No.0582 2014年8月1日
 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report-E.M.G-boardの威力を確認!! 

東京都渋谷区 S.O 様より

Vol.5「ヴァイオリンの音が、いきなり違う感じです!!」

使用システム掲載ありの前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0575.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0543.html

■2014年7月28日

川又様 

お世話になります。S.Oです。
先週の火曜日にE.M.G-boardは届いていたのですが、ゆっくり試聴する時間がなく、
本日ようやく…ちゃんと試聴することができました。

先週の火曜日に届いてから、とりあえずCDプレーヤーの下に敷くだけ敷いてみました。
アース線は塗装されているネジばかりで付ける場所が見当たらないので放置。
試聴盤は自分の愛聴盤である、ゲルギエフ指揮のくるみ割り人形全曲盤。

一曲目の冒頭のヴァイオリンの音が、いきなり違う感じです!!
音像が小さくまとまり、エコーがきれいに広がっていきます!!

付帯音がなくなり、研ぎ澄まされたような感じです。ノイズフロアーが下がる
というのはこういうことかな、と思いながら聴き進めます。

フルートが出てきた時、タンギングがはっきりしていて細かい音符が一つずつ
聞こえるのでびっくり!!

そうか、高解像度に変化するのだな、そういう場合音がきつかったり軽かった
りしやすいのだが…。

トライアングルの音が重量感をもって響いてきました。
この響きの場合低音が増強されている可能性大だな…。

二曲目でコントラバスやファゴットの音を聞いて確信しました。
高解像度なのに重量感のある低音が表現されます。

そのためチェロやファゴットの今まで意識できなかった副旋律やリズム打ちが
はっきりと聴こえてくるのです!!

次にプリアンプの下にも敷いてみました。
すると更にはっきりと低音のしっかり感が出てきます。

管楽器のタンギングはより明瞭になります。音楽が躍動してきました!!
コントラバスの動きがはっきりとしてきます。

こうなるとお次はいよいよパワーアンプの下にも敷いてみます。
アース線は無視。

すると、低音のしっかり度がさらに進み。
音像があちこちにぽつんと現れては副旋律を聴かせてくれます。

ファゴットが二本同時に吹いているのだなと感じたのは初めてです。
こうなると…もうこのままお買い上げとなってしまうのは自明の理というものです。

今後はアース線を使ってアーシングの効果も確認していきたいと思います。 

以上となります。ところでアース線はRCA端子の外側にテープでくっつけて
も効果があるのでしょうか?

現在ショートピンを差し込んでいるのですが、それではさむのではどうでしょうか?
教えてください。購入の手続きは近々来店して行いたいと思います。
よろしくお願いします。

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S.O 様ありがとうございました。アースの取り方に関しては下記を参考にして
頂ければと思います。

> 以上となります。ところでアース線はRCA端子の外側にテープでくっつけても効果があるのでしょうか?

はい、効果は期待出来ます。どうぞお試しになって下さい。

> 現在ショートピンを差しているのですが、それではさむのではどうでしょうか?

その方が安定するのであれば良いアイデアであると思います。
下記のオプションもございます。

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アース端子がない製品に使用される場合にはコンポーネントのリアパネルに
あるビスを少し緩めたところに小型Yラグ・スペードプラグを挟み込みネジを
締め直して接続される事を推奨致します。そして…更に。

マイクロUSBプラグの反対側にXLRプラグを付けているのはオプションとして
開発されたものです。ESOTERIC製品にはアース端子が装備されてしますが、
他社製品でアース端子がない場合にはどうするか、その一つのアイデアがこれ。
論より証拠で使用事例の写真を先にご覧下さい。

ESOTERIC  Grandioso P1の場合
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140627-emg19.jpg

dCS Vivaldi Transportの場合
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140627-emg26.jpg

特にVivaldi Transportを含めて他の製品でアース端子がない場合には、この
ようにXLR端子の空いているところに接続することでXLRプラグ内部の1番ピン
にてアースが取れるようにと配慮されたものです。

XLRプラグのオスとメスの両端子が選択できるようになり、更にはRCAプラグ
でもアースケーブルを製作し次のようなオプションとして販売致します。

■microUSB to RCAプラグ : MU-RCA 税別定価  1,900円
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140728-MU-RCA.jpg

■microUSB to XLRプラグ Male : MU-MXLR 税別定価  2,200円
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140728-MU-MXLR.jpg

■microUSB to XLRプラグ Female : MU-FXLR 税別定価  2,200円
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140728-MU-FXLR.jpg

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前回、DEVIALET800オーナーであられるK.Y 様からはTAD-D600のXLRアナログ
出力端子とXLRデジタル出力端子の両方で試したいということから上記の
microUSB to XLRプラグを二種類とも追加のご注文を頂戴しました。

私が出来ていなかった各種の実験試聴が会員の皆様の手で進行していくので
すから嬉しいものです。特にLINN Akurate DSに使用して効果ありという報告
は私のフロアーでは展示していない商品なので貴重なレポートになるでしょう。

H.K 様もS.O 様もアースの取り方での相違点を実験して頂けるという事で期待しています。
さあ、ハルズサークル会員の皆様の試聴体験で次第に盛り上がってきました!!

そんなハルズサークルに皆様もどうぞご入会下さい。



担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!!


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