《HAL's Hearing Report》


No.0077 - 2001/12/12

仙台市在住  K・T 様より

今、タイムリーな「Abffusor」&「Skyline」の試聴レポートです。 Abffusor(以後はAと表記)、Skyline(同S)が我家に来てはや5ヶ月。 すっかり環境に馴染み、溶けこんでいます。

Sは天井に貼ってあるので、最初訪れた方は“ぎょっ”とするみたいで すが、すぐに違和感がなくなってしまうようです。オーディオとは無縁 で、インテリアデザイナーのたまごの方も気にならなかったみたいです。

このように、仕上げも丁寧だし、リビングにおいてもさほど違和感なく 溶けこんでいる、優れものです。もとより、音響効果は川又さんの お墨付きでバッチリですし。

試聴ディスクは、ワーグナー「パルシファル」
クナッパーツブッシュ指揮、バイロイトの録音(1962年)

その音響効果ですが、まず音場の広がりに驚かされます。Aを2枚、 それぞれスピーカの真後ろの壁に立てかけました。それだけで、もう ステージの奥行きが感じられました。NHKホールで聴いていたのが、 広大な舞台裏を擁しているバイロイト祝祭劇場で聴いているかの ように懐の深さ、余裕感という雰囲気が感じられました。 バイロイトの幽玄な響きとはこういうものか、と行ったことがない のでちょっと説得力に欠けるのですが、思いました。 置くというたったこれだけで。その音響効果恐るべし。

実は、Aがくるまでは、ダンボールに布を貼ったものを置いていました。 これはまぁ、無いよりはいいや、というレベルでした。 でも、見目が悪く、妻からは不満の声が聞えていました。 それが、グリーンのAは部屋のアクセントにもなり、存在感があるの に周囲に溶けこんでいる(どこかで聞いたような言い回し、そうだ、 Sigunature800を見たときの感想だ!)

妻もその効果に「OK」の太鼓判を押しました。 (我家で耳が優れているのは妻の方で、最終判断は任せています。 もっとも最後まで値段は教えませんが・・・)。

次はS。
これは天井に貼ろう、と思っていましたが、どうやって貼ろうかは 思案しました。と言う割には結局両面テープで貼ったのですが(笑)

これは…、結構両面テープ代がかかったことは言っておきます。発砲ス チロールとはいえ、60cm X 60cm 。結構でかいです。落っこちてきたら 嫌なので、ホームセンターで売っていた中でも強力なタイプを購入しました。 しかも、5m ものが3本必要でした。テープ幅は15mmでした。60cm X 15本の テープを裏にせっせと貼りました。

これなら大丈夫だろうと思い、天井の1次反射の場所に当たりをつけ おもむろに貼り付けました。なので、厳密性はありません。
適当です、勢いです(笑)。朝早くだし。
でも、効果はバッチリでした。

Aでは奥行きが、Sにより天井が高くなりました! テナーの歌声が空高くまで伸び上がって行く感じです。
正に天井知らず。
適当に貼ったことを後悔しつつ、ちょっとホッとしました。
音響効果恐るべし。

当日、起きてきた妻が目にしたモノは…。

第一声は「美観が損なわれた、変だ」と言っていましたが、何は さておき、音を聴かせたら確かに効果があったらしく、それ以上 は何も言わなくなりました(ラッキー!)。説得力もバッチリです。
今ではすっかり我家に馴染んでいます。
というかもう取り外せません。
はがそうとしたら壊れちゃいそう(笑)

音響効果はHALで多用されていることから、確認済みのかたも多いこと と思います。家庭に持ちこんでどうなるか。思っている以上に自己主張 は控えめです。私も最初は、リビングに置いたら違和感あるんだろうなぁ、 と思ってました。でも、それはある意味杞憂で終わりました。

溶けこむのです。

もう、音楽を聴くのが楽しくて、楽しくてしかたがありません。

今なら実際に自宅で試せるなんて、良いチャンスだと思いますよ。 自分の機器の潜在能力を引き出す、うってつけの製品だと思います。


HAL's Hearing Report