「NEWS&MAGAZINE」
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Tannoy & Mclntosh


Tannoy & Mclntosh

今回ご紹介のお客様は2年程前でしょうか、ふらりとフロアーに来られてTannoy Westminster Royalの中古品に出会い導入されて数ヶ月、やはり現行品のWesiminster Royal/SEが聴きたくなってしまった、という気持ちが抑えられず最終的には思い切ってWestminster Royal/SEへとお買い替え頂きました。このスピーカーを鳴らす為に選ばれたのがMcintosh MC1201、Westminster Royal/SEを悠々とドライブ出来るだけのパワーハンドリングは日中に聴く大音量と日が暮れてからの小音量、そのどちらにもしっかり応えてくれる組み合わせになっていました。それから暫く経ちまして、やはり慣れとは恐ろしいものでこのシステムの音にも耳が慣れてしまい、もう少しだけ先を見てみたいという気持ちが出てきてしまったようです。それから紆余曲折(かどうかは実のところは私にはわかりませんが)、MC501を導入されMC1201とのバイアンプシステムとなったわけです、システムセッティング後、私も楽しみな気持ちが押さえきれずでしたがお客様もそのようで、気づけばセッティングが終わる少し前からCDラックの前に立ち曲選びに力を入れているようでした。主にクラシックを聴かれるお客様で、この日も出来上がったバイアンプシステムではオーケストラから室内楽、オペラまで次々にCDを入れ替えられているところを眺めながら、システムアップした音に満足頂けているのだと勝手ながら嬉しく思っていました。私もお客様のライブラリーから知っている1枚を選ばせて頂きまして特等席で聴かせて頂きました、サティーのジムノペティ、お客様からは折角バイアンプにしたんだからドカンと鳴らせるフルオーケストラなんかでいけばいいのに、と言われましたがその時は妙にこれが鳴るような気がしたのです。事実、(少なめに言っても)抜群に気持ち良く、タッチのふくよかさまで伝わる程に吸い込まれるような数分間でした、あの瞬間まるで時間が止まったかのような、そんな不思議な気持ちになったので思わずここに書いてしまったというわけでした、ふとした時にあるんですよね、その時の雰囲気とか音楽や気持ちがタイミング良く重なるとこういう事に。Westminster Royal/SEの底知れぬ鳴りっぷりにMclntoshの後押しを確認しつつ、転がるようなピアノの音が今でも頭に残る一日でした。

2012年11月14日(火)

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