発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
No.148 「JeffRowland Synergy2iはとっても進化していました!!」 |
私の一夜漬けバーンインはPAD System enhancerのリピート再生。約14時間
以上かけ続けると昨日の音が嘘のように熟してくれる。というわけで、昨日
からの宿題であったSynergy2iを今日はじっくりと試聴しようと思っていました。
すると、近年アップグレードが著しい東大和市のYY様から電話。昨日の配信を
見ての質問「川又さん、Synergy2iはいつまであるんですか…」私は「当分
置いておきますよ、でも昨晩からずっとエンハンサーをかけ続けているんで
今日の音は最高にいいよ!!」すると「じゃあ、これから行きます」とYY様。 メール処理に追われたり社長に呼ばれたりとバタバタしているうちに昼を 回ってしまったと思ったら「こんにちは!!」とYY様が来店された。見れば 重たそうな荷物を抱えている。「どうしたの、それ??」と私が尋ねると 「ボクのSynergy持ってきましたから、2iと比較試聴させてくれますか?」と 何とも熱心な好青年ではないか。そんなお客様の希望は何としてもかなえて あげなくては…、と早速セッティングする。電源はひとつでSynergyの本体が ふたつ、何とも貴重な実験である。私自身はまだSynergy2iを聴き込んでい ないのだが、オールJeffRowlandによるノーチラスシステムのプリ部だけを 差し替えて比較試聴できるようにして、さすがに空腹を覚えていた私は 勝手知ったるお得意様のYY様にリモコンを全部お渡しして昼食に出ることに した。「どうぞゆっくりしていってね…」と曇り空の下をランチに出かけた。 私は大体30分程度でいつも食事から戻ってくる。YY様は超お馴染みの方 なので安心して戻ってきたのだが…。そこでYY様はちょっと困った表情を されているではないか。「どうだった??」と気軽に聞くと「川又さん、 これ違いすぎるよ!!こんなに大きく違うなんて思ってもいなかった…」と 困惑の表情で語るYY様である。「とにかく楽音の数が多くなったみたいに 感じるし、ボクのSynergyではぺたっと平面的になってしまうのが2iだと 嘘みたいに音場感が広くなるんですよ…」と半分笑いながらおっしゃる。 どれどれ、と私はいつものYO-YO MA 「SIMPRY BAROQUE」(SONY SRCR2360) を取り出してセンターポジションを譲っていただく。実は私の企画である 「音質向上委員会」で提案しているPADのJeffRowland用DC Cableを今まで Synergy2iに接続してバーンインを進めていた。このプリの電源と本体を つなぐDC Cableが、これまた効果絶大なのである。 http://www.cs-field.co.jp/pad/price/dc.htm
当然、発売当時のSynergyでも同じ条件下で比較しようとDC Cableをも
共用としていちいち差し替えて切り替えた。最初はYY様がお持ちになった
初代Synergy(1992年2月発売)でYO-YO MAを聴き始めた。私の第一印象は
「ああ〜、懐かしいな〜」であった。発売当時は兄貴分のCoherenceの
上に積み重ねて二台をよく比較試聴したものである。あの当時の明らかに
Coherenceの半分の価格というレベルでの表現で、Coherenceの優秀さ素晴
らしさを引き立たせていたものであった。そして、これでもPADのDC Cable
のサポートを受けた音質なのである。 |
このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。 | |
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