《H.A.L.'s “エフコン”Hearing Report》


No.0463 - 2008/12/24

東京都葛飾区 Y.F 様より

“Friday concert”Vol.32はこんな企画でした。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/631.html

そして、今回も参加者の皆様に記念撮影をお願いしました<m(__)m>

http://www.dynamicaudio.jp/file/081212/guest.jpg

皆様のご感想はいかがでしたでしょうか? 早速ご紹介致しましょう!!

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Vol.152「Friday Concertで驚異的に聴感が進化してしまった!!」

川又様

毎度お世話になります。Y.Fです。
先週はお忙しいところご対応いただきありがとうございました。

先週の金曜日のFriday concert、それに続く土日でhearingをした私の感想を
送付させていただきます。今後の進め方の参考になればと思います。


■Friday Concertで…

低域の情報量の拡大が、いかにrealな音楽を聴かせるのか思い知らされました。
そして、それが大きな感動を聴き手に与えることも。

そして、Telos600から5000へ順次アンプを交換して行くたびに、低域の情報量が
とてつもなく拡大するのを聞いて、恐ろしいことにTelos600では物足らなさを
感じました。

しかし、どうして低域の情報量の拡大がこんなにも音楽全体の表現力を変えて
しまうのか、冷静になって考えて見ると。

例えばG1のウーファーのカットオッフ 周波数の220Hzはテノール音域のラの
音階にあたります。

ピアノのほぼ中央にあるドの音階から2度下がった音階です。
ピアノの88鍵のうち約40鍵分の基音がウーファーから出ていることになります。
実際には急峻にはカットオフしてないので、もっと上の音階まで影響を及ぼす
ことになります。

おおざっぱにいえば楽器が発する基音のほぼ半分はウーファーからでている
ことになります。低域というと重低音ばかりに耳が行きますが、実は想像以上
に上の帯域まで再生していることを改めて知った次第です。

又、ウーファーの逆起電力によって発生するnoise打消し、今までnoiseに埋も
れていた、低域の楽音(基音のほぼ半分を占める)浮かび上がらせるためには、
これほどまでにハイスーピードでハイパワーなアンプで駆動することが求めら
れるのだということを実感しました。

そして、そのことで、驚異的なrealさで音楽を再現し、大きな感動をもたらす
ことを体験しました。


■土日のNautilusの試聴について…。

TELOS600で聞いた音は、困ったことに、Friday ConcertでのTELOS5000の音を
聞いてしまった後では、我が家で鳴らしている現状の音からほんのわずかしか
進化していないように感じました。

そこで低域にTELOS 2500、1000,に入れ替えて試聴させていただきました。
そこで私が感じたことは。

TELOS2500に変えても、以前MM28.4のなかにMM29.4を一台入れた時ほどquality、
音色とも違和感はない。バランス的には+6dbでは低音が出すぎかもしれませんが。

TELOS2500と600x3の組み合わせで低域の改善ができる大きな可能性があると
感じています。

最後に…

どうやら私の聴感は今回のFriday Concertで著しく進化したようです。
そして、そこで聴いた音を、次のsystemでは実現したいとの思いが強くなっています。 

今しばらく、私の夢の実現のためにお付き合いいただければ幸いです。

又、このような素晴らしい感動を与えていただいた、Friday Concertを開催
して頂いた川又様と、私のリクエストした色々なsettingを対応して頂いた
天野様に感謝いたします。

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川又より

Y.F 様ありがとうございました。Nautilusオーナーであるが故の期待感と課題
ということがあるものですね。私も大変よくわかります。
いっそのことTELOS 2500を4台揃えられると完璧なのでしょうけど…^_^;
これは想像を絶することになってしまいますしね。

じっくりと試聴して頂けるということは私も天野も大歓迎でお待ちしておりま
すので何なりとご要望をお寄せ下さい。

そして、Y.F 様の夢の実現を心からお待ちしております!! <m(__)m>


HAL's Hearing Report