《H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report》


No.0467 - 2009/1/23

千葉県旭市 K.M 様より

“Friday concert”Vol.33はこんな企画でした。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/633.html

そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました<m(__)m>

http://www.dynamicaudio.jp/file/090116/guest.jpg

皆様のご感想はいかがでしたでしょうか? 早速ご紹介致しましょう!!

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Vol.156「音が生き生きしていて様々なソースに対して素晴らしい再現性!!」

川又 様

先日のコンサートの感想を書かせていただきます。

ぼくは川又さんがcriterionの写真をアップされてから、ずっとパソコンの
壁紙をcriterionにしています。
今はメーカーの公式ページのものに変わっていますが。
そのくらいJeffのフラッグシップ・プリには期待と思い入れを持っていました。

Coherenceは見るのも初めてだし音を聴くのも初めてでしたが、Synergyは試聴
したことがあるし、Concertoは使用していたこともあります。

毎日聴いていてジェフローランドの素晴らしさを認めていて、思い入れが
深まっていました。

そこに今回のcriterionです!!
聴かないわけにはいきませんでした。

最初の「氷の音楽」はcriterionになると粒立ちがよくなり、潤いがでるよう
になりました。この変化の傾向は以後のソースでも同様にありました。

Open Handのマリンバは個々の音がリアリティのあるものになりました。
TUTTI!でのオーケストラでは余韻感がとても豊かなものになるのですが、
マリンバの音で確認した余計なものがついていないことを考え合わせると、
音像を膨らませるのではなしに本来のソースに含まれている余韻感などを
純粋に引き出してしかもリアリティが高いことがわかりました。

最後のCelloのアンプを多用して録音されたというWarren Bernhardtのピアノ
トリオでのショパンは非常に魅力的な音でした。

具体的に言葉にできませんが、音楽の深さを聴かせてくれるものでした。
この表現力がジェフの得意とするところであり、最も優れているところなので
はないでしょうか。

全体的なことを言うと、coherenceからcriterionへの進歩は音楽のまとめ方と
いうか、完成度が高くなっているという印象です。

音が生き生きしていて様々なソースに対して素晴らしい再現性を持っています。

うろ覚えですが、コンサートの中で川又さんが言われた音像が小さくて余韻感
は豊かであるということは、Kharmaのスピーカーについて言われていたことと
共通しているな、と思いました。

今のハイエンド・オーディオの最も優れた進歩はそこにあるのかもしれないと
考えられるのかもしれませんね。

それから初めて聴かせていただいたGIYAのMidnight Blueですが、デモ器と
比べて落ち着いた感じになっているのではないかと思いました。
演奏が目の前でされているかのような再現能力は素晴らしいですね。

相変わらず直感的な文章ですいません・・・。

今回、久しぶりにFriday Concertに参加させていただきましたが、はっきりと
自分の耳が試されている感じのイヴェントでこういうことは一人ではなかなか
できることではないので貴重な体験をさせてもらえたと思います。

まだまだ耳を鍛える余地はたくさんあることがよくわかりました。
ぼくの場合はそれを言葉にすることの努力もしないとな〜、と感じました。

今回は心待ちにしていたcriterionをしっかり聴かせていただきまして本当に
ありがとうございました。

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川又より

K.M 様ありがとうございました。秋葉原に来られるには時間がかかったことと
思います。改めてご来場頂きありがとうございました。

しっかり聴いて頂いた、ということはどういうことか? 単に長時間試聴すれば
良いというものではなく、核心部分をわかりやすく聴いて頂くということが
私のモットーであり、K.M 様にもJEFFROWLANDの歴代製品の試聴体験の歴史に
新たな1ページが加わったということかと思います。

どうぞ今後ともJEFFROWLANDの製品にご注目頂ければと思います。
よろしくお願い致します。<m(__)m>


HAL's Hearing Report