都内在住 : S様

14回目は、5回目にもご登場頂いたS様宅へ
「ちょっとおじゃまします。」

S様宅システム

S様とのお付き合いは私がまだ6Fにいた時からのお付き合いで2年数ヶ月になります。最初の出会いはGOLDMUNDでした。 当時は量販店で購入されたシステムだったのですが、GOLDMUNDが私とS様を引き合わせてくれたのかもしれません。 GOLDMUNDのプリ、パワーを購入された後はアクスティックラボのステラエレガンス、今年に入ってEIDOS19-2CHとかなりの勢いでこのシステムまで辿りつかれました。 いつもご来店される時は奥様とご一緒で、満面の笑みで「いきますよ!」とおっしゃって購入いただいております。 本当にうれしい笑顔で、感謝の言葉も出ないほどです。
さてEIDOS19-2CHの納品の際はお伺いしたのですが、回転系の新品だけにまだまだ本領発揮できておりませんでしたが、 今では良い感じにエージングが進んだ様で気に入ってご使用いただけているご様子です。今回その後にQRD B.A.Dの スタンドが発売されたということで、すぐにご注文頂き、背面の処理を行いました。
S様 背面
価格が¥37,000と見た目以上に高価なのですが、思い切ってご購入頂きましたが、B.A.Dの効果にはS様も満足されているご様子です。 S様ご夫妻のお聴きになる音楽はほとんどクラシックですが、生演奏へもしばしば足を運ばれるようです。 やはりその感動を自宅で!!というのがオーディオのきっかけになっておりますが、一歩ずつ理想に近づいてきたというお言葉を頂戴し、 私も本当にうれしく感じております。ステラエレガンスの魅力、GOLDMUNDの魅力を余すことなく発揮させて、もっと理想に近づけていきましょう。

S様 今後とも末永くよろしくお願いします。
それでは、S様の使用システムをご紹介させていただきます。
  • CD/SACD PLAYER
  • GOLDMUND
    EIDOS19-2ch
  • PRE AMPLIFIER
  • GOLDMUND
    MIMESIS27ME
  • POWER AMPLIFIER
  • GOLDMUND
    MIMESIS18.4ME
  • SPEAKER
  • ACUSTIK LAB
    STELLA ELEGANS
  • LINE CABLE
  • GOLDMUND
    LINEAL IC
  • SPEAKER CABLE
  • STRAIGHT WIRE
    ENCORE
  • ROOM TUNING
  • QRD
    デイフュラクタル1200×600×100
  • ROOM TUNING
  • QRD
    B.A.D&B.A.D STAND

    S様からの“ひとこと”
    EIDOS19-2chについて>
    購入前は、SONYの新型にGOLDMUNDのDAC(ダイナオリジナル:MIMESIS21D)の組合わせも強力な候補でした。 購入を決めたのは、ステラボックスジャパンのデモ、潜り込んだ新型プレーヤーの比較試聴会です。試聴会での評判は3番手のようでしたが、 音楽を聴くにはこれが一番だと感じました。
    購入直後は品位のある筋の良い音という印象はあるものの、まだぼんやりと寝ぼけた感がありました。しかし、稼動50時間を越えた辺りからは、 ドッキリするような豹変を何度も見せています。
    今の19の再生音には、艶やかな陰影と透明感、しなやかで大きなダイナミックスと水底に届くような広がりを感じます。
    SACDの音は、SACD媒体の能力を確認するというより、「生音を聴く」に似た非常にリアルな肌触りがあります。 超高価なものは別にして、私としては他に経験の無い音でして、MIMESIS18.4MEのパワーアンプと同様に買い得感があります。 何より嬉しいのはSACDよりも大量に所有するCD再生の素晴らしさにあります。殆どが80年代以前となる、今は稀にしか聴けない名演が蘇ります。 しかし一方録音の程度、演奏のミスが露骨に出るという厳しさもあります。
    メカは、他社新製品と比較し弱点かなという先入観を持っていましたが、 今では19の読取能力は相当なレベルにあると感じています。 この能力も流麗な音の中に隠れ、表立ってこない所がGOLDMUNDの素晴らしさだと思います。

    QRDについて>
    半信半疑で、ディフラクタル1枚を買ってみました。
    SPの間にセットして音を鳴らした瞬時に部屋に響く音の鮮度が一変しました。当然、良い方への変化ですが、 これは使った人でないと分からないと思います。
    金銭的感覚から言うと、これだけ音が良くなるのであれば、非常に安いという事になります。
    さっそくもう1枚買い、SP間に2枚並べました。これで音の響きは更に良くなりましたが、フォーカスをもっと改善する為、もう1枚センターに置きたいと考えています。
    背面からの反射には以前から不快感があり、押し入れの戸を開けていましたが、バッドに足が出来たと聞き、飛び付き買いをしました。
    これを背面に置いた所、唖然として、別の部屋で家事をしていた妻に「おいおい、来てみろ」。 妻曰く、「コンサートホールで聴いているみたい」。僅か60cm四方のバッドは、良い意味で小さな劇薬です。使いすぎは危険のようですが上手く使うと絶対に効きます。 相当にコストパフォーマンスが高いと思います。
    今後は上記のようにディフラクタルの追加があります。また今は「キント雲」(アコリバのシルク)でスピーカー背面の吸音をしていますが、 これをディフュ-ザー2枚(或いはバッド)、背面のバッドの「波型バッド(デジウェーブ)」への変更(もっと効きそう)。 更にフロント反射面にあるラックの移動(これが一番先かな?)、プレーヤーとプリアンプ用電源など、やる事はいっぱいあります。 纏めてやるのは危険ですし、予算的にも今年はボトムですので、一つ一つ効果を見ながら、来年にかけ積み重ねて行きたいと思っています。
    S様ご協力有難うございました。