法に関しましては一例であり、複数枚使用時などは変わりますので、別途ご相談下さいますよう申し上げます。 さてこのB.A.Dですが、取り付け専用のあて紙、専用のフックとフックを取り付けるための細い釘が同梱されております。 壁面が通常のプラスターボードでしたら、あまり大きな傷を残すことなく取り付けが出来ますのでご安心かと思います。 B.A.D. FLOORに関しましては床での一次反射の位置に設置するのが良いとは思いますが、床の状況によっても変ってきますので、 スピーカーの目の前に置いたりなど2枚ご使用頂き、試聴しながら設置していただけると宜しいのではないでしょうか。 最後にその効果ですが、音像がしっかりして空間表現も向上し、全体的なクオリティがアップいたします。 ディフュラクタルやディフューザーのように拡散だけではなく、多少の吸音も行いますので、音が散りすぎて暴れることはないと思います。 テレビをスピーカーの間に設置しているお客様はオーディオを聞く時にだけディスプレーの前に立てかけるというのも良いのではないでしょうか。 現実として、音が出ないものへの投資は勇気がいることと思いますが、今後もっと音を良くしていきたいというお気持ちがございましたら、まずは一枚お試し下さい。 ケーブルやセッティングで得られなかったものが得られると思います。 |
※ 更に詳しいことは“島”宛のメールにてお問い合わせ願います。 |
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