発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明
    
2021年10月4日 No.1681
 B&W 801D4 GlossBlack Set-up Document


2021年9月28日(火)は記念すべき一日であったかもしれません。

輸入元である株式会社ディーアンドエムホールディングス本社にうかがい
B&W 801D4を試聴した翌日に展示品が入荷したのですから!

導入を検討している皆様の参考になればとセットアップドキュメントです!

■1台当たりの梱包サイズは61cm×79cm×132cm、梱包重量114.3Kgとなります。
 二本のバンドは既に外しましたが下記が1台分の荷姿となります。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161445.jpg
  https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161457.jpg

■梱包に貼り付けられたステッカーも記念撮影してみました。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161508.jpg

■開梱の第一段階はトップのボックスカバーを取り外すということですが、
 それを取り外すと周囲の段ボールが楽に外れるのです。つまり箱そのものを
 持ち上げなくて良いのです。以前お客様のお宅で大きな段ボール箱を引き抜こう
 として天井に使えてしまい持ち上げられなかったという思い出がありました。
 それを思うと本当に簡単に開梱出来るのがありがたいものです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161518.jpg

■外枠を取り外すと上下の発泡スチロールの緩衝材パッキングが表れますが、
 実にシンプルで省コストと言いましょうか無駄のない梱包方法です。
 それを180°反転させると下に何やら黒いボードが表れます。これがミソです!
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161528.jpg

■上部の緩衝材を取り外しスピーカー本体が表れたところで前記の黒いボードの
 使い方がここで解ります!何とスロープとなりました。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161540.jpg

■スピーカーベースの下にはキャスターが装備されており、このようにスロープを
 使ってスピーカーを持ち上げることなく引き出すことが出来るのです!
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■さあ、いよいよB&W 801D4 GlossBlackが立ち上がりました。アルミ製タービン
 ヘッドの周辺にショルダーカバーが乗っていてレザー張り仕上げに傷がつなかい
 ようにケアしてあるのも良い印象です。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161621.jpg

細かいところは近代化され使いやすくなっていますが、以前のモデルからB&Wは
このような方法で楽に開梱出来るように工夫しているのです。
重量級のスピーカーをお客様に納品する際には、そのメーカーのアイデアと技術が
発揮されるものであり、本当に他のメーカーにも見習ってほしいと思います!

★そして、次の段階に進む前に一般公開されていないH.A.L.ならではの情報と
  いうことで、B&W 801D4の詳細なサイズが解かる詳細図を下記に紹介します。
 これを見て頂くことで今後の写真の説明がしやすくなるからです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929174344.pdf

★ここでも一般公開されていないH.A.L.ならではの情報ということで、
 何と! B&W 801D4のオーナーズマニュアルを下記に紹介します。
 これを見て頂くことで今後の写真の説明がしやすくなるからです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929174333.pdf

■付属品を並べてみるとこんな感じです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161601.jpg

■その中のアクセサリーボックスに見慣れない工具、黒いレンチが入っていますが、
 この使い道が今回の新製品の特徴の一つとなってくるものです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161612.jpg

■上記801D4の詳細図にボトムベースのSPIKE LOCATIONとCASTER LOCATIONの実際は
 どうなっているかということで、底面を撮影したものがこれです。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161630.jpg

ここでお気付きでしょうか? 詳細図のSPIKE LOCATIONの位置関係です。
そして写真でも分かるようにフロント側のスパイクの間隔に比べてリア側の
スパイク二個は接近していて間隔が狭いですね。

■そこで今回のD4シリーズから新規採用されたのが転倒防止スタビライザーという機構です。
 これらは上記のオーナーズマニュアルにも図示されていますが実際の作業画像は下記。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161639.jpg
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161648.jpg
 ここで付属品の黒いレンチを使うことになります。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161657.jpg
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 下記のようにスタビライザーは軽く床に接する程度として荷重をかけないのがコツ。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161715.jpg

■さて、私が指定した場所に設置したら次はワイヤリングですが、801D4のスピーカー
 ターミナルの中心にある赤黒の詰め物を取り外す必要がありました。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161723.jpg

■以前とは違い左右でローとハイになり±の配置はこのようになっています。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161731.jpg

■さあ、配線完了です!
  https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161740.jpg

  私は付属のジャンパーケーブルは使用していません。私なりのこだわりから
 KIMBER SELECT KS 9038をリファレンスとして使用してきました。
 現在のURLは下記になりますが、KS 9038は随分前にディスコンとなっています。
 https://dm-importaudio.jp/kimberkable/

 KS 9038の発売当時は下記の価格でしたが最終的には税別20万円となっており、
 私としても信頼に値する音質として今まで採用してきたわけです。
 https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=8260

■左右トゥイーター間隔は約3.2m、リスニングポイントとは約3.6mという距離感。
 これは輸入元である株式会社ディーアンドエムホールディングス本社の試聴室で
 セッティングされたトライアングルとほぼ同じレイアウトとなります。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161800.jpg

■HIRO AcousticやAVALONと並べてもほぼサイズは同等というところでしょうか。
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161749.jpg

■充実のスピーカーラインアップが完成しました。そして、来週には錚々たる
 アンプたとが集結して試聴企画が実施される予定です!
 https://www.dynamicaudio.jp/s/20210929161810.jpg

■H.A.L.'s Special-B&W 801D4 Trial hearing
 https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1679.html

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さて、セッティングなど後回しでいいから肝心な音質を早く話せ!
はい、ごもっともなことですが今回ばかりは私は慎重を期しています。

それと同時に輸入元担当者と現地メーカーから得られる情報量が大変多いので、
私が聴いた印象と分析を設計者の視点から説明できるように頑張りたいと思っています。

現時点でB&W 801D4は五つ星で推薦致します! と前回述べましたが、輸入元試聴室で
聴かせて頂いた801D4は二週間かけてバーンインした音だったという事を承知して
いるので焦らずじっくりと私なりに熟成させてからインプレッションを書きたいと
思っていますので今しばらくのご猶予を頂けますようお願い致します。

でも、そんなの待ちきれないという方はgoogleカレンダーで空き時間を確認され
予約の上でご来店頂けましたら試聴は可能です。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!


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