《HAL's Hearing Report》


No.0068 - 2001/11/29


http://www.dynamicaudio.co.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0063.html

Hearing ReportのNo.63に登場している神戸市M・O 様より“SHEER”レポートが 届きました。
題して「川又さんは狐だった!?」どうぞお楽しみ下さい。

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神戸市須磨区在住 M・O 様より

「川又さんは狐だった!?」

まさに狐につままれたような感じです。
いやいやいきなり失礼なことを申し上げましたが、そんな感じでした。

今回も比較をしていけば一番わかりやすいだろうということで、クリーニ ングをする前に一回試聴を行ってからクリーニングを行い、再び試聴とい うことを繰り返しました。

またいつものCDを取り出してきて早速試聴。
「こりゃどうしたことか?」単刀直入に申し上げまして、今持っている システムに、CDに、こんな音が隠れていたのかと驚かされました。

私は、今の今まで、いやこれからもですが、CD表面は綺麗に傷を付けずに というのを心がけていましたが(以前からCDを消磁すれば音がよくなると いうのは私も知っていましたので、「目に見えない部分でも音が変わるの だから傷もよくないだろう」という考えを持っており自慢ではありませんが、 傷の入っているCDは一枚もなく聞く前には埃にまで気を遣っていたぐらい でした。案の定、P-0が出ましたが、そのときはにんまりと笑っていまいま した。)、この液体のクリーニングによりここまで激変するとは思っても いませんでした。

それだけ静電気等によってCD表面が汚れていたってことでしょうか? 音の変化からみて消磁の効果もかねているような感じですが。

○ボリュームをあげたような感じである。
○低音の切れ味がよくなった。
○粒立ちが細かくなったおかげでヴォーカルがしっとりと、かつポンと前に 出るようになった。
○高域のまとまりがよくなった。
○無音の部分がさらに静かになった。

今のところ以上の点が改善されたような感じです。 気がつかないだけでまだまだ発見できる点はあると思いますが。 しかし、音楽を心地よく聴けるようになりました。 この点は大きいですね。

いやあ、3日間システムのエージングをした甲斐がありました。 こんな変化が認められるとは。このクリーニングの変化は大きいですね。 明らかにCDの情報量が増し、きめ細かくなっています。これは理論はどう であれ否定のできない事実であります。

たったこれだけのことで音がよくなるとは、楽しい比較試聴ができました。 皆さんも大本であるもっておられるCDから見直されてはいかがでしょうか?

余談ではありますが、明らかに情報量が少なく、録音の悪いCDでも試して みたのです。なんとそれでも音のよくなる方向になるのです。不思議です。 でもまあ、音がよくなるんだったら理由はともかく、良(いい)いもんは いいで、ええがな、ええがなって感じです。←方言はいってますが・・・。 しかし、CDもLPも同じなんですね、維持管理次第ってことですか。


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