『LOVE LETTERS/ROY HEYNES/EIGHTY- EIGHT'S』 演奏 ロイ・ヘインズ(ds) ケニー・バロン(p) デイブ・ホランド(b) デヴィッド・キコスキ(P) クリスチャン・マクブライド(b) ジョシュア・レッドマン(ts) ジョン・スコフィールド(g) ●2002年5月23&24日録音 |
『秋にはドラムを』 ・・・『アフロ・ブルー/ ロイ・ヘインズを聴きながらお読み下さい』
このアルバムの最大の聴き所は何といってもロイ・ヘインズのパワフルなドラミングに尽きます。録音当時77歳という年齢を感じさせない
生き生きとした躍動感は素晴らしく、普通の人では、なかなか真似の出来るものではありません。特にこの「アフロ・ブルー」は音楽的にも素晴らしいのですが、オーディオ機器のチェック用としてもお奨めです。 ロイの叩き出す力強いバスドラに弾ける様なシンバルの響き・・・。再生装置のボリュームを出来るだけ上げて聴きたくなる様な録音等、 このアルバムの聴き所です。やはり最近の録音らしくワイドレンジでバランスの良い録音が楽しめます。よくジャズマニアの方は50年代や 60年代の録音の名盤を中心に聴いているのですが(わたくしもその一人です)、こういった最近の録音を聴くのもいいもんです。 きっと、秋の夜長にロイのドラムを聴けば、モヤモヤした気分を爽快な気持ちにさせてくれます。 最近は、「本当にオーディオっていいなぁ」とつくずく思う今日この頃です。季節は、暑かった夏も終わり、もうすっかり 秋の気配が感じられ、オーディオを聴くには最高の時期になりました。 そんな中、わたしの居るサウンドハウスでも人事異動があり、長年居た1階から3階に移動になりました。 そう、サウンドハウス3階と言えば言わずと知れたハイ・エンド・フロアです。 よくお客様から「いいですねぇ、良い音楽が聴けて」と羨ましく(本当は売上に追われ、辛い)思われるフロアなのです。 憧れのWILSON AUDIO,JBL,TANNOY,GOLDMUND,LINDEMANN、JEFF ROWLAND等、が聴ける秋葉原でも数少ないフロアです。 ご来店の際はお気軽にお声をお掛け下さい。
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