《HAL's Monitor Report》


No.0022 - 2000/08/27

長野県松本市 springfield 様

 モニター対象製品 PAD AC Proteous / HDI RCA

ある日の夕方、メールで川又さんにPADケーブルの試聴希望があることを伝えたと ころ、なんと翌日午前中にシーエスフィールドから荷物を発送したとの連絡が届いた。びっ くりするとともに、試聴希望に対してすらこの迅速な対応をとられるその姿勢に感服した。

 まずAC Proteousを定石通りCDPにつないで試聴開始。!?。想像よりより変化が 感じられない。Wadiaは以前ケーブルを交換したときにも、他の機器に比べると変化 がわかりにくかったことを思い出した。そこで次にSRI2にAC Proteousをつなぎ変え て試聴した。今度は一聴して高分解能になったことがわかる。音に芯ができ、非常に 細かな音までもが聞き取れるのに驚く。しばらくはその分解能の高さに圧倒されてい たが、慣れてくると音の消え際が聞こえることに気づいた。これは今まで聴いたどの ケーブルでも感じなかったことで、これがPADで聞こえる余韻といわれるものらしい。 次にHDIをCDPとアンプの間に使用して試聴した。
 これまた思い切りHi-Fiで、AC PROTEUSと両方使うと効きすぎの感があり、ACコード をいつものGoldmundに戻して試聴した。とにかくこれまでハッキリ聞こえなかった細 かな音が聞き取れるのは驚きである。低域の締まり具合もたいしたもので、ハッキリ しなかった低域のボーッとした音がバスドラであることがわかったときには唖然とし た。余韻が付加されるという説もあるが、私の印象ではひとつの音として聞こえてい た音が音の鳴り始め、最強部、減衰時それぞれの正確性を増したために、減衰過程が 埋もれなくなることがその一つの理由であろうと感じた。

 音を漏らさず再生する能力という点ではこれまで聞いたどのケーブルよりも優れてい る。残念ながら十分なburn-inを行った状態で聞くことができていないので、はっきり結 論づけるのは難しいが、どちらかというと柔らかめの音を出すシステムにより合うの ではないかと感じた。
 気に入ってしまった場合の予算的なことも考慮してAC ProteusとHDIをお借りしたが、 やはりDominusを借りておけば良かったかも、と思った。 うーん、たかがケーブル、されどケーブルである。

試聴CD
Diana Krall, When I look in your eyes
Stacey Kent, The Tender Trap
John Pizzarell,  P.S.MR.COLE
など

アンプ:Goldmund SRI2
CDP:Wadia 850
SP :DYNAUDIO Contour1.3SE
SPケーブル:Goldmund SR Speaker cable
RCA:Goldmund lineal interconnect

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