『HOUSE PARTY』 JIMMY SMITH ジミー・スミス(org) リー・モーガン(tp) カーティス・フラー(tp) ジョージ・コールマン(as) ルー・ドナルドソン(as)※ ティナ・ブルックス(ts)※ エディ・マクファーデン(g) ケニー・バレル(g)※ ドナロド・ベイリー(ds) アート・ブレイキー(ds)※ Blue Note 4002/TOCJ-9028 ●1957年8月25日録音 ※●1958年2月25日録音 |
『ジャズとオルガン』 ・・・『ハウス・パーティ/ジミー・スミスを聴きながらお読みください』
オルガンは’40年代までは、黒人の為の黒人音楽、つまりレース・ミュージック(人種音楽)だった。ジミー・スミスは間違いなくジャズでオルガンを一般的にした
人で、ハモンドオルガンを完璧に弾きこなすことが出来た。わたしなどオルガンといえばすぐに小学校の音楽の時間に先生の伴奏で歌った文部省唱歌を思い 出してしまい、あまりジャズとオルガンはわたしの感性にピンとこなかった。 しかし黒人ジャズのル−ツといってもよいほど大切な楽器であり、ハーレムの ジャズ・クラブではほとんど店にハモンド・オルガンが置いてあることからも判る ように黒人ジャズでは切っても切り離すことの出来ないものです。 『ハウス・パーティ/ジミ−・スミス』は当時のブルーノートのオールスターズ による演奏で、正にハウス・パーティと言った内容です。ちなみにブルーノート レーベルの1500番台に一番多くのリ−ダー作があるのがジミー・スミスで、枚数は13枚もあります。このところオルガンの人気も出始めてきていると言うことです が、まだまだ日本では人気が出ないようです。たまにはオルガンジャズを聴き ながら気分をブラックにして過ごすのも心地よいものですね。
季節の変わるのは早いもので今年も2ヶ月を切ってしまいました。秋葉原も |