本日は番外編ということでH.A.L.3人気製品のひとつCHORD DAVEをご購入いただいたお客
様をご紹介させていただきます。
CHORD DAVE D/A CONVERTER ¥1,500,000
代理店のホームページ
https://www.chordelectronics.jp/
H.A.L.3 特集ページ
http://www.dynamicaudio.jp/5555/4/chord20170520.html
お客様宅画像
O.T様 S.Y様
K.K様 M.E様
W.T様 S.T様
T.N様 K.T様
S.K様 O.M様
*全てのお客様をご紹介できず申し訳ございません。
さて2016年2月にお一人目のお客様にご注文をいただき、1年半で非常に多くのお客様にご
評価いただきご購入いただきました。
お客様のご使用環境を全て把握している訳ではございませんが、多くのお客様がデータ
再生を行っております。
PC(Windows、Mac)を使用したデータ再生 30%
DELAを使用したデータ再生 25%
https://www.dela-audio.com/
FIDATAを使用したデータ再生 31%
http://www.iodata.jp/fidata/
不明(リサーチ出来ておりません) 14%
今度は別の角度から見てみると
メインのCD PLAYERをお持ちではないお客様の割合 30%
30%のお客様がデータ再生に移行して、ディスク再生を行っていないということになりま
す。
またアナログプレーヤーを併用しているお客様の割合は20%となっております。
ご購入いただいたお客様に関しまして、
1)D/Aコンバーターを買い換えたい
従来のCHORD製品からの買い替えのお客様。
またその他D/Aコンバーターが故障して、修理が出来ないということでの買い替え。
2)CD再生からデータ再生に変更したい
CD Rippingは既に行っており、ネットワークプレーヤーを検討していたが、DELA、FIDATA
の登場で選択肢が広がり、デザイン性を含めてDAVEを購入。
従来のディスクプレーヤーは売却。
3)CDの音質を向上させたい
CD PLAYERを使用しており、もうひとつ上行くサウンドを楽しみたいということでの購入
4)ハイレゾを楽しみたい
CD/SACD PLAYERをお使いで、ハイレゾを楽しみたいということで追加での購入。
こちらのお客様は今お使いのCD PLAYERとの併用で、音楽によってDAVEを通したりして複
数の楽しみ方をされております。
その他、テレビの音声出力をDAVEに接続している方も非常に多いように感じます。
DAVEのお話をさせていただいておりますが、もちろん当フロアではCD/SACD PLAYERもしっ
かり人気がございます。
メイン機材として
ESOTERIC K-01X ¥1,400,000 (発売2014年7月)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/k01x/
LUXMAN D-08U ¥1,100,000 (発売2014年2月)
http://www.luxman.co.jp/product/d-08u
TAD TAD-D1000MK2 ¥1,580,000 (発売2013年9月/MK2 2015年9月)
http://tad-labs.com/jp/consumer/d1000mk2/
上記のモデルは全てUSB 入力を持っているSACD/CD PLAYERになります。
まず上記を購入いただいたお客様はSACDを意識しているお客様、そして日本製を希望して
いるお客様、そして音質になってくると思います。また付加価値でUSB入力があるという
ことも理由付けの一つになっていると思います。
ESOTERICの情報量と綿密さ、ラックスマンの暖かみがあり解放感のあるサウンド、そして
TADは音の芯とエネルギー感があるサウンドになります。
機能面というよりも、音質の好みで各ブランドをお選びいただいております。
先日あるお客様がCDをRippingして今後は楽しみたいということでご相談をいただきまし
た。
ネットワークプレーヤーとCD PLAYERに内蔵されたUSB DACでデータ再生の音質比較を行い
ました。その時はFIDATAを使用しております。
その時点ではお客様はネットワークプレーヤーを選択されました。しかしその後にネット
ワークで再生したCD Rippingの音と、CD PLAYERで再生した音で比較を行ったところ逆転
現象が起きてしまい、最終的にはCD PLAYERをご購入いただきました。
正直クラシックをメインにされているお客様に関しては、Rippingが若干面倒というと
ころはございます。これからデータ再生の為にRippingをしていこうとした場合に、面
倒になってCDで再生したほうが楽ということになっているケースも多々話は聞きます。
ただ、Rippingの先には楽しい世界が待っていることも事実だと思います。だからこそ逆
に良いのだと思います。自分のリストが手元で操作できる喜びは既にやられているお客様
はご理解いただけていると思います。
オーディオの世界は音はもちろんのこと、お客様が求めるものは千差万別です。
デザインであったり、使い勝手だったり、安心感であったりもします。
CHORD社は今年BLU MK2というディスクプレーヤー&アップサンプラーを発売しております。
ディスクの重要性も十分に理解しているとも言えます。
LINNは今後の先行きを考えて、ディスク再生からデータ再生に移行したことも素晴らしい
決断だっと思います。
方向性は各社様々ですが、デジタルの技術は録音現場も含めて上がっておりますし、
旭化成、ESS社などのDACチップも年々クオリティが上がっております。
アナログも含めて、音楽の楽しさは以前よりも増えております。
今回ご紹介したDAVEはあくまでもなD/Aコンバーターになり、付加価値的なものはあまり
存在しません。その前にあるのがDELA、FIDATAのミュージックサーバーでもあり、ネット
ワークトランスポートになります。
この2社の今後の動向が非常に気になるところです。
ネットワーク陣営が得意にするストリーミング再生、またiPhone、iPadの音声をWI-FI経
由で再生できるAir-Playなど。音楽の楽しみ方が増えてくるのは非常に素晴らしいことで
す。
今後のディスク、ハイレゾ、ストリーミングなどのソフト業界の動きもおそらく変化して
いくと思いますが、ソフトあってこそのこの世界。アナログ、デジタルともに改めて音の
入口に興味を持っていただければと思います。
2017年9月5日 H.A.L.3 島 健語
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